みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!
少し前の話になりますが、先日、インド・バンガロールでスタートアップ企業で活躍するCEOの方々の集まりに参加させていただきました。
今日は蛯原さんのお誘いでインドスタートアップ企業の方々が集まるミートアップへ👳✨
蛯原さんとはずっとtwitterでのやり取りでしたが、初めてお会いできて嬉しかったです🙏
インドの発信者として認知してもらえて良かった😆✨
Docs app代表のお二人も一緒に✨
ありがとうございました😊💕 pic.twitter.com/N6SwpeypBz— Kayoreena / Kayo Osumi (@kayoreena1021) 2018年4月16日
今までtwitter上でのやりとりであった蛯原さん@TakeshiEbiharaと初めてお会いすることができました。
蛯原さんが設立したリブライトパートナーズは成長著しい新興アジア市場への日本企業による進出の支援、それによる日本の発展成長への貢献、アジア新興国の優秀な起業家への投資育成を通じての、アジアへの貢献をミッションに掲げています。
日本経済・社会の発展のために、これから世界最大の経済圏となるアジアの成長の取り込みこそが要であり、そのためには、従来型の現地大企業との合弁や独資によるアジア進出ではなく、これからのアジアを担う優秀なスタートアップや現地起業家との連携こそが有効であるとのこと。
リブライトパートナーズは7年前より東南アジアにおけるITスタートアップへの投資をはじめ、現在ではインド投資にも注力しています。
既に10か国にわたる新興アジア地域への投資を行っており、投資・育成活動を通じて得られる知見・人的ネットワークを活用して日本企業のアジア進出のご支援にも注力しております。(HPより引用)
実際にリブライトパートナーズが投資しているインドスタートアップ企業の例
1つめはDocsApp。実はこちらの企業、私が以前こちらのブログでも紹介させていただいていたお医者さんと患者さんをオンライン上でマッチングさせるアプリケーション!
代表のSatishさん、別日でインタビューさせていただきました!(そちらの様子は後日)
SatishはForbesのUnder 30 Indiaにも選ばれています。
Satish Kannan https://t.co/N1Jx5xDUtx
— Kayoreena / Kayo Osumi (@kayoreena1021) 2018年4月26日
Satishとの2ショット。
セルフィ左寄りすぎ。#インドメモ#DocsApp pic.twitter.com/EqmKdMX709— Kayoreena / Kayo Osumi (@kayoreena1021) 2018年4月18日
モバイルゲーム FLIXY GAMES
二つ目はFLIXY GAMES(HPよりサムネイル引用)
インドを代表するゲームパブリッシャーで、インドのユーザー向けにカスタマイズされたモバイルゲームを提供します.
今日はFilxy GameのCEO,Felixとカレー。
日本で何食べたい?と聞くと、カレーと答えた。そっか笑
チキン大丈夫?って言ったら食べられるよと言ってたけど、チキンほとんど残してて、本当は食べれなかったのかなとか気になってしまった(笑)
いろいろおもしろい話ができました。 pic.twitter.com/qsuS2AJFeq
— Kayoreena / Kayo Osumi (@kayoreena1021) 2018年4月19日
インドのゲーム市場は大きなマーケット
2016年、モバイルのReliance Jioが,データ通信料の95%値下げを大々的なプロモーションを開始したことをきっかけに、ライバル企業との値下げ合戦が勃発しインフラが急速に拡大。
2016年以前にはインド国内全体の月間データ消費量が2億ギガバイトだったのに対し,2017年にはアメリカと中国を足したよりも多い,15億ギガバイトにまで拡大することになりました。
今では,全消費者のうち22.4%がスマートフォンを利用するに至っていおり、Android及びiOS市場においても,アプリのダウンロード数はアメリカを抜いており,2018年のモバイルゲーム市場の規模は6億4900万ドル,さらに2020年には9億4300万ドルに跳ね上がると試算されており、ゲーム業界は大きな産業の一つとして注目されています。
[GDC 2018]次の巨大ゲーム市場はインド。世界最大のデータ消費量を記録したインドにゲーム業界も注目 https://t.co/mTHTHKwDVj @4GamerNewsさんから
— Kayoreena / Kayo Osumi (@kayoreena1021) 2018年4月26日
その他、
