みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!
昨日、12月3日、インド・グルガオンのWestin Hotelにて
ふゆまつりが開催されました
当日の様子〜準備〜
くふ楽グループの皆さんによる出し物『ブルゾンあやみwith K』のリハーサル中
受付準備中のひめとまなみの冨山社長(通称:とみさん)
こちら「働きが良かった!」と各方面から高評価を得ていたシバンスインターン組。若い!
準備といえば、私はぜんじろうさんと総合司会を担当だったため、一緒にホテル外にでてリハーサルを行っていました。
300人規模のイベントの司会、1時間後スタートだけど、原稿上がってきてない。さすがに緊張してきたぞ(笑)#インドメモ
— Kayoreena@インド (@kayoreena1021) 2017年12月3日
当日の様子
会場は超満員!音声器具やマイクも用意され本格的。前方は子供用観覧スペースもあり。ファミリー層が多い印象。
13時スタートのふゆまつりは、前半40分位が歓談タイム。ホテルのビュッフェと、フリードリンクを楽しみながら、和気あいあい時間を過ごします。その後、第1部の出し物と、第2部のD-1グランプリ(それぞれ芸を披露し、デリー1の芸達者を決めるイベント)が披露されました。
私はと言うと、
こんな感じで、私は芸歴30年のぜんじろうさんと司会進行を務めさせていただきました。
30年と素人。30年と素人(2度目)…ということで、最初はすごく緊張して久しぶりに手震えたんですけど(笑)段々なれてきました。
オープニングは和太鼓の華麗なる演奏からスタート!関野さんソロありました!毎回和太鼓は本当華やかで迫力あります(まみさん写真提供)
「恋人たちのクリスマス」から「しあわせなら手を叩こう」まで、大人も子供も楽しめる曲を歌ってくださいました。めちゃくちゃうまかった!(まみさん写真提供)
こちら極真空手の発表。久しぶりに瓦割りを見ましたけど、やっぱりすごい(痛くないのかな)小さいお子さんも上手に披露していました。(まみさん写真提供)
大人と子供が一緒に「ドラえもん」のダンスを披露する場面で、サプライズとして「客席側から指名された人が舞台側に来て一緒に踊る」ということで、インド駐在歴10年以上の中さんが指名を受けていたのですが
「シャープの中さん、ステージに来てください!」という指名がされていて(中さんはシャープの社長ではない)
会場から中さんの会社名(CA◯O)が連呼されていて、すごく面白かったです(当日会場にいた人にしかわからない、かなり内輪な話笑)
後半部分のD-1グランプリでは、デリー1の芸達者を決める『D-1グランプリ』を開催。1位になった人には豪華賞品があるということで、ガチです。日本一けん玉プレイヤーの方や、インドの伝統舞踊を華麗に踊る女の子2人組など、さまざまなパフォーマンスが披露されました。
本格的な衣装とメイクは妖艶で、しかも踊りは本格的!これはすごい。ボリウッドダンスとは違って、動きが細かった。ゆったりした感じ。とても芸術的で、また観たい!(まみさん写真提供)
そして、ここには
私の親友Priyankaが登場しました
彼女は私のインド人の親友なのですが、シンガーなのです。
このふゆまつりの『D-1』の企画を聞いた時、これはPriyankaのためにあるものだと思って速攻応募しました。
しかし、当の本人は、日本人が300人集まる前で披露するということをあまり自覚しておらず?(オーガナイズしている私としてはドキドキ)
3日前くらいになって「そういえば午前中日本語検定あるんだった(行けないかも的なニュアンス)」とか言い出すし、
と聞いても、
おK
しか返事来ない!!
(本当に大丈夫なのか?!?!)
実は自分の司会業よりこっちのほうが気になっていたのですが
【万が一Priyankaが現れなかったら、アカペラで私が歌を歌う覚悟までしていた】
Priyankaはきちんと時間前に現れ、歌を披露してくれました
(まあ、Priyankaは最後やり遂げる子だから大丈夫だと思ってたよ!いや、でも本当良かった・・・)
さて、今回彼女がアコースティックギターで弾き語りで披露した歌は、
さよなら大好きな人
この曲は、はじめて私の家で一緒に撮影した思い出の曲ですね。
ふゆまつりにふさわしい曲かな?と思いましたが、彼女が一番好きな日本語の歌なので、この曲を選びました。
私は彼女が300人の日本人の前で、一番好きな日本語の歌を歌っている姿を見ることができて、すごく感動しました。それは私がずっと見たかった景色でした。
もし逆の立場で、私がインド人の前で何か一人で披露することがあったら、それって結構不安だと思うんですよね。
文化も習慣も全然違う、たくさんの日本人の前で、堂々と自分の歌を歌いきったPriyankaは本当にすごいなと思いましたし、
その記念すべきはじめてのオーディエンスとしていてくださった、ふゆまつりに参加してくださった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいでした。
D-1グランプリのラストは、子どもたちに大人気のマリモさん!以前私のツイキャスにも登場してくれました。(まみさん写真提供)
帰任のスケジュールをずらして、最後のマリモマジックショーを披露してくださいました。子どもたちの圧倒的人気。こんな人はもう、この先出てこないんじゃないかな。すごい熱気でした!
