みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!
またまた最近、インドで面白いニュース出てきましたよ〜〜〜!!!
インドにて月額260円で電話・ネット使い放題の無料端末「Jio Phone」発売
i Phone Maniaより
インドの大手携帯電話事業者リライアンス・ジオ・インフォコムは、端末代実質無料、月額153ルピー(約260円)で電話、ネット使い放題の携帯電話端末「Jio Phone」を2017年9月より販売することを発表しました。
#JioPhone will bring digital freedom for all Indians. #RILAGM2017 pic.twitter.com/RHXgdWkxtH
— Reliance Jio (@reliancejio) 2017年7月21日
Jio Phoneは、物理的なキーボードを配置した、見た目は従来型の携帯電話のような端末ですが、第4世代(4G)の高速データ通信に対応しており、動画の視聴やモバイル決済なども行うことができます。
契約者は、保証金として1,500ルピー(約2,600円)を一時的に預ける必要がありますが、3年間の利用後に端末を返却することで全額返金されるため、端末代は実質無料です。
同端末利用者は、月額153ルピー(約260円)でテキスト送受信や通話、さらにデータ通信まで使い放題になります。
Jio Phoneは、インド国内で毎週500万台が製造される計画で、2017年8月24日から予約開始、9月より販売開始を予定しています。
このリライアンス・ジオ・インフォコムはインド通信会社ですが、Miraist同僚のVarunに「どんな会社?」と聞いたところ
なんだそうです(本当にそのまま彼が言ってたことを再現しました(笑)
これまでのリライアンス・ジオ・インフォコムのサービス
2016年9月 第4世代(4G)携帯通信サービスの無料提供開始
「ジオ・ハッピー・ニュー・イヤー・オファー」という企画で全ての新規契約者は通話やデータ通信、その他の付帯サービスを3ヶ月無料というサービスを実施。さらには、2017年1月からさらに3カ月間延長すると発表した。
インド財閥大手リライアンス・インダストリーズ(RIL)の非上場子会社であるリライアンス・ジオは、9月にバルティ・エアテルのほかアイデア・セルラー、英ボーダフォン傘下のボーダフォン・インディアなど競合他社がひしめく4G通信サービスに参入した。家に届いたSIMカードを装着すれば5分で起動することなどをうたい、これまでに5200万人あまりが契約したが、当初想定していた契約者数には達していない。
クレジット・アナリシス・アンド・リサーチ社のゴーラブ・ディキシット氏は、無料期間が3カ月延長されたことで今後4カ月間、「競合他社の営業利益率は打撃を受ける」と指摘。
一方で「リライアンス・ジオが実際に課金を始めるまで市場シェアの変化ははっきりしない」とみる。リライアンス・ジオの契約者の多くは、今のところ他社のサービスに加えて同社のサービスを利用しているという。
2017年4月 リライアンス・ジオ、低価格撤回せず新プラン
4月には新たに携帯電話の新規・既存契約者に向けた新料金プランを導入。電気通信規制庁から低価格プランの撤回を求められていたそうだが、それでも独自の新プランを開始。
リライアンス・ジオは「無料サービスから有料サービスへの円滑な移行のため簡潔で手ごろかつ法令に準拠したプランを提供している。顧客にこの機会を十分に活用し、世界に並ぶもののない魅力的な料金プランを利用してほしい」と述べた。
インド政府は携帯電話各社の顧客獲得のための極端な値下げに歯止めをかけようとしているが、市場再編につながりかねない価格競争が終わる気配はない。
ジオの参入により、それなりに悪戦苦闘する競合他社・・・
同社の参入以降、過去2四半期以上にわたり競合他社は何度も料金プラン見直しを余儀なくされた。バルティ・エアテルは上級機種への変更や無料データ通信、他社ネットワークへの接続性向上で顧客をつなぎ留めようとしている。ボーダフォン・インディアは月々のデータ使用量の上限を引き上げ、通話を無料化した。
そして今回、新たに260円スマホ登場というわけです!
Jio Phone、本当に儲かるの??インド人と検証してみたぞ!
