女性は結局、キャリアを諦めなきゃいけないの? 〜27歳が思う女性のキャリアについて〜vol.211

みなさんこんにちは!Kayoreenaです(´;ω;`)

今日は久しぶりにPriyankaとランチをしました。

Priyankaとは私のインド人の親友なのですが、インドで一番何でも話せる間柄で、彼女の前ではいつも素直でいれる気がします(もはや彼氏に近いレベル?笑)

今日も本当に楽しかった。何も大した話してないけど(笑)

 

さて、今日の本題は「女性のキャリアについて」です。

27歳の私が考える日本人女性のキャリアの構築について思うところを書いてみたいなと思います!最初に言っておきたいことは「この記事、誰の為に書くの?」というところですが、

日本にいる同世代の女性で、海外就職を目指している人に向けて書きます。

だから対象から外れる人は、読んでも面白くないかもしれません(笑)ぜひ飛ばしてください。

 

私は去年の9月からインドで現地採用として働いています。いわゆる「海外就職」っていうやつです。

私が他の日本人女性と違うところは、自分のキャリアの歴史にあると思うのですが、私のスタートは公務員で、民間企業も3社経験しています(経験しすぎ?笑)

 

公務員と民間、比べるといろいろ違うところはあるのですが、今回フォーカスしたいのは「女性のキャリア」というところで、その視点で考えると、公務員時代によく言われていたことは「公務員は男女平等である」ということでした。

公務員の昇給は決められた試験をパスできたかどうかということで、その機会は男女平等に与えられます。そして、福利厚生の面では産休、育休は当たり前ですがほぼ100%とれます。

私は自分の親も含め公務員だったので、働くことはそれが当たり前だと思っていました。

実際に働いていた女性の先輩たちは「公務員は働きやすい」「私たちは恵まれている」とよく言っていたのですが、正直その意味がわからずにいました。

 

しかし、一つ疑問に思うこともありました。

 

当時、新生児訪問で出産直後のお母さんの家に行くことが多かったのですが、その時会ったお母さんは、結構多くの人が会社を辞めていたのです。

「100%育休を取れる環境」で働いていた当時の私は「なんで会社を辞めてしまうんだろう」と疑問に思っていました。

 

そして、今度は民間企業で働くことになりました。

 

当たり前ですが、公務員とのルールは全然違います。もちろん、会社の規模や歴史、事業のフェーズによっても、ルールが千差万別なのです。

まだ若かった公務員時代の私も20代の後半になり、友達が結婚したり出産するにあたり、自分の今後のライフプランや働き方を考えることも多くなりました。

 

実際に自分が民間企業で働くようになり、そして、周りの友達の人生選択を見た時に正直に思ったことは「女性が結婚・出産を機に会社を辞めるのはすごくよく分かる」ということでした。

 

男女平等…

といいながらも、仕事の内容や、仕事を与えてもらう機会は、決して平等ではないと思います。

これは「女性の活躍する場が奪われている!」という意味を込めているわけではありません。男性に対してきつい仕事を課している、という場合もあります。

そうではなくて、伝えたいことは、事実として平等ではないということです。

ここでは具体的に何がどう平等ではないかとか、そういうことは書きません。ただ、やはり平等とはいい難いというのが私が感じた意見です。だから時として、女性は仕事を辞めざるえない状況があるのだと考えています。

 

ちょっとネットを調べてみたのですが、5年に1回の頻度で実施される、国立社会保障・人口問題研究所の「出生動向基本調査 夫婦調査」の集計によると、第1子の出産を機に6割もの女性が退職するのだそうです(2014年結果)

この数字、改善はされてきていますが、結構多いですよね。これ、意外と自分に当てはまる話かもしれません。

 

私は仕事をとても大切にしてきました。もちろん今も、これからも多分大切なものです。

なので、若い頃の自分は知らなかった、なんとなく気づいてしまった事実に、いろいろ思うことはありました。

 

決して悲観的にはならないです。ただデータとしてある事実、現実はしっかり受け止めないといけないのかなと思っています。

 

今日伝えたいことは「いまの日本社会で働く日本人女性は、半数近くが結婚を機に辞めることになるらしいよ」ということではありません。

 

そういう事実を踏まえ「どうやって自分らしく働いていける女性になるか」という話です。私の積み上げてきたキャリアも、いつか諦めなくてはいけないのか。。。ではなく、どうやって続けていけばいいのか?という話です。

 

ここからは私の意見になりますが、上記のような事実も踏まえ、やはり結婚前に自分のやりたいキャリアをとことん追求することはすごく重要なのではないかと思います。

関野さんもよく候補者の方々に言うのですが「自分のキャリアの軸」を20代で作ることがすごく重要なんだそうです。

 

私もそれには同意で、今、日本では多様な働き方が増えてきている分(フリーランスや個人事業主等)、きっと軸を持っている人は、何かライフプランに大きな変化があっても、仕事を創り出せると思うのです。

今はどこかに所属して、雇われて働くことだけがすべてではないと思います。特に女性は、もっともっと多様な生き方を選択していっていいでしょう!そのために、自分のやりたいキャリアをとことん追求することが重要と考えます。

そういった意味でも海外就職というのは、一つキャリアの軸を作るにはすごく良い環境です。

 

私の今日伝えたかったことは「いつまでも自分らしく働くために、若いうちは全力で「キャリアの軸」を作っていこう!」というメッセージです。

 

私は、誰かに「女性の社会進出を推進して!」とか、そういうことは思いません。。悲観的にもなりません。

私達が今の時期を生きるのは一瞬です。誰かが変えてくれるのを待つのではなく、自分が変わっていくことをおすすめします。

 

ちょっと長くなりましたが、今日はそんな感じです(*^^*)

 

下記、参考URL載せておきます!

海外に出た20代後半女子が贈る!30歳を目前にしたライフプランとの向き合い方

女性は仕事と家庭を両立できない!?|全米で大論争を巻き起こした話題の論文

 

Kayoreenaとは?…本インドブログライター。

2016年9月よりインド就業を開始し、赴任2日目から毎日1本インドブログを更新中。日曜日はインドブログEnglish Version「My Indiary」も更新。Kayoreenaはオリジナルネーム「Kayo」とインドのボリウッド女優「Kareena」をミックスしてつけた名前。

本業はインド就職の人材紹介Miraist 所属。インドで働きたい人の背中を押すべく始めたインドブログが最近の趣味となっている。

また、インドで働く日本人女性のインタビュー「Miraist Woman」の編集長も勤めている。今の目標は日本のメディアでインド連載を持つこと。

 

 

 

 

 

Home

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
The following two tabs change content below.

KAYO OSUMI

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月よりインドの現地採用で就業。当時よりインドに進出する日系企業向けに、インド現地の話題やビジネスに特化した記事を合計600本以上執筆してきている。2018年1月から東京拠点に移し活動を続ける傍ら、現在は株式会社メルカリのインド人・外国籍エンジニアの就業支援。引き続きインドのマーケティング、調査、人材採用を強みとする。
Kayoreena
もしこの記事が役に立ちましたら、ぜひ皆様のSNSでシェアしてください!◎