【インド現地レポート】インド挑戦最初の1週間を振り返って vol.462

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みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!

 

この度、INDIA BLOG初の企画!

インドに挑戦する日本の方々からの『インド現地レポート』をお届けします。

 

今回、この企画にご協力いただいた1人めの方は、九州出身40歳男性のgioさん

現地での様子をリアルタイムで発信していただきたく、記事の執筆をご依頼させていただきました。

さっそく、インドで1週間過ごして感じたgioさんの現地レポートをお届けしたいと思います。

 

 

インド挑戦最初の1週間を振り返って

 

 

はじめまして!gioと申します。

 

Kayoreenaさんに「アウトプットすると記憶にも残りやすい」と勧められて、インド挑戦の記録をアウトプットする事にしました。文章で自分の想いを綴る事自体が初めての体験なので、不自然な点もあると思いますが・・・宜しくお願いします。

 

少し自己紹介を。

僕は、九州出身で2回目の成人式を迎えた男子です。本厄40歳のこの歳まで、九州以外で生活した経験なし。そんな僕が、なぜインドへ?

 

38歳の時に、一大事件。息子が産まれたのです!

 

人生最良の時を迎えたと同時に、自分の人生について、立ち止まって考えるキッカケに。

 

考えた結果「もっと海外で活躍出来る能力を身に付けて、日本の社会に貢献したい!」と決意。

恥ずかしい事に、若い時は真剣に自分の人生を考える時間を取ってなかった。Kayoreenaさんの様に若くして気付いていれば人生違っていたかなと思うけど、「始めるのに歳は関係ない」と言い聞かせて海外挑戦の決断。

もちろん2歳の息子を妻に託していく訳だから、後ろ髪もそうとう引かれた。だけど、妻から「人生一度切り、挑戦出来る時に挑戦するべき」と発破を掛けられ、会社の海外赴任プログラムに手を挙げたのです。

ありがとう妻!

 

海外挑戦決意はしたけど、インド行きは会社からの指定でした。

元々インド人の友人もおりインドには興味があったけど、実際に住むとなるとハードルが高いなというイメージ。生活環境、治安、インドの特殊な商慣習など不安だらけ。

しかし、折角の海外挑戦なので、得るものが多い方がいいぞと思えて来て、「インドが俺を呼んでいる」という風に勝手に考える様に。あと、少し打算的な言い方だけど、インドで働いた経験があるというのは、人とは違ってキャリアだよね?それだけで自分の市場価値が上がるなとも考えました。

そして何だかんだ色々あって、2018年4月24日火曜日!ついにインドの地に降り立ちました!

最初の印象は、意外と綺麗

空港のイミグレーションでも、「日本人か?日本人は良く働くんだろ?」みたいな事を話しかけられて、第一印象よし!いつも僕は、空港のターンテーブルを出る所の印象を注意深く見るんだけど、意外と落ち着いた印象。ベトナムやカンボジアの方がゴチャゴチャした感じがあるかな。

来る前は、人がたくさんで飲み込まれる様にして入国するイメージでした。(人口12億人のイメージに引っ張られすぎ)

 

空港から、居住地であるグルガオンへ車で移動。牛や野ブタがいつ見れるかワクワク。しかし初日に見たのは、隅っこにいた牛1頭、マンション近くにいた野ブタ(イノシシみたいなやつ)1頭だけ。話が違うじゃん!もっと牛と豚と猿を街中で見せてくれ!笑

同僚の話によると、豚はこの一年でだいぶ駆除されて、この頃はあんまり見ないとの事。牛は、焦らなくてもたくさん見られるよと。サイバーハブなどを見ているとシンガポールにいるんじゃないかと錯覚してしまう程の発展ぶり。日本にいるとステレオタイプでインドの事を見てたんだな~って思った。

Kayoreenaさんのブログ読んで、事前学習していったにも関わらず、「そうは言ってもインドは、こうだろう」みたいな先入観があったんじゃないかな。ブログ読んでない人は、なおさら誤解している訳だよね。その誤解を解いていくのが、僕らの役目だなって確信した瞬間だった

 

