TikTok禁止によりインド系スタートアップに追い風 vol.528

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みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!

今日は現地スタートアップの記事を簡単にシェアします。とあるインドのショートムービーのスタートアップが資金調達をし、更に6月以降驚異的な成長を遂げているというニュースです。

バンガロールを拠点とするビデオファーストエクスペリエンス発見プラットフォームTrellは、KTBネットワークが主導するシリーズAの資金調達ラウンドで$ 11.4 Mn(1140万ドル)を調達。

TrellはIITムンバイの卒業生チームによって2017年に設立されたショートムービーのプラットフォームです。主にライフスタイルに関する情報シェアに特化しており、旅行や地元の体験をシェアする目的で活用されているとのことです。そこから様々なコミュニティも作られており、現地の言語(約7言語)にも対応しています。さらにアプリ内での商品購入も可能。

引用元

この企業はこれまでにも1695万ドル調達してきていましたが、転機となったのはインド政府が6月にTikTokを含む中国系のアプリを禁止した施策です。それ以降、Trellはその後5日で1200万ダウンロードを記録し、成長率500%となりました。

全体としてアプリのダウンロード数は7,500万、月間アクティブユーザー数は2,500万です。過去12か月間に、同社は27倍に成長し、インドで著名なライフスタイルソーシャルプラットフォームの1つとして浮上しています。

インド系のスタートアップは全体的に追い風

もちろんTrellが中国系アプリの禁止令の恩恵を独占しているわけではありません。2019年6月の時点でインドで2億人以上のアクティブユーザーがいたTikTokの禁止により、短編動画共有プラットフォームのポジションに大きな穴が空きました。

例えば「Chingari」と言われる短編動画共有プラットフォームのアプリも、驚異的な伸びを記録しています。

これまで莫大な資金と勢いに押されてきたインド系スタートアップは、中国系のアプリがごそっといなくなった事により、新たなチャンスを手に入れたようです。

しかし一方で、インドの大手財閥であるリライアンスが何やらTikTokと交渉中という噂もあります。

一旦中国系アプリは禁止されたものの、今後の動きによっては何か変更があるかも?しれません。現時点ではインド系スタートアップに関しては追い風。どこまでシェアを伸ばしきれるか、勢力図に注目です。

 

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KAYO OSUMI

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月よりインドの現地採用で就業。当時よりインドに進出する日系企業向けに、インド現地の話題やビジネスに特化した記事を合計600本以上執筆してきている。2018年1月から東京拠点に移し活動を続ける傍ら、現在は株式会社メルカリのインド人・外国籍エンジニアの就業支援。引き続きインドのマーケティング、調査、人材採用を強みとする。
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函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月よりインドの現地採用で就業。当時よりインドに進出する日系企業向けに、インド現地の話題やビジネスに特化した記事を合計600本以上執筆してきている。2018年1月から東京拠点に移し活動を続ける傍ら、現在は株式会社メルカリのインド人・外国籍エンジニアの就業支援。引き続きインドのマーケティング、調査、人材採用を強みとする。