みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!
GW,皆さんいかがお過ごしでしたでしょうか??
今日はインド帰りのハイデラバード出身Sukeeshが教えてくれた話を書きたいと思います。
インド・ハイデラバードについて
ハイデラバードはインド南部のテランガーナ州の州都です。テクノロジー産業が盛んで、高級なレストランやショップも多く見られます。旧クトゥブシャーヒー王朝の首都で、ダイヤモンド取引の中心地であったゴルコンダ要塞などの史跡があります。
実はインド6番目の都市(ムンバイ、デリー、コルカタ、チェンナイ、バンガロールの次)で人口760万人程度。インドのIT産業を牽引する街としてバンガロールに並び有名なITの街。
なんでハイデラバードがITの街で有名なの?
▶こちらSukeeshのインスタからお借りしてきました。
バンガロールがインドのシリコンバレーと言われていることは有名な話ですが、ハイデラバードもITの街としてインドで有名なのはなぜでしょうか。
例えばGoogle。
2015年には南アジア最大の開発センターを設立するために、4年間で1,000 crore(100億ルピー)投資するという同社の計画を発表していました。22階建てのランドマークとなるタワーが完成しており、すべてがGoogleの計画通りであれば約13,000人の人々に雇用を提供することになります。
これは米国本社以外にあるGoogleの最大のキャンパスとなります。
インド・ハイデラバードにもうすぐGoogleの米国外で最大の第2拠点が完成する。#インドメモ Google’s 2nd biggest campus in Hyderabad soon https://t.co/4BqVs9OYu8 @TelanganaTodayさんから
— Kayoreena / Back to Japan✈️ (@kayoreena1021) 2019年5月13日
ハイデラバードのIT地区のNanakramgudaに約26,000〜30,000人が働く拠点を構えます。
そして実際に、ハイデラバードがあるTelangana州は、Google、Amazonだけでなく、マイクロソフト、Facebook、Appleの世界5大企業の最大のキャンパスが存在しています。
なんでハイデラバードが米国IT企業の拠点を誘致できるのか
さて、なぜハイデラバードにこんなにも米国IT企業が拠点を構えるのでしょうか。もちろん、5大IT企業以外にも、大手企業がハイデラバードに拠点を構えています。
政府によって運営されているTelangana州のプロジェクト承認および自己認証システム(TS-iPASS)は、大規模な業界向けに、大規模プロジェクトに対して、15日以内にすべての許可を与えるように仕組み化されています。
会社が政府からその許可を得ていない場合、申請者は自己認証によって先に進むことができます。 TelanganaのITハブへの進化の背後にあるのは、このプロ投資家に優しい産業政策のプロセスです。
記事には「Telangana州は同様の技術的発展をたどってきたグジャラート州やタミル・ナードゥ州など経験から学び、すばやく政策を切り替えた」と表記されていた。
テランガーナ州は日本のジェトロでも日系企業の進出誘致セミナーを行っていて、現地の大臣がわざわざ来て挨拶もしていて、気合が入っている印象があったことを思い出した。
Amazonのシニアバイスプレジデント兼顧問弁護士であるDavid Zapolskyは、インドのメディアのインタビューに対し「質の高い人材、最先端のインフラストラクチャ、そして進歩的な政府のおかげで(テランガナ州は)最大の規模の拠点を設立するのに最適だった」と語りました。こういった背景があり、実はハイデラバードは米国5大IT企業の最大拠点を持つITハブとなっていったのです。
ということで、最後にハイデラバード名物のビリヤニを紹介して終わりにします。
KAYO OSUMI
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