吉野家のインド進出がうまくいかない理由 vol.457

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みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!

 

最近、インド在住日本人の中で話題なのがこの話。

《日系進出》吉野家、印に進出へ

吉野家ホールディングスが、インドに現地法人を設立したことが分かった。店舗開設を目指して、市場調査などを本格化する。

企業省会社登記局(ROC)によると、今月10日付で、首都ニューデリー近郊の北部ハリヤナ州グルガオンに100%出資の現地法人、吉野家インディアを設立した。資本金は1億5,000万ルピー(約2億5,000万円)。

同社の2018年2月期(17年3月~18年2月)連結決算は、売上高が前年度比5.2%増の1,985億円だった。このうち、海外比率は10%弱を占めた。海外店舗数は全体の26%に当たる837店で、米国や中国、タイを含む10カ国・地域に進出。牛丼チェーン「吉野家」、うどんの「はなまる」などを展開している。

本文より

 

ついに、吉野家がインドに進出です!名前は「吉野家インディア」

 

 

このニュースを見た時に、おそらく誰もが思ったこと…

 

 

 

Kayoreena

インドで牛丼は無理でしょ

 

 

 

と、ネット上では話題になっています。

 

なぜ、インドで吉野家はうまくいかないと言われているの?

HPより引用

簡単ですが、インドで吉野家の進出がうまくいかない思いつく理由は下記の通り。

1.牛を神聖視するヒンズー教徒が8割を占める

2.ヒンドゥー教徒は一般的に菜食主義者が多い

3.北インドでは主食を米以外のもので摂取している

4.日本食の味付けはあまり好まれない

 

他にも、あげればあげるだけキリがないと思います。

 

そうだよ、吉野家。

牛が神の国で、牛丼は難しいよ…。

 

 

 

と言うのは簡単だ。

本当に大切なことは、このインドで「どうやって吉野家を流行らせるか」ということだよ皆!!

 

つまり、議論すべきは「吉野家の進出がインドでうまくいかない理由」ではなく「どうすればインドで吉野家の進出が成功するか」なんです。

 

Kayoreena
インドで牛丼は無理でしょってこんなKayoreenaレベルでも思いつくのですから、日本の方はもうとっくに気づいてますよ。そのまま出すとは考えにくい。

 

そこで必要な考え方がローカライズするという考え方ですね!

 

世界的ファストフードチェーンのマクドナルドのとり組み

例えば、マクドナルドの取り組みとして、インドに構える店舗では「マックアルーティッキ(ジャガイモのコロッケが入ったバーガー)」や「チキンマハラジャマック(鶏肉のパテが入ったバーガー)」といった、ヒンドゥー教の禁忌に配慮したメニューがあります。

 

 

Kayoreena
そうそう、もしかしたら代替でチキンやポークあたりなのかな〜と想定。

あとは、吉野家のオペレーションシステムを輸出するのかなとも想定。配置する人数を抑えて、早い回転率で回す飲食店の仕組み。

売るものはカレーやローカルフードなのかな。Paytmで電子決済可能にして、支払いもらくらく。

でもインドは人件費安いから、いっぱい人いても良い気もする。

 

また、今回の件を調べてる途中にこんな興味深い記事を発見。

インド人は牛肉をよく食べる。「牛肉輸出量」世界一の理由

 

こちらの記事によると、インドの市場には牛肉を食べる人は2億人もいるのだから、市場としては十分大きいと考察。

インドの宗教構成は以下の通りです。ヒンドゥー教80.5%、イスラム教13.4%、キリスト教2.3%、シーク教1.9%、仏教0.8%、ジャイナ教0.4%です。インド人といっても千差万別で、ヒンドゥー教徒は約8割なのです。

ここで注目すべきはイスラム教徒です。国民の13.4%ということは、約1億7567万人のイスラム教徒が存在する計算になります。

国内に抱えるイスラム教徒の数では、インドネシアに次いで多いのです。イスラム教徒は「豚肉を食べてはいけない」という宗教上の禁忌はありますが、牛肉は禁じられていません。インドではニハリという牛肉を煮込んだ料理が有名ですが、イスラム国家であるムガル帝国時代に生まれたものです。

キリスト教徒も牛肉は食べますから、インドには2億人もの牛肉を食べられる人たちがいるのです。

2億人といえば、ブラジルの人口とほぼ同じです。インドの牛肉市場は、かなり大きいのではないでしょうか?

本文より

 

そして実はインド、水牛の頭数は世界一なのです。

そのため、牛乳の生産量はアメリカ合衆国に次いで世界2位、そしてバターの生産量は世界最大を誇ります。

飼育頭数の多さもあり、実はインドの牛肉の生産量は世界11位。またインドは、牛革製品の生産地としても有名なのです。

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2017.09.18

 

2012年には水牛も含めると、牛肉の輸出量は世界最大に。年間の輸出量は168万トン、ブラジル(139万トン)、オーストラリア(138万トン)を大きく上回る数値になります。

 

このように、見方を変えると、人口の母数が多く多種多様性な国インドは、十分可能性があると考えられます。

 

番外編:Kayoreenaなら吉野家で何を売る?

はい、勝手にブログ記事で取り上げたので、最後に自分の意見も載せておきます。

Kayoreena
そういえば、インドって唐揚げってないと思うんですよ。だから私だったらチキン揚げて唐揚げ丼とかにしちゃうかな。珍しいんじゃないかな?:D

 

どうでしょうか吉野家さん…。

 

 

日系食関連ビジネス参考記事:

インドの食ビジネストレンドを掴むならJETROの「インドスタイル」をチェック!

2017.11.22

新たなフランチャイズへの挑戦 インドで日本式ラーメン「TOKYO TABLE」がエアロシティにOPEN vol.405

2017.12.24

 

既にインドに進出してきて、日本の食文化を広めようと活躍する日系企業はあります。

材料の調達や、現地の人達の雇用、コスト削減など、あらゆる課題はありますが、必ず対策はあると思うので、戦略を持って組み立てていくことが大切ですね。

 

 

Kayoreena
できない理由を考えることより、どうすればうまくいくかを考えるのが大切だ

ABOUTこの記事をかいた人

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月よりインドで人材紹介会社にて現地採用で就業。インドで働き始めて毎日1本インドブログを更新し、2017年末まで400本ほど記事を更新。2018年1月から東京拠点に移し、インドと日本を行き来しながら、インドビジネス関連の情報を発信している。