結婚すると、海外で働けなくなる?! 〜駐在員の奥さんになる話〜 vol.235

こんにちは!Kayoreenaです☆

 

今日は久しぶりに、一人でカフェでブログを書いています。

周りにはインド人で同じようにMACを使って黙々と作業する人が。。スタートアップ系のインド人だろうか?まあいいや。

 

今日はこんな記事を紹介。

【駐妻のリアル #1】駐妻のセレブ生活 vs 積み上げたキャリア、どちらを選ぶ?

のちほどURL載せます!

 

 

【冒頭より】

駐妻とは夫の海外転勤に帯同する、駐在員の妻のこと。

プール・ジム付きの高級コンドミニアムに、メイドや運転手がいる生活。そんな駐妻になれば、セレブな海外生活が期待できる一方、閉鎖的な人間関係に悩まされたり、それまで築き上げてきたキャリアを犠牲にするリスクも……。もしパートナーが海外転勤になったら、あなたはどの道を選ぶ?

 

日本にいる人達からするとあまり現実的な話ではないかもしれませんが、いまインドにいる私にとってはとてもリアルすぎる…(笑)

でも、ここまではっきり書いてる記事ってあまりないので、すごくいいなと思いました。

 

中身よりSTORYを抜粋すると…

【本文より】

結婚して2ヶ月したとき、夫の海外転勤が決定。
筆者は、仕事を辞めることは考えられないと思いながらも、結婚直後で、各々の仕事を優先して数年間別居する選択肢はなかった。

筆者は人事部に相談した。休職は可能か、もしくは、タイにある関連会社に出向させてもらうことはできるのか。返ってきた答えは、明確な「NO」だった。

夫との生活を選ぶということは、私が退職しなければならない、ということだった。

その後、筆者は退職しタイへ駐在。

タイで待っていたのは、想像以上に華やかな生活だった。
プール・ジム付きの高級コンドミニアムはあたりまえ。場合によっては運転手付きの車が用意され、タクシーを生活の足として使う(追記:インドもまさにこんな感じ!)

メイドが掃除から洗濯、アイロンがけまで身の回りの家事はすべてやってくれるため、とにかく時間はたっぷりある。嫌でも将来について考える時間が増えた。

唯一出なければならないイベントのひとつに、夫の会社の奥様同士で集まる「奥様会」というものがある。目的は「新しい駐妻の歓迎」や「情報交換」。

ここでの人間関係に疲れ、苦しむ同世代の友人はとても多い。コミュニティの狭さに、尽きない噂話……。言いたいことがあっても、夫の会社での関係性が悪くなることを懸念して、言い出せない。

目立ったら叩かれる。夫の立場を気にするあまり、何もできない息苦しさもある生活。

自由な時間を趣味やボランティアに費やし、海外生活を謳歌する「キラキラ駐妻」がいる一方で、外界から身を閉ざし、家に引きこもる「ぼっち駐妻」がいるのもまた事実だ。

この時間的に余裕があるタイミングで、子供を産み育てる、という選択肢もあった。実際赴任中に、出産する駐妻は多い。ただ、一体いつ授かるのかわからないし、妊娠・出産しても働き続けたいと思い、タイで就職活動を始めた

想像はしていたが、駐妻の就職活動は難航を極めた

まず、「駐妻」ということで、書類が通らない。書類が通った場合でも、「駐妻なので、給料は通常の7割」など、何かしら条件を付けられた。

ある日系の大手企業の面接では「どうせ数年で帰るんでしょ?」「駐妻はすぐ子供を作るからなあ……」と心ないことを言われた。

積極的に声をかけてくれたのは、数年で転職することがあたりまえの外資系企業ばかりだった。就職を諦めた時期もあったが、数ヶ月後ある日系企業とご縁があり、タイで働くことが決まった。

