インドがIT大国と呼ばれる理由 156

こんにちは!Kayoreenaです(*^^*)

今日はインドとITについて!

(昔「itと呼ばれた子」という映画があったことを思い出しました。確か私が小学生くらいのとき)

今回は「it 」ではなく、「IT」です。

 

日本に住んでいる皆さん、なんとなくインドってIT大国だという話、聞きますよね。私もよく聞きます。

今日は、一般的に言われている「なぜインドがIT大国と呼ばれるか」ということについて、まとめてみたいと思います。

 

と言っても、IT大国になったと考えられる理由は結構たくさんありまして、一つではないそうです。今日は、わかりやすいものを紹介します。

 

インドとアメリカの立地関係

インドでITが発達した理由の一つに「アメリカとの位置関係」の話がよくあげられます。インドとアメリカの時差はほぼ12時間。

アメリカのシリコンプレーンやシリコンバレーで夜開発されたソフトウェアが、12時間時差があるインドに届けられると、インドはそのころ朝を迎える時間であり、開発の続きを受託することができるのです。

これにより、ソフトウェア開発等がとまることなくすすめられ、インドのIT環境は急激に成長したといわれています。

 

カースト制度からの脱却

おそらくこのブログで初めて使った「カースト」という言葉。日本の皆にも、よく「インドのカーストは存在するの?」という話を聞かれます。

インド人の約80%が信仰するのがヒンドゥー教には、バラモン・クシャトリア・ヴァイシャ・シュードラという4つの「ヴァルナ」そして、世襲的職業身分集団である「ジャーティ」によって社会が細分化されています。

その数は2000とも3000ともいわれており、「世襲」という言葉からもわかるように、カースト制度により、就きたい仕事につけないという現実もあります。

しかし、中には「こんな現実はおかしい」と疑問を持つ低いカーストの人もいます。その人達にチャンスを与えたのが「IT産業

ITは技術を習得し経験を積めば、誰でも結果が出せる世界といえます。ITの登場により、カーストの低いインド人が貧困から抜け出すチャンスを得たのです。そのため、カーストからの下克上を狙い、IT技術の習得を目指す若者が増えました。

 

その他にも、英語を公用語で使う点や、中央人口年齢の低さ、若年層の多さ、「ヴェーダ数学」「サンスクリット経典」と言った伝統教育による頭脳の強さ等、いろんな理由が考えられています。

 

 

もっとインドのIT事情を知るためには

 

こちらNext Big WhatというWEBサイト

インドにあるスタートアップ企業、IT企業の最新情報が紹介がされているWeb Pageです。

 

 

 

 

こちらを見ると、日本ではまだ始まっていないサービスがあったり、インド特有のやり方が工夫が見えたりして、日本のビジネスヒントにもなるかもしれませんね。英語なんでね、読むのがしんどいかと思いますけども(笑)

 

以前紹介した、結婚式のマッチングサイトも、インド発のIT系スタートアップですね。こういった企業はたくさんあると思われます(もちろん失敗していくものも多数)

これからいろいろ調べていきたいなと思います(*^^*)

 

本日は簡単にではありますがインドのIT事情についてまとめてみました。

はい、それでは皆さんまたね!

 

参考URL

Next Big What

ブログランキング・にほんブログ村へ
The following two tabs change content below.

KAYO OSUMI

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月よりインドの現地採用で就業。当時よりインドに進出する日系企業向けに、インド現地の話題やビジネスに特化した記事を合計600本以上執筆してきている。2018年1月から東京拠点に移し活動を続ける傍ら、現在は株式会社メルカリのインド人・外国籍エンジニアの就業支援。引き続きインドのマーケティング、調査、人材採用を強みとする。
Kayoreena
もしこの記事が役に立ちましたら、ぜひ皆様のSNSでシェアしてください!◎