『恩送りの文化』を創る人 〜第3回インド若手勉強会レポート〜 vol.401

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みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!

本日は、第3回目の若手勉強会を開催致しました。

 

 

Kayoreena
インドの若手勉強会は、何かにやる気があったり、何か行動を起こしたい!というようなメンバーが、情報共有したり、勉強会を開いて、ともに成長する、というコンセプトです。

 

 

今回のテーマは「自分が関わっている仕事のビジネスモデルの共有会」でした。

参加メンバーは私含め4名でした。

現地採用20代女子(私)日系企業駐在員30代男子(男性というべきか?!)、Kayoreenaブログに度々登場する、インドで起業する同居系起業男子

 

そして、

今回イギリスから素敵なゲストの方が参加してくださいました!黒川遼太郎くんです。

 

2017年9月より、イギリスのリーズ大学へ交換留学中の21歳(あの、佳子さまと一緒の大学!普通に「おはよう」って話しかけるらしい)

愛の連鎖を生み出すSpreading Loveを始めとする第三者を巻き込むアートプロジェクトを日本、韓国、台湾で開催。現在、アジアとヨーロッパを繋ぐプロジェクトを展開しています。

斬新な「アートの在り方」の着想が評価され、TEDx Talks登壇が決定!

 

こちら、黒川くんが登壇したTED Talksです。

そんな面白いメンバーで開かれた勉強会でした。

 

 

各々が関わっているビジネスモデルについて

 

食事が終わってから、本題であるビジネスモデルの共有について、発表と質疑応答が行われました。

私からは、自分のブログ運営について話しました。

 

どういうきっかけでブログがスタートしたのか

無料ブログから有料へ移行した理由

ブログについてある広告について

収益化はどれくらいできているか

最近のブログで稼ぐ方法のトレンド

サーチコンソール・AdSenseについて

このあたりの情報を共有しました。

 

駐在員の方からは、現在所属する会社がインド市場で行っているB to Bのビジネスについて教えていただきました。

現在、どんな製品を扱っているか、今後3年、5年の売上予想、関連業界のデータについて、営業の方法など、こちらも普段過ごしていたら絶対知り得ない知識ばかりで、特に日系企業のインド市場向けの挑戦というのは非常に興味深く、参考になりました。

 

黒川くんからは、ご自身が関わっているSpreading Loveが、どのように生まれたのかというエピソードについて。

このSpreading Loveがはじまったきっかけは、黒川くんがヒッチハイク中に起こったあるエピソードがきっかけでした。

当時ヒッチハイクしていた黒川くんが、車を降りるときに、ドライバーの女性の方から、一輪の花をもらったんだそうです。

そしてそこには「次の人にお花を渡してください」と書いたメッセージカードも一緒に。

黒川くんはその花を受取り、そして次に車に乗せてもらったドライバーの方に、感謝とともにそのお花を渡しました。

そのときに、ココロの中で「嗚呼、いいな」と、感じたんだそうです。

 

誰かから貰った恩を、その人ではなく、また違う誰かに渡す

 

そうやって、give and giveが続いていく社会、「恩送りの文化」というものを、一輪の花を渡すことで表現したい。

ご自身のエピソードをきっかけに、この一輪の花を渡す活動をSpreading Loveと名付け、世界各地で実施しているのだそうです。

 

 

 

Kayoreena
今私達が受けているのは、過去の人達からの恩。これを私たちは、ミライの人たちに渡していきたいと語っていた黒川くん。若干21歳。日本のミライは明るい!

 

そしてラストは、28歳同居系起業男子(正確には元同居系起業男子 笑)から、現在のビジネスの近況報告を。

 

今回起業男子が語ったインドビジネス3つのポイントについて

 

1.市場選定を考える

インドの美味しいところは人口ボーナス。今後、圧倒的に増える市場を狙うべし。

 

2.小さく始めて検証する

小さくはじめ、結果を出して、方向修正。PDCAを超高速で回すべし。

 

3.コピーされにくいモデルを創る

日本人である強みを活かし、インド人ではできないビジネスモデルを作るべし。

 

 

 
Kayoreena
これ、めちゃくちゃ深いです。

 

 

こんな感じでした。

 

さまざまな業種から集まった4人の視点は、どれもお互い新鮮で、すごく充実した会だったのではないでしょうか。お酒なしなのに、皆すごく話しましたよね(笑)

 

起業男子が言ってたけど、インド市場で重要なのは「応援し合える仲間を作ること

「あいつも頑張ってるし、俺も頑張ろう」

 

これがすごく重要なんですね。

 

今回はわざわざイギリスからインドに来ていた黒川くんをはじめ、皆さんにご参加いただきすごく嬉しかったです!私も引き続き頑張ります。

 

 

Kayoreena
ちなみに黒川くんがインドに来た理由は、今週開催されているグローバルパートナーシップサミットに参加するためなんだそうです。

明日からは17日まではフリーみたい。どうやって過ごせばいいかな?

私はとりあえずサイバーハブは見てねって言ったけど、他にもおすすめなところあったら、ぜひ教えてください!

 

 

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KAYO OSUMI

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月よりインドの現地採用で就業。当時よりインドに進出する日系企業向けに、インド現地の話題やビジネスに特化した記事を合計600本以上執筆してきている。2018年1月から東京拠点に移し活動を続ける傍ら、現在は株式会社メルカリのインド人・外国籍エンジニアの就業支援。引き続きインドのマーケティング、調査、人材採用を強みとする。
Kayoreena
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