大事なところはそこですよね。今回、あるインド人の方から「儲かるか検証してみた」ということで、下記の計算式を出してもらいました。リライアンス・ジオ・インフォコムはきちんと収益を出していけるのでしょうか。
Reliance AGM meeting announced –
Today people are surprising with ZERO cost JIO Phone but understand the Ambani’s calculation=
let’s assume 20 cr customer ( out of 70 cr feature phone users) will buy this mobile 20cr X 1500 Deposit= 30000Cr.
Now, every customer will pay 153 Rs/ Month means 20 cr X 153 Rs X 12 Month = 36720 Cr. ( 1 Year revenue= 30000+36720) = 66720 Cr)
Now, consider 10% additional customer every year so at 3rd year customer base would be around 24.2 Cr.
So revenue 24.2 Cr. X 153 X 12 = 44431 cr.
At 3rd Year 44431cr + 30000= 74431 Cr In book ( here not considered cost)
Now, from collected 30000 Cr from Deposit he may earn 12% return through investment.
So in 3 years earning is 10800 Cr. 44431cr by recharge + 30000 by deposit + 10800 by Interest= 85231 Cr Revenue
He will return 30000 Cr to his First year customer base means to 20 cr customer 85231 Cr – 30000 Cr return to Customer .
Remaining 55231Cr ( Not considered 2nd year added customers’ Deposit) This 55231 Cr from only Features phone mobile
Now, after 3 years JIO subscribers 20 Crs ( today 12.5 Crs) means 20 cr X 303 Recharge X 12 Months= 72720 Crs
JIO feature Phone + JIO Subscribers= 55231 Cr + 72720 Cr. = 127951 Cr. Revenue in 2020.
It’s bigger than Any industry size
Cr(クロール)とはインドで言う「1000万を表す単位」です。簡単に計算すると、
20 cr customer ( out of 70 cr feature phone users) will buy this mobile 20cr X 1500 Deposit= 30000Cr.
=2億人のインド人がこの携帯を購入し、1500ルピーのデポジットができれば、3000億ルピーの売上が確保される。
every customer will pay 153 Rs/ Month means 20 cr X 153 Rs X 12 Month = 36720 Cr. ( 1 Year revenue= 30000+36720) = 66720 Cr)
=毎月153ルピーを2億人が1年払えば、1年の売上は3670億ルピー。つまり1年の売上は+3000億ルピーで6672億ルピーとなる。
Now, consider 10% additional customer every year so at 3rd year customer base would be around 24.2 Cr.
So revenue 24.2 Cr. X 153 X 12 = 44431 cr.
At 3rd Year 44431cr + 30000= 74431 Cr In book ( here not considered cost)
=10%ずつ顧客が増えていくと考えると、3年後には2.42億人がカスタマーに。そのため3年目の年間想定売上は7443億ルピー(概算)
Now, from collected 30000 Cr from Deposit he may earn 12% return through investment.
So in 3 years earning is 10800 Cr. 44431cr by recharge + 30000 by deposit + 10800 by Interest= 85231 Cr Revenue
=初年度回収した3000億ルピーから12%の投資で3年後には1080億円を回収(年360億ルピー✕3年)3年目売上と1年目からの投資額合計8523億ルピー
He will return 30000 Cr to his First year customer base means to 20 cr customer 85231 Cr – 30000 Cr return to Customer .
Remaining 55231Cr ( Not considered 2nd year added customers’ Deposit) This 55231 Cr from only Features phone mobile
=最初の2億人のお客様に返金をしたとしても、5523億ルピーが手元に残る計算だ(2年目のデポジットを考慮しなかったとしても)
JIO feature Phone + JIO Subscribers= 55231 Cr + 72720 Cr. = 127951 Cr. Revenue in 2020.
=現在のユーザー数もいれ、2020年の売上は1兆2795億ルピーに。これはどの大手通信メーカーをも抜く数字だ!
とのこと(途中、複利とか含まれてない気がするが、小さく見積もったとしても一応計算式は成り立ってますよね?笑)
こちら「2億人のユーザー確保できるの」「12%の利回りできるの」「売上と利益の差」いろいろ考慮する点ありますが、なかなか参考になるのではないでしょうか。
(…間違ってたら指摘してください)
インドにて月額260円で電話・ネット使い放題の無料端末「Jio Phone」発売、取り上げました。次回は9月の販売レポートをお待ち下さいね(^^)
KAYO OSUMI
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