インドに来たら、人生は変わるのか vol.256

みなさんこんにちは。Kayoreenaです。

 

今日のBlogのタイトルは

インドに来たら、人生は変わるのか

というタイトルです!

最近、日本の友達に

「Kayoはインドに行って人生が変わったんじゃないか」

「インドですごい経験をしてるんじゃないか」

「インドって、人生が変わるっていうよね」

とか言われることがあります。

Kayoreena
最近でもないか。インドを選んだときから、ちょこちょこ言われていたな…

まだまだインドって、珍しい目で見られる国なんだな−と、そんな国で毎日平凡に(?)過ごしている私は感じます。

さて、8ヶ月住んだ私は、インドで人生が変わったのでしょうか?

 

Kayoreena
人生は変わらないが、人生の価値基準は変わったと思う

 

 

人生は変わらないが、人生の価値基準は変わる

 

そうだ、これがインドに来て起こった出来事だ。

私にとって「人生が変わる」とは、ちょっと違和感のある言葉。

人生が変わる…何か外部的力で「変えられてしまった」ニュアンス。でも人生って、自分で変えるものですよね?

私は「インドに来る」という一つの選択をしたから、それは「人生を変えた」と言えるかもしれないけれど、インドに来たことによって何かが大きく変えられたことはないと思う。

相変わらずトマトは嫌いだし、硬水で髪が傷むのは嫌だ。汚いところも嫌だ。それはインドに来たからといって変わらない。

ただし、物事の判断基準や価値基準は明確に変わった気がする。

今まで日本人が持っていた感覚が、インド人には全く通用しなかったり、日本では起こらないようなハプニングが日常的に起きて、寛容的になったり、より厳しくなったり、そういう基準は変わった。

基準が変わるということは、別の言い方をすると「基準の幅が広がる」という意味でもあると思う。確かに、インドに来て、それは圧倒的に広がった。

それは人生においていいか悪いかというと、私は良いことだと思う。より多くの人の気持や事情を理解できる、心の広い人になれるから(もちろん他にも理由はある)

でも、それが「人生が変わる」ことかというと、全然違うと思う(笑)

皆が思っているような「人生が変わる」ことは起きていない。人生を変えるのは自分だということと、別にインドに来ても、そんな簡単に人生は変わらないということ。

 

あとは「自分探しの旅でインドに来る」的なのも、なんか違う気がする。

何度も言ってきたけど、インドに来ても人生は変わらない。変わるのは価値基準(価値基準が広がることはいいこと)

日本でも、新しい家族を持ったり、大切な人を失ったり、そういう出来事のほうが、人生が変わるんじゃないかなー。

確かに変なところもある国だけど(笑)インドは全てを変えてくれるわけではない。意外と普通に暮らしが出来るし、時間がたてば適応できてしまいます。

それよりも、もっと大切な事象が、私達の人生を変えていくのだと私は思っています。

 

 

君はヒーローにはなれない vol.233

2017-05-11

海外就職が叶う時、どうして怖いと思うのか vol.217

2017-04-24

女性は結局、キャリアを諦めなきゃいけないの? 〜27歳が思う女性のキャリアについて〜vol.211

2017-04-19

 

にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
♡今日の記事がよかったら、1クリックお願いします♡

 

Kayoreenaとは?…本インドブログライター。

2016年9月よりインド就業を開始し、赴任2日目から毎日1本インドブログを更新中。日曜日はインドブログEnglish Version「My Indiary」も更新。Kayoreenaはオリジナルネーム「Kayo」とインドのボリウッド女優「Kareena」をミックスしてつけた名前。

本業はインド就職の人材紹介Miraist 所属。インドで働きたい人の背中を押すべく始めたインドブログが最近の趣味となっている。

また、インドで働く日本人女性のインタビュー「Miraist Woman」の編集長も勤めている。今の目標は日本のメディアでインド連載を持つこと。

 

 

The following two tabs change content below.

KAYO OSUMI

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月よりインドの現地採用で就業。当時よりインドに進出する日系企業向けに、インド現地の話題やビジネスに特化した記事を合計600本以上執筆してきている。2018年1月から東京拠点に移し活動を続ける傍ら、現在は株式会社メルカリのインド人・外国籍エンジニアの就業支援。引き続きインドのマーケティング、調査、人材採用を強みとする。
Kayoreena
もしこの記事が役に立ちましたら、ぜひ皆様のSNSでシェアしてください!◎