私は運良く就職先が見つかったが、そもそも渡航先で配偶者が働くことを禁止している企業は多い。駐妻は、就職活動さえ制限されているのだ。

企業の言い分としては、配偶者が働く必要がないくらい手当を厚くしている、とのことだが、夫の会社が自分のキャリアを保証してくれるわけではない

手当はもちろん赴任期間中のみで、お金をあげるから現地で働くな、とはなんとも帯同者の人生を軽視している制度ではないか…。

駐妻が働く場合、就労ビザは夫とは別に取る必要があり、海外転勤手当は減るかもしれない。それでも長期的に見れば、妻が海外で仕事を継続させたり、キャリアアップに挑戦する意義は大きいだろう。

最近は公務員や一部の企業で、配偶者の海外転勤に伴う休職制度や転勤制度を設ける組織が増えてきた。しかし、それはまだほんの一部であり、人材のグローバル化の影で自分の仕事を諦めなければならない妻が多くいるのが実情だ。

海外赴任者数は年々増加しており、自分のパートナーが海外転勤になる可能性は誰だってある。そんな時代に、家庭を選ぶことで一方がキャリアを捨てざるを得ない現状は、変えていかなければならないと思う。

【完】

 

という内容の記事でした。皆さんいかがでしたでしょうか?

 

私の感想としましては「こんなにリアルな話をここまで言語化したこの筆者の方はすごい!」という賞賛の気持ちです。

私も海外に来るまで全然知らなかったのですが(もっと調べておけよって話ですがw)

駐在員の方に帯同してきた女性は、仕事を辞めている人は非常に多いのです。話を聞くと「日本ではすごく仕事が好きで」と、目をキラキラさせて話してくれる方もいました。

 

日本でもまだまだだというのに、夫の海外勤務が絡んでくると、さらに女性のキャリア選択は狭まってしまうんだろうな…と。

 

私も今、海外で働いている身としては、結婚する相手によって自分のキャリアが大きく変わってしまう可能性があるということを、徐々に気づき始め

(大丈夫、そんな心配しなくても、相手がいないからそのまま頑張ってという心の声もありますがw)

そんな環境になっても必要とされる人材になるためには、どんなことができるのかな?と考えます。

この視点というのは、決して退職するしない関係なく、ビジネスマンとして社会に居続ける以上は必要なことだと思うので、そこまで危機感が強いわけでもないのですが、特に女性の場合はキャリアの柔軟さが求められるのかなと思ったりします。

 

個人的には、仕事を辞めて100%家庭にはいるのは無理…(万が一結婚したときの話ね笑)「俺が養ってやってるんだ」的な態度を取られたら「誰のせいで仕事辞めたと思ってるんだ」と、その瞬間破局しそう(やわい笑)

もともと心がせまいので、そんな目に合わないように、今から寛容な精神とスキルを身に着けておこう…

将来私の彼氏になった人はここの点、ちゃんと相談に乗ってほしいです…(なんのお願い笑)

 

男性の人にはわからない話かもしれませんが、女性にとってこの選択がすごく大変だということを知っておいて欲しい。その形はお互いが望んだ人生で、ふたりとも幸せならそれで良し。

でも

人材のグローバル化の影で自分の仕事を諦めなければならない妻が多くいるのが実情だ。海外赴任者数は年々増加しており、自分のパートナーが海外転勤になる可能性は誰だってある。そんな時代に、家庭を選ぶことで一方がキャリアを捨てざるを得ない現状は、変えていかなければならないと思う。」

 

こういう意見があることを、どうか知ってほしいなと思ったのでした。

 

【駐妻のリアル #1】駐妻のセレブ生活 vs 積み上げたキャリア、どちらを選ぶ?

 

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KAYO OSUMI

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月よりインドの現地採用で就業。当時よりインドに進出する日系企業向けに、インド現地の話題やビジネスに特化した記事を合計600本以上執筆してきている。2018年1月から東京拠点に移し活動を続ける傍ら、現在は株式会社メルカリのインド人・外国籍エンジニアの就業支援。引き続きインドのマーケティング、調査、人材採用を強みとする。
Kayoreena
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