みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!
今日は久しぶりにきたLINE@の質問にお答えします。
こんにちは!ブログ楽しく拝見させていただいています!年齢も近く、とても素敵だな〜とワクワクして読んでおりました!(ありがとう!!)
突然ですが、インド就職について、本当に毎日毎日悩んでおり、ヒントをいただきたく、図々しくもご連絡差し上げました
私は26歳女で、最近結婚しました。子供はいません。旦那はムンバイで駐在員として働いており、新婚生活0日で別居婚をしています。
私は働くことが大好きで、ずっと働き続けたいと思っているので、一旦別居という形をとりましたが、彼の駐在期間が大幅に延長になりそうです。
私は「家族と一緒に暮らすこと」と「働くこと」がしたいだけなのですが、この両立が難しく悩んでいます。
私はインドで働くことも選択肢としてあるのですが(このようにインド就職に前向きになれているのは、間違いなくkayoreena さんのおかげです!笑)、それが家族にとってベストな選択か分かりません。。
私がインドで働くことを含む選択肢は、以下二択だと考えているのですが、それぞれ不安や疑問があり、ご意見をお聞かせいただきたいです!
①私が日本で働き続け、そのまま会社の産休育休をとり、子供が幼稚園に入れる年齢でインドに行く ⇒kayoreenaさんの周りには、子育てをしながら働く女性っているのでしょうか?あるいは、現実的ではないでしょうか…?
②日本の仕事を辞め、インドで数年働き、子供ができたらお休みする ⇒現地採用だと、会社から産休育休をもらうことはできないでしょうか?
⇒産休育休が取れない場合、ブランクが気になります。ブランクがある人でも就職している事例を見たことがありますでしょうか?また、就職できる最高年齢はどのくらいが相場でしょうか?
⇒子供ができたら、また日本に帰国するという選択肢も出てくると思うのですが、帰国後のキャリアとして、どのようなキャリアを歩む方が多いでしょうか?(現職はEコマースのマーケティングコンサルタントと、広告営業をしています)
こういう質問をいただきました。
ここでの論点は
1.ムンバイ駐在の夫のために、自分は日本でキャリアを積むべき?インドでキャリアを積むべき?
2.選択した道においての子育ての予想図
3.選択した道においてのキャリアの予想図
この3点ですね。
ここからはKayoreenaの主観が詰まったアドバイスになりますが一つずつ見ていきます。
まずは
結婚おめでとうございます!!!
人生ともに歩んでいくパートナーを見つけられたことは本当に素晴らしいですし、質問者さんの新しい人生を本当に応援したいです。
誰かと歩める人生というのは本当に素晴らしいです。
なので、パートナーの方との人生をすごく大切にしたほしいな〜ということを(かなり個人的な押し付けかもしれませんが)まず伝えたいです。
そのうえで「家族と一緒に暮らすこと」と「働くこと」の両立を真剣に考えていきたいですよね。
新婚で別居婚 インドに行くべき?日本にいるべき?
質問者さんが出した選択肢、2つに関して
①私が日本で働き続け、そのまま会社の産休育休をとり、子供が幼稚園に入れる年齢でインドに行く
②日本の仕事を辞め、インドで数年働き、子供ができたらお休みする
こちら、もしKayoreenaが質問者さんだった場合は、
間違いなく②を取ります。
つまり、インドでのキャリアを選択するという意味です。私が考える理由はこちら。
1.旦那さんのムンバイ駐在、なんだかんだ大変だから一緒にいてあげたほうが良いと思う
超現実的な話になるかもしれませんが、単身でインド駐在って結構大変だと思います。しかもムンバイだと、デリー・グルガオンほど強い日本人ネットワークもないと思われますし(人数的に)
週5日仕事して、土日は毎週家にこもる…なんていう生活も考えられます。インド、娯楽も少ないんですよね。ムンバイは確かに、発展した都市ではありますが…
さらに、旦那さんがどういう方はわかりませんが、男性でインド駐在を得意とする人は圧倒的に少ないです。
インドの生活に慣れるのも大変で、仕事も大変で、見知らぬ土地で一人…しかも新婚さんなんですよね。
絶対一緒にいたいと思ってると思います。
2.距離は人間関係を変える
ここからも主観どっぷりな意見ですが、やっぱり人って離れてると、お互いの状況わからなくなってくると思うんですよね。
もちろん、毎日連絡取って、密なコミュニケーションができることでその溝は埋められるのですが、インドと日本って生活環境が違いすぎる。
同じ景色を知った上、見た上でコミュニケーションできるってすごく重要だと思っています。
例えば旦那さんが「インドの生活でストレスがあって…」っていうのも、実際の状況を見てあげられないと、共感してあげられないじゃないですか。
昔の記事で書きましたが
「日本と海外、大きく変わるのは取り巻く環境。
しかし、今回変化が起きてるのは片方だけであり、もう片方(日本に残る方)は、あなたが近くからいなくなるだけで、今までと大きく変わりません。
「私はいろいろ慣れるのにこんなに大変なのに、どうしてわかってくれないの!」
となっちゃうかもしれませんが、それは同じ環境に居ないのでなかなか理解するのは難しいですよね。
相手もあなたがいなくなって寂しいと思いますし、お互い、不安定な気持ちのときもあると思います。」
昔書いた041 彼氏がいたら海外就職できないの? 〜国際遠距離恋愛の秘訣〜 にて
私は一緒にいることを推奨します。
3.ワンオペ育児は死ぬほど大変
いただいた文面から推測するに、そのまま会社の産休育休をとり、子供が幼稚園に入れる年齢でインドに行く →子供が3歳になるまでは日本で子育て
ということですよね?
