優秀なインド人エンジニアを日本へ!日本でインド人エンジニアと働く方法 vol.342

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kayoreena920

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月インド人材紹介会社Miraist 所属。インドで働き始めて毎日1本インドブログを更新。インドで働きたい人の背中を押すべく始めたインドブログが、最近の趣味となっている。
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みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!

 

今日は「日本でインド人エンジニアと働く方法」ということで、

PIITs〜Project Indian Instituted of Technology

についてご紹介します。

Kayoreena
日本企業の皆さん、このPIITsをつかうと、インドの優秀なエンジニアをインターンで受け入れることができます。

 

PIITsとは?

人材派遣会社のウェブスタッフが2016年より開始した人材派遣サービスです。卒業後の進路選択を目的として、世界の理工系大学の最高峰に位置するインド工科大学3年生を2ヶ月間、インターンシップとして日本で就業体験させることを目的としています。

世界で最も優秀にして採用が困難だとされるインド工科大学生に対して全世界で最初のアプローチをすることが可能です。彼らにとって最初の就職活動がこのインターンシップとなります。

日本のエンジニア不足に備え、将来は海外エンジニアを受け入れる日が来る。

【PIITsのHPより】
日本国内では現時点で17万人のIT技術者が不足していると言われています。さらに高齢化がささやかれる昨今、現役世代の技術者の減少が浮き彫りとなっています。
また数少ない技術者たちも優秀な人ほど、すでに多くの案件に携わっており人材のサイクルが滞っています。
現状の日本では若く優秀な技術者を社員として迎えるには相当なハードルがあるでしょう。

 

Kayoreena
とは言え、日本側がインド人を受け入れる不安要素が多いのも事実。日本とインド…文化の差が大きいこの両国間で、うまくやっていけるの??

成功事例あり:東日印刷(株)

実際に東日印刷(株)さんがPIITsのプロジェクトを通じ、2名のインド人の採用に成功しています。

 

インターン期間中の様子

英語ができる人間は社員にほとんどいませんでしたが、翻訳ソフトを用いたり、食事時間や、プライベートでの観光案内を通してコミュニケーションを重ねてきました。IITsの学生も熱心な姿勢で日本語の勉強をしており、お互いコミュニケーションに関しては大きな問題となることはありませんでした。

結果として社内で英語を用いようとする気風が高まり、グローバル化が進む昨今、いち企業として有意義な時間を過ごすことができました。

 

実際のインド人エンジニアの声

 

【インド人エンジニア1人目】

IITsを卒業後、東日印刷さんで働くことになりました。インターンでの私の役割はグループスケジュール管理システムの構築でした。JavaScript、Ajax、PHP、MySQLなどを駆使して開発していました。

初めての日本には不安を感じていましたが、東日印刷の方たちはとても温かく迎えてくださり感謝しかありません。

日本のハイレベルな企業でのシステム開発は緊張感以上にやりがいを感じずにはいられませんでした。インターン期間中はIITsで学んだことを活かし、東日印刷さんに貢献させていただきました。そして日本の業務のクオリティの高さに驚かされました。

これからも東日印刷さんの業績アップに貢献するつもりです。ひいては日本のIT業界の底上げに寄与できればと熱意を燃やしています。

 

 

【インド人エンジニア2人目】

私はIITsのコンピュータサイエンスから日本にやってきました。東日印刷さんではオンラインスケジュールの開発業務に携わりました。使用言語は多すぎて数え切れません。状況によって必要とされるものを柔軟に使い分けて就業していました。

そんな私ですが、日本人の方とともに働けて幸せでした。一つ一つの仕事に魂を込める意気込みはIITsでは学べなかったことでした。おそらくこれから日本の企業へインターンに向かうIITsの学生は日本企業の魂の伝統に感銘することでしょう。

私たちの仲間とこれから出会う日本企業のみなさま、お互いの素晴らしい部分を共有し発展、イノベーションしていきましょう。IITsとクールジャパンなら可能です!

東日印刷さんにはお世話になりました。これからもよろしくお願いします。

 

 

Kayoreena
す、すごい。みんなのやる気!!

インド人エンジニアを受け入れた企業側の声

【HPより東日印刷株式会社 総合企画室次長 岩本様のコメントを引用】

弊社は当初IITsに関して熟知していたわけではありませんでした。しかし本業としてこれまで手掛けてきた新聞印刷とは全く別のことにチャレンジしていこうという会社方針のもと、今回IITsインターンの受け入れを決めました。

実際に受け入れてみて意外だったことは、実はあまりありません。食以外は日本人と大きなズレは感じないですし、お互い冗談を交えた雑談でも盛り上がります。インターン生側もうまく順応していると感じます。ただ彼らと接して初めて知ったことは、IITsの学生はいろんなものを背負って学習しているということです。家族のつながりがひと昔前の日本と似ているように思います。

受入側が英語が話せること、大きなプロジェクトに参加させてあげることも大事ですが、2ヶ月の間で何かを成果として生み出す環境を与えてあげることが大切です。今回の社員のスケジュール管理ソフトも東日印刷で実用化させるというのがインターン生にとって達成感を得られる成果だと思っています。

 

日系企業の皆さん、インド人エンジニアを誘致してみませんか

このような形で、PIITsを通じ、インド人エンジニアを日系企業に誘致する取り組みが行われているという、事例の紹介でした。
日本にいる皆さんは、あまりピンと来なかったかも?しれませんが、インド人と一度でも働いたことのある人、インドで働いたことのある日本人は、この取り組の凄さってわかると思うんですよね。
先日ForbesJapanにあがった記事でも、インド人エンジニアの日本誘致は難しいという評価がされているんです。

日本へのインドIT人材招致が成功しない理由

 

本文より

実際、インド人は母国で働いた方が良いのだ。ニューデリーは東京よりも人材の確保と維持において好条件がそろっている。これは、世界経済フォーラム(WEF)が発表した2016~17年版の国際競争力報告書で示された重要な調査結果の一つだ。

これには、いくつか確固たる理由がある。人材は非常に流動的で、成長と機会のある場所へと移動する。過去20〜30年の間、2桁台に近い成長率で進化してきたインドに対し、日本は経済停滞から抜け出せずにいた。

その間、インドは米アマゾンなどの外資系大手を誘致してきた。こうした企業は、同国のソフトウエアエンジニアやプログラマー人材を活用するべく、研究センターを設置。インド系企業も事業の国際化を続けている。

 

こんな感じで、まだまだ出来ない理由はたくさんあるのですが、日本が次のステージに行くためにも、インド人エンジニアと働くという手段を選んでみるのは、いいことなのではないでしょうか。

やらない理由はたくさんありますが、PIITsのような取り組みを通じ、何か新しい方法を模索していかない限り、次のステップにいけないことも事実です。

Kayoreena
私も引き続きインド人エンジニアと日本側の動向は追っていこうと思います

 

今回は「日本でインド人エンジニアと働く方法」ということで、PIITsの取り組みをご紹介しました。










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