インドでクラウドファウンディングに挑戦〜スラム街に石鹸を届けたい〜 vol.338

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kayoreena920

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月インド人材紹介会社Miraist 所属。インドで働き始めて毎日1本インドブログを更新。インドで働きたい人の背中を押すべく始めたインドブログが、最近の趣味となっている。
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みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!

今日は、インドでクラウドファウンディングに挑戦中の大学生をご紹介します。

慶應義塾大学 総合政策学部4年の長岡里奈さん(通称:おかりな)

彼女は現在、インドにて

インドの子供たちを助けるリサイクル石鹸”SOLP”を広めるクラウドファウンディングに挑戦中です。

 

 

Kayoreena

クラウドファンディング(英語: Crowdfunding)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語です。図にするとこんな感じ(wikiより)

 

おかりながやってる「リサイクル石鹸”SOLP”」を広げるプロジェクトとは?

おかりな

スラムに石鹸を広めるために、石鹸をリサイクルする事業を立ち上げています。

石鹸が高くて買えないスラム街の住民に石鹸を使って欲しいと考え、そのために、「1つ買うと2つスラムに届く」ビジネスモデルをつくりました。

今後は日本向けに石鹸を販売しようと考えています。

 

【こちらがリサイクル石鹸”SOLP”のビジネスモデル】

 

 

インドのスラム街の衛生面の現状

 

おかりな

日本では考えられないことだとは思いますが、世界ではまだ220万人もの人が「下痢」で生命を落としています。下痢の予防法は『衛生を保つこと』ですが、インドでは7000万人が石鹸を手に入れることができていません。
からだ用の石鹸は高いため、スラムの住民はなかなか買うことができません。安い衣服用の石鹸を使って肌を痛めてしまう人もいます。

 

そのためりなさんは、石鹸を広めるのに何かいい方法はないか考えていたところ、ホテルでは使用済み石鹸が捨てられてしまうことに気づいたそう。400部屋のホテルでは年間3.5トンもの石鹸が捨てられている事実が。

それらのホテルから使用済み石鹸を集めてリサイクルして、多くのスラムの人々に石鹸を使って欲しいと考え、このビジネスモデルを生み出したのです。

 

Kayoreena
へー石鹸にも「リサイクル」があるんだね!

 

【クラウドファウンディング紹介ページより】

 

Kayoreena
おかりなは、どうしてインドでクラウドファウンディングを始めたの?

 

おかりな

2年前の大学2年生の夏に初めてインドを訪れた時、インドに恋してしまいました。

めまぐるしい経済成長やボリウッドに代表される明るくて楽しい面はもちろん、時間にルーズで平気で嘘をつく人が多いところや、広がり続ける貧富の差など嫌な面も全部ひっくるめて、魅力的に感じたんです。

その経験をきっかけに、将来は絶対に大好きなインドで貧困問題を解決する人になるんだ!と強く思いました。

 

そんなきっかけを元に、実際にインド・ジャイプールのマーケティングリサーチ会社で5ヶ月間の海外インターンシップをスタートしたりなさん。

  • インド人と協働して成果を出せるようになる
  • インド市場のマーケティングリサーチの基本を学ぶ
  • フィールドワークを通して貧困層に本当に必要なことを見つけて、実践する

この3つを目標に掲げて、インドに足を運んだそうです。

 

Kayoreena
有言実行、素晴らしい!

 

私がSFCを休学してまでインドでマーケティングリサーチの海外インターンに挑戦する理由より

インドを訪れた時はいわゆる貧困層と呼ばれる人たちやNGOの職員さんと話したり、日本に帰国してからも途上国開発や貧困問題解決の本を読んだりと自分なりに行動していきました。

その結果、自分がインドに対して抱える問題意識や、今行われている途上国開発の中には、「先進国的価値観に基づいた、単なる押し付け」が多いのではと思うようになりました。

そこで、「現地で本当に必要とされていることは何なのか」を知りたいと思ったのです。

何かを知るには、実際に飛びこんで一次情報をみることが一番と思ったことと、マーケティングリサーチという確立されたビジネスのアプローチが効果的だと思ったため、マーケティングリサーチを実践的に学ぼうと思っています。

また、将来インドで活動するのであれば、インド人と働くことは不可欠です。

今まで散々インド人の不可解な行動に振り回されてきたので、インド人をもっと理解し、一緒に働いても日本人と働いている時と同様に成果が出せるようになるためには、実際に長期間インド人と働いてみる必要があると考えています。

 

 

現在は新しいクラウドファウンディング事業に向けて、日々インドで奮闘中ですが、ここまで来るには絶対一筋縄では行かなかったはず…だって、ここはインドですからね!!!!

 

 

Kayoreena
日本ではググれば一発なのかもしれないけど、ここインドでは全てが体当たりだ。でもこの経験は、本当に素晴らしいものになるよ…!!

 

現在作られている石鹸にもりなさんの想いが込められています。色々な人に喜んで使っていただける石鹸にするために、中央が凹んだ握りやすいデザインにしたそうです。

 

おかりな
石鹸の名前「SOLP」には

「子供たちを病気からHELPしたい」

「リサイクルによって環境問題もSOLVEしたい」

の2つの意味が込められています。

実際にクラウドファウンディングを通じ石鹸を購入してくださった方は、自分があげた石鹸がどこに行ったのか、トラッキングシステムを通じて知ることができます。

 

最後に今回のクラウドファウンディングを総括的にまとめたこちらの動画を御覧ください!

 

 

 

誰もが自然に日常的に触れる「石鹸」を通じ、インドにいる子どもたちを遠くから支援するクラウドファウンディング。

実はKayoreena,石鹸が好きなんですよ(この記事を書いてるから無理やり言ってるんじゃないですよ笑)

私の母が「洗顔フォームではなくて石鹸で顔を洗いなさい」という指導の元、昔から洗顔をずっと石鹸でやっていたので、使う石鹸にはすごくこだわりがあったんです。

石鹸って、置いておくだけでいい香りがするんですよね。それが幸せというか。

物を持たないKayoreenaですが、旅行すると石鹸だけはお土産とかコレクションで買ってるくらいです。

 

インドで石鹸…なんだかご縁を感じてしまいました。

さいごに

クラウドファウンディング紹介ページより

わたしが初めてインドに来たのは2年前でした。その時目にした貧困にショックで涙が止まらなかった。
でも、インド人に「泣いても何も変わらない」と冷たく言われました。
かわいそうだと思ったり、泣くことは簡単だったけど、それだけだったらただの偽善でしかない。

何かアクションを起こして影響を与えない限り。

そう思い続けて、悩んで迷って、やっとひとつアクションを起こしました。

日本人が石鹸選びという小さなアクションから大きな影響を与えることができるような仕組みを作れたら、と思っています。

 

今回の記事ではインドという難しい地で日々奮闘する、大学生のクラウドファウンディング事業をご紹介しました。同じインドで頑張る日本人女性の姿に、私もとても勇気をもらえます。微力ながら応援させていただきました。

ぜひ下記のリンクから、りなさんのクラウドファウンディングご支援、どうぞよろしくお願いいたします!










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    函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月インド人材紹介会社Miraist 所属。インドで働き始めて毎日1本インドブログを更新。インドで働きたい人の背中を押すべく始めたインドブログが、最近の趣味となっている。