例えばリアルな話ですが、じゃああと半年後、妊娠したとして、その後のライフプランは
2019年2月〜2019年12月 妊娠期間(日本で産休育休) 12月出産
2020年1月〜2023年1月 日本で育児 その後インド ◀この頃、質問者さんは31歳ころかな?
ざっくりこんな感じですが、この長い間、旦那さんとインド日本の遠距離だったら、悲しいのではないかなと思いました。
しかも、出産、育児は二人で乗り越えたほうが良いというのが元保健師の本気アドバイスです。
今26歳ということは、年齢的に出産を急がなくても良いのかな〜なんていうのも思いますし、まだもう少し二人の時間もあるのでは?そうだったら、インドで一緒に過ごすことを全力でおすすめしたいです。
出産のときだけ日本に帰国、という選択肢もありですし。
ということで、ここからは②を選択した場合のキャリアと子育てプランについて解説していきます。
途中の解説ですが追記すると、今回駐在員の奥さんでも現地採用で働いた場合を想定してアンサーしていきます。企業によって、駐在の奥さんは現地で働くことが禁止されている場合があり、それはケースバイケースなので調べてみてください!
質問1:現地採用だと、会社から産休育休をもらうことはできないでしょうか?
これに関しては「もらうことはできる」だと思います。
インドにも育休・産休の制度があります。
インドでも日本同様、産休・育休を与える必要があります。Maternity Benefit Act 1961で規定されている為です。内容としては下記です。
出産予定日の6週間前と出産後6週間の計12週間を産休とすることができます。
また、出産前の産休が6週間未満だった場合は出産後に出産前と併せて合計12週間とすることが可能です。更に、出産前の10週間は軽い仕事に就くや出産後15週までは1回15分間の育児休憩を2回取らせるなどの保障も規定されています。また産休・育休期間中の解雇は禁止です。
今年Maternity Benefit Act 1961が改正されMaternity Benefit Act 2016が発表されました。内容としては、12週間であった産休、育休を26週間まで延長するという事です。
これが適用されるのは10人上従業員を雇っている事業所となります。また、労働者が50人以上の場合は託児所を設置しなければいけません。
インドの産休・育休ついてより引用【2016年10月現在】
ただですね〜。
日本人でこの制度を使って出産している人を私は現時点で知りません。
おそらく、皆仕事をやめてるのではないかな〜と思います。
理論上は可能。でも正直な話、現地採用で働きながら産休・育休の制度を使うのと、旦那さんが持ってる駐在の家族用の保証だったら、後者のほうが手厚いのではないかなという印象があります。
このあたりは調べてみてほしいですが、理論上は可能です(かなり本音書いたw)
2.産休育休が取れない場合、ブランクがある人でも就職している事例を見たことがありますでしょうか?また、就職できる最高年齢はどのくらいが相場でしょうか?
まず、インド現地採用での就職できる年齢は高いので、そこはあまり気にしなくていいかと思います。
ブランクでの就職も、インドだったらそこまで不利ではないかと思います。
そもそも、インドで暮らしてやっている時点で、ただただ本当に素晴らしいですし(笑)あとインドにおいて日本人の人材は売り手市場なので、仕事に困ることはないかと思います。
3.帰国後のキャリアとして、どのようなキャリアを歩む方が多いでしょうか?
