みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!
今回はインド・スリランカ経済ミッションということで、インドとスリランカを行ったり来たりしているKayoreenaです。
スリランカのホテルにて。後ろに私の荷物ガッチリ写っててミスったので2枚目のお姉さんとの写真では後ろに移動しました。こういうのブロガーとしてはすごく気になってしまって(今回は失敗写真も公開しましたがw) #ランカメモ pic.twitter.com/FRhN1uHJBJ
— Kayoreena@インド🇮🇳🇯🇵 (@kayoreena1021) 2018年1月24日
今回は若干観光客気分と言いますが、在住者とは違う扱いを受けて、改めて現地の人との触れ合いだったり、新しい発見に「ハッ」としてるKayoreenaです。
そこで今日は今回の遠征であった3つの素敵なエピソードを皆さんにご紹介したいと思います。
1.MobycyのAkashがお土産をくれた
実は今回、視察の合間をぬって、先日記事にさせていただいたインドのシェアサイクルスタートアップMobycyのインタビューに行ったんですよ。
そこで代表のAkash Guptaさんのインタビューをさせていただきました(この記事は後日)
インドの名だたる企業のマーケティングを経験後独立。現在はインド都市部でシェアサイクルの文化を広めるため奮闘されております。
そこで帰り際に、こんなお土産をもらいました。
Mobycyのオリジナルグッズです。
代表のAkashもしっかり胸につけています!
私自身、あんまり物を買わないので、人に教えてもらったり、貰えたりするとすごく嬉しいんですよね。
自分にあまりこだわりがない分、その人からもらったもので自分の一部が作られるって、なんか嬉しいんです。(上手く伝わるかな)
ということでインド在住の日本の方、ぜひMobycy使ってみてください!
2.ホテルのAkashが朝食を作ってくれた
引き続きAkashの話(笑)
こちら、Hyattのスタッフなのですが(多分、月給3万円くらいで雇用されていると思われる)ある日、8時ころ朝食会場に行くと、元気で「Hi,Mam!!」と声をかけてきてくれました(ここまでは普通の話ですね)
Hyattの朝食会場はこんなかんじ。
そして次の日、(今にも死にそうな低血圧の顔で)朝食会場に行くと、昨日の時間とは違ったにもかかわらず(その日は6時半に行った)私のことを覚えていてくれて「昨日と同じ席でもいいですか?Mam?!」と元気に話しかけてきてくれました。
あ、この人私の事、覚えてるんだと思い「お願いします」と案内してもらいました。
ということで、最終日。
あれ・・・Akashがいない?!
まあ、、、いいっか…。。。
Akashどこだ?!
Mam, Good Morning!!
ということで、Akashがシェフに特別につくってもらったカレーが
こちら!!
あれ、めっちゃ普通のカレーやん(まあ朝だしね笑)
というやり取りでした。見た目通り、重かったのでちょっとしか食べられませんでした。
けど、これもなんか嬉しくないですか(笑)
Akashは去り際「Mam,また来てくれるよね?」と言ったので、ちゃんと次も利用したいと思います。
だからAkash,君もお仕事ガンバッテ続けてね。たくさんの外国人に、インドのスペシャルカレーを振る舞ってあげてね。
今回のインドスリランカ出張、なんだか嬉しいエピソードが2個も続いたので、あと1個、何かあったら3つにまとめてブログに書こうと思っていたんです。最後の1個がなかなか見つけられず。
でも今日、このエピソードを経験したときに「これを書こう」と決めました。
最後の一つは、スリランカ人、インド人からのおもてなしではなく、今回ご一緒させていただいた、日本の方とのエピソードをご紹介します。
今回の出張は日本側から約80名の団員、随員の方が参加しているのですが、その中で女性は5名しか参加していないんです。
年齢はわかりませんが、皆さんすでにお孫さんもいられるという話もされていたので、私より全然年上かと思われます。でもすごくチャーミングな方々ばかりでした。
正直、インドで働いていた時はそこまで年齢が離れた女性の働く先輩って、ほとんどいなかったんです。だからすごく新鮮でした。
その中のお一人の女性経営者の方が、最終日のレセプションが終わった後、たまたまホテルのお店でばったり出会い「もしよかったら、私の部屋でこの後お茶を飲むから、一緒にどう?」と誘ってくださったんです。
ぜひお話してみたいなと思ったので、遠慮なく部屋に遊びに行かせてもらいました。
いま私たちはスリランカにいるので、私はてっきり紅茶でも飲むのかと思っていたのです。そうしたら、
何と本当の「お茶」だったんです。
これを「抹茶」というのでしょうか。今回ブログを書くにあたって無知すぎて調べました。
抹茶をいれるため、輪島塗の器(人間国宝の先生が作ってくれたものだと紹介してくださった)も、茶筅も、その他必要なもの全部、日本から持ってきていました。
「これからお茶をいれるから、あなたは座って待っててね」と言われたのですが、そんなことはできず、とりあえずポットに水を入れてお湯を沸かしました。本当にこれくらいしかできませんでした。
お茶菓子に使う懐紙には透かしが入っているのよと、嬉しそうに話してくださったのですが、私はあまりに無知すぎて、部屋戻ったらGoogleで調べようと思いました。
その後、おそらく60代〜80代くらいの経営者の方々、女性お二方と男性お二方とKayoreena(私)の5人のお茶会がお部屋で開催されました。
お茶の飲み方なんてよくわからないので、もうひとりの女性の方の飲み方をチラチラ見ながら、お茶の作法っぽいものを実践しました。すごく日本らしい時間が流れていました。
私が今回一番感動したのは、その女性の方が、自分が好きだと思うお茶を他人に振る舞うために、わざわざその道具を海外出張に持ってきていることです。
そして実際に日本にいるときのように、時間を作って旅を一緒にした人のためにお茶を振る舞うという、そのおもてなしの心といいますか。
私は、自分も日本人なのにもかかわらず、日本人ってすごいと感動しました。
私は海外に来る時、自分の身の安全を第一に考えてきたので(もちろんそれも重要ですが)お茶を振る舞える余裕なんて全然ないわけです。スーツケースは無駄なものは一切入れず、常に身軽を心がけてきました。
その女性の方は、誰かに美味しいお茶を飲んでもらうため、日本から道具を揃えてきてるわけです。
その相手は海外の人かもしれないし、私のような日本人かもしれません。私はそんな風に誰かのことを思ってスーツケースの荷造りをしたことはありません(せいぜい簡単なお土産を包むくらい)
だから私はすごく感動しました。私も次は、現地で出会う誰かのために少しだけ工夫してみようかなと思ったのでした。今日、このお茶を飲んだからです。
私はこの日本のお茶をスリランカで飲んだことを、ずっと忘れないでいようと思いました。
これが3つ目の素敵なエピソードでした。
自分で言うのもおこがましいですが、私は仕事を通じ、すごくいい経験をしている気がします。こういう私にしかできない経験を、皆とシェアすることで、なにか気づきが増えたり、なにか一歩に繋がったらいいなと思うのでした。
KAYO OSUMI
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