自動運転やロボティクス向けの、AIコンピューティングをベースとしたSoC(システム一体型半導体集積回路)の研究開発企業AlphaICS、
インド最大規模の医療機器を専門としたB2Bマーケットプレイスで、現在は3,500を超える病院と連携しながら50,000点の製品を毎月2,500もの顧客へと届けるMedikaBazaar
画像解析向け組み込みシステムの研究開発企業で、監視カメラ等の用途向けにエッジサイドで高速・高度な解析処理を行う独自技術を有するUncanny Vision(日本での使用事例あり)
セカンドハンドの服やバッグ、靴やアクセサリーなどを売買するためのCtoCマーケットプレイスを展開しているインド版メルカリELANIC
インドの旬なニュースを60文字以内でで配信するアプリケーションInshorts
大企業と SME(中小企業)向けに都市内物流サービスLetsTransport
インドの物流スタートアップLetsTransportが400万米ドルを資金調達、日本のGMO-VPやリブライト・パートナーズらが出資に参加 https://t.co/irHmCeQnfx @thebridge_jpさんから
— Kayoreena / Kayo Osumi (@kayoreena1021) 2018年4月26日
効果的なAIシステム上に構築されたDSS(意思決定支援システム)を提供するTOOKITAKI
このような企業への投資をされています。
蛯原さんが考える日本企業がインド企業と組むメリットとは?
“地球上最後の超大国”インドを支えるITベンチャーのエコシステムとは?(リブライト蛯原)【K17-6E #4】 https://t.co/m5z4kluG4l @ICC_MEDIALABさんから
— Kayoreena / Kayo Osumi (@kayoreena1021) 2018年4月26日
蛯原さんはNewsPicksなどにもインドに関する記事を掲載されておりますが、こちらの内容では下記のような点においてインド経済の可能性を述べられておりました。
- 中国の経済成長(1980-2005)とインドのそれが(1990-2015)非常に似て推移している。
- スマートフォンユーザーが世界的に見て中国・インドの2強でダントツ。
- インドには優秀な人材を供給し続けるシステムがある(IIT(Indian Institutes of Technology=インド工科大学)という世界でもトップレベルの理工系大学では、ここだけで毎年1万人の卒業生が毎年)
- 米国VCにはインド人キャピタリストが増えている
- リープフロッグ型の発展が起こっている
我々は3年前ほどからインドに着手して今は10社ぐらいに投資しています。だいたい2つのセグメントに対して投資をしています。
榊原さんが先ほどおっしゃっていたように、日本と現地の市場、企業、イノベーションをつなげるファンドを、「ゲートウェイファンド」と我々は呼んでいます。どう成功事例を作ってお互い活性化していくかということをやっています。
特に、日本は製造業が強くてインドは算数が得意なので、今のAIやIoTというパラダイムの中ではベストカップルなのではないかと思います。
徐々にそういう案件も出てきていて、日本の大きな製造業がインドのダッシュボード解析を提供するような会社へ出資したり買収したりして、新しい物を売って、それをグローバル展開していくという動きもかなり出ていて、それが今後加速化していくのではないかと思います。(本文より)
インドの企業への投資(VC)という視点で、日本とインドは相性がいいといえるでしょう。
VCの業界は私も最近知ったのですが、新たな可能性への投資は、あらゆる現状から未来を予想し判断するためすごく難そうだけど、話を聞いていて面白いなと思いました。
久しぶりにインドネットワーキング楽しすぎた!!これから3次会! pic.twitter.com/SS82LR2B9b
— Kayoreena / Kayo Osumi (@kayoreena1021) 2018年4月16日
インドと一口に言うがデリーやバンガロールとその他の地域では国同士の差以上に差がある。米国も両海岸部と内陸部では大きく異なるし、国単位の競争だけを見ていると保護主義的な読み筋しか出てこないが事実はそれだけではない。
私は昨年の年頭所感で「アジア・シフト」すなわち中国をはじめとするアジア諸国の勃興が、今後の日本に最も影響を与える、と書いた。今後数十年かけてその傾向は強まるはずだ。
しかし今年からはそれに加えて都市によるグローバリズムの再定義(グローバリズム2.0)による地政学の再編が本格化すると思う。
このアンビバレントな時代においては、世界各地に自らの足で行って、目で見て、何より重要なことは自分のアタマで考える事が肝要だろう
KAYO OSUMI
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