問題は、日本に戻ってきた際にどうするかということですね。
質問者さんの場合、もうすでに日本で培ってきたキャリアがあるのでしたら、そのキャリアに数年インドの経験が混ざり、何をもって日本に戻ってきたいかと決めておくことが重要ですね。
現職はEコマースのマーケティングコンサルタントと、広告営業▷このあたりを活かすのでしたら、インドの現地採用で「マーケ」と「営業」のスキルを伸ばせられる仕事を、私なら選びますね。
更にインドはEコマースとかも伸びてますし、そのあたりの情報発信とかをして、インドのビジネストレンドに詳しくなったり、
日本が今後、インドのEコマやその他サービスに投資しそうな匂いがあれば、そのあたりの情報を収集して、高く売ったりしますかね(Justアイディア)
やり方次第で自分の作りたいキャリアは作れるのが、インドの良いところではないかと思っています。
こんな感じですかね…
ということで、私が質問者さんだったら
1.彼と一緒に生きる時間を大切にしたいから、現地で働きながらともに過ごす方法を考える
2.キャリアに関しては、帰国後に活かせそうな道を逆算して決めて、そこから仕事を選ぶ
3.育休産休は取れるけど、一旦辞めてもいいかも?現地採用の福利厚生確認。もし数年後の話なら、その時に再度考え直すのでもあり
4.インドでの子育ては意外とあり。メイドがいたり、バイリンガルに育てる環境もあり。家族ともに子供の成長を祝いたい。
皆さんどうでしょうか?
ただ、最後は二人の問題なので、二人でよーーーく話し合って決めていいと思います。
実際、インドに来て仕事をスタートさせるってなかなかの覚悟ですよね。。。
でも実際、インドに来るのもなんかの縁だしくらいに思ったら、すごく気が楽になりますよw
質問者さん、ツイッターやってたらぜひこの夫婦をフォローしてみてください。
【拡散希望】インタビュー続編です。どんな思いで起業してるのか、何を目指してるのかを中心に書いて頂いたので、読んで頂けると嬉しいです。これからアフリカでAmoebaXを凄い会社にしていきます。
ボードメンバーもインターン生も少しでも興味ありましたらDM下さいませ!
https://t.co/KalMf962JO— ケニアで起業おじさん (@KKawano5) 2018年6月18日
「アフリカで起業したい」と旦那に言われた時、ラッキーとしか思わなかった。旅行リストに一生入らなそうな国で生活できる、そんな貴重な経験に賛成しないわけがない。
「ケニア移住」の一言で矢継ぎ早に質問がくる。皆が興味をもつ国で生活できるって幸運だと思う。つまり、旦那に感謝してる。
— 嫁ofケニアで起業おじさん (@KawanoYOME) 2018年5月11日
ケニアで起業してる河野さんと、そのお嫁さんのりえさんです。
ケニアで起業する河野さんに「ラッキー」という気持ちでついていったりえさんは、現地でいろいろ試行錯誤しながら、ご自身のキャリアも積まれています。
このお二人は、本当に仲が良くて、見てる私もすごく幸せになるんです。
ケニアですよ。多分、まあまあ大変だと思うんです。
私のお盆休みに付き合っていただいてます。
普段は仕事第一だけどたまに嫁サービス入れてくれる。
感謝してるわ。#chill pic.twitter.com/guTEP5kIia
— 嫁ofケニアで起業おじさん (@KawanoYOME) 2018年8月15日
旦那から精神的・経済的に自立するため、目標決めました!(勝手に宣言🙋🏾♀️)
【アフリカで月50万円稼ぎます】
そのために、挑戦と失敗を繰り返そうと思います。童心精神で、深く考える前にやってみちゃいます。不安は行動で払拭します。
— 嫁ofケニアで起業おじさん (@KawanoYOME) 2018年8月12日
ぜひ、こんな夫婦を目指してみてはいかがでしょうか・ω・
好きな人と両想いになることは、好きな仕事を見つける事より全然難しいから、大切な人を見つけたら絶対大切にするんだよっていうことを、
インド時代にお世話になった女の先輩が言ってた #インドメモ— Kayoreena 🇮🇳 Kayo Osumi (@kayoreena1021) 2018年8月17日
二人でもいっぱい考えてみてください。
恋愛の悩み(特に遠距離)は本当に海外あるある。一緒にいる方が絶対に良いと個人的に思うなぁ。ケニアの方の例はとても素敵ですね。
新婚生活0日で別居婚 旦那がインド駐在 私もインドで働くべき? vol.483 https://t.co/NOnkaU3bBZ via @kayoreena1021— Satoshi Onodera (@satoshi_gfa18) 2018年8月17日
とても丁寧な回答をされていることに好印象。
転々とする男としては、本音として、奥さんや彼女にはついてきてほしいと思う。
新婚生活0日で別居婚 旦那がインド駐在 私もインドで働くべき? vol.483 https://t.co/WmH7hCOCC0 @kayoreena1021より
— 小島 英樹 / @デジタルウェディングを広める人 (@Kojima6345) 2018年8月17日
最後は、自分で悩み抜いて選んだ道を信じること。そして、何が起こっても正解にするという気持ちです。それさえあれば、大切なパートナーがいる時点で質問者さんは最強! いっぱい悩んで、一歩踏み出してください。応援しています!!!
KAYO OSUMI
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御本人から許可をいただき、公開することでさらに皆さんの意見も伺えればな〜と思い、今回ブログで取り上げております!