同僚が気を使って、食事は日本食を中心で連れて行ってくれる。はじめからスパイスの効いた本場のインド料理を食べるとお腹を壊す駐在員も多いとか。

そこで驚いたのが、グルガオンでの日本食レストランのレベルの高さ!他のアジア諸国での日本食より美味しいんじゃないかな。

初日の昼食で行った「くう楽」さん。日本でラーメン食べてるのかって錯覚するくらい味も雰囲気も日本だった。(ブログで知っていたので、初めての気がしなかったし)

他のレストランも飲み会やランチで行く事が多いけど、質が高いと思う。ちなみに僕の胃は、同僚の気遣いもあり、インド料理を食べた後も問題なく稼働しております。

 

 

職場の雰囲気は、日本より家族的な感じだった。始業時間は何となく始まって、終業は何となく終わって帰っていく。インド人の同僚は、お茶しに行って中々帰ってこない等々あるけど、すごく雰囲気のいい職場。

一番嬉しかったのが、隣に座っているインド人同僚が、自分のランチをシェアしてくれた事。インドの家庭料理の味を教えてやるからって、彼の奥さんが作ったチャパティとカレーのランチをご馳走になった。インド人って思ったよりフレンドリーだな~。髭面で怖いなって思ってゴメン。聞いたら俺よりも5歳年下か。仲良くしような!

 

 

 

インドで独特だなと思う事は、カースト制度と関連があるのか、職場に色々な仕事をする人がいるという事。チャイボーイだったり、掃除の人だったり。カーストは、職業を分ける階層でもある様で、彼らの職業もそれで決められている様。この慣習理解するには、少し時間が必要かも。

日本人の同僚に聞いた特徴としては、インド人は前日喧嘩別れしても、次の日にはケロッとして話しかけてくるとの事。日本人だとそうはいかないよね。でも自分の主張はしっかりしてきて、離職率も高いらしい。働き方こそ文化が色濃く反映されるのかも。僕のグループにも2人インド人メンバーがいるので、そこのところを理解して接していこうと思う。

 

まだ5日間しか生活していないけど、インドのイメージいい意味で裏切られた感じ。いかにステレオタイプの情報で判断していたのかが分かる。

しかも日本国内では、インドの情報が少なすぎる。日本以外の先進国がインドに熱い視線を送る中、日本人にもインドにもっと興味を持ってもらいたい。もちろん、いい面ばかりではないと思うけど、インドから何かインスパイアされる事あるんじゃないかな。特に僕の仕事は旅行業で、日本とインドの学生の相互交流をメインのミッションにしているので、その点に注目して頑張って行きたい。

壁にぶち当たってめげそうになったら、この文章を読んで復活出来たらいいな。

最愛の家族を残して来ての挑戦なので、大きな収穫をこのインドで得て帰る。

 

次回は、いきなりインド式結婚式に招待された話やら深夜のウーバーで切れかけた事を残そうと思う。

 

 

gioさんの第一回インド現地レポート、いかがだったでしょうか?

ほぼ編集無しでお届けしています!しっかり文章構成されており、私としてもありがたい限りです…!

 

ブタが駆除された話は私も知りませんでした(笑)やはり、皆で情報を共有することの重要性を感じています。

おそらく今後、さまざまな珍事件やトラブルなど起こるかもしれませんが、そんなときにはこの第一レポートを思い出して、ぜひインドを楽しんでいただきたいと願っております。

引き続き、よろしくお願いいたします!

 

INDIA BLOGでは、このような形でインドの現地の様子を執筆してくれる方、随時募集しております:D  『インドにチャレンジする日本人を応援したい』というコンセプトに共感できる方、ご連絡お待ちしております♡

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KAYO OSUMI

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月よりインドの現地採用で就業。当時よりインドに進出する日系企業向けに、インド現地の話題やビジネスに特化した記事を合計600本以上執筆してきている。2018年1月から東京拠点に移し活動を続ける傍ら、現在は株式会社メルカリのインド人・外国籍エンジニアの就業支援。引き続きインドのマーケティング、調査、人材採用を強みとする。
Kayoreena
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