最後はふゆまつり実行委員会による「ふゆまつり オリジナルソング」の披露。イベントのためのオリジナルソングですよ。すごくないですか?!この曲聞くと、2017年の冬を思い出すんだろうな〜!
(後日音源手に入ったら、URL添付いたします!)
グランドフィナーレは、DB2によるボリウッドダンスメドレー!(DB2とは、男子ボリウッドダンスチームの略)♡まみさん写真提供♡
お子さんたちでも簡単なふりを混ぜて、会場全体で踊って盛り上がりました。
こうして、約3時間半に渡って展開されたふゆまつりは、無事幕を閉じたのでした。
当日参加してくださった方々の声
和太鼓で参加したオープニングで登場した関野さん。毎年行われている忘年会とも雰囲気が違い、お子さんがたくさん参加できる忘年会は、やっぱり楽しいですよね!
Priyanka、確実に日本のファンが増えた様子!良かった!
しかし、リチャさんとプリちゃんのやり取り笑った。
「ジュンさん結構面白い人ですね」だって(笑)
そして、Facebookには登場していませんが、当日インドでブロガーとして活躍されている大先輩方たちにもお会い出来ました!
「インドで片言日本人」…ふゆまつりだーー!
「インドでほっこりなまいにち」…ふゆまつりに行ってきた
ほっこりマダムさんと、さくもんさん。圧倒的なインド情報量と、インドあるあるネタも詰まっています。私のことを知ってくださっており、すごく嬉しかったです!
ぜひインドに興味がある方は、私以外の方のブログにも遊びに行ってみてください。
さて、
日本の皆さん。
インドのグルガオンでは、こんな感じのイベントが開催されました。
日本で、こういう感じの、皆で作り上げるイベントって、なかなかないですよね。
オリジナリティあり、懐かしい感じもあり、そもそもなんでそんな結束力あるの?!とか、いろいろ気になりますよね。
ということで、今回はふゆまつりの記事最後に、どうしてインドではこういうイベントが開催されているのかということを、考察しておきたいと思います。
ふゆまつりが盛り上がる理由
1.インドはそもそも娯楽が少ない
日本と比べると、やっぱりまだまだ娯楽が少ないインド。クリスマスも、日本のようにイベントがあるわけではありません。なので、こういう季節もののイベントは、娯楽の一つとして貴重な存在であるといえます。
2.子どもたちが参加できるイベントも少ない
1に付随して、大人たちの娯楽はまだあると思うんですよ。日本人のサークル活動も活発になってきましたし。でも、子どもたちが参加できるイベントっていうのはまだまだ少ない。あったとしても、日本人学校内のイベントだけになるのかな?治安面や衛生面など諸々考慮すると、やっぱり子どもたちが楽しめる場所って限られてしまいます。
3.子どもたちが楽しめる=家族皆で楽しめる
毎年デリーでは日本人の忘年会は開催されていたのですが、今回ははじめて、子供も参加できる形になりました。これが今回のイベント成功の最大の理由だと思っており、子どもたちが盛り上がっていると、会場全体の雰囲気もとても良くなるんですよね。大人たちも自然と盛り上がれるので、イベント全体の勢いが増した感じがありました。
4.日本人同士の仲がいい
デリーの日本人社会は、5000人程度でまだまだ規模としては東南アジアと比べて小さい方です。サークル活動のつながりや、家族同士のつながりが深く「友達の友達は友達」といった狭さがあります。知り合いが沢山参加するといった点では、盛り上がるのではないかなと思います。
5.パワーを貰って、元気がでる
そう、インド駐在、インド生活って、まあまあ結構大変なこと多いんですよね(笑)
そんな中で、歌を歌って、踊って、美味しいご飯を食べて、好きな人たちと時間を過ごす。無条件で良いですよね。
多分、他の国にはもっと他に色んな方法で時間を過ごす方法はありかもしれないのですが、インドが故、方法が限られているため、こういう機会は本当に貴重であるといえます。
最後に、今回のふゆまつりに参加してくださった方からいただいたメッセージを一部ご紹介させてください。
Kayoreenaさん、今日はお疲れさまでした。お世辞ではなくてすごく良かったです。
正直に言うと、私はインドに来るのが嫌です。でもいつもkayoreenaさんのブログを見て、楽しみを見つけたり、勇気づけられていました。
また、帰国が延長になり気分がへこんでいましたが、インドで頑張っている多くの日本人に今回出会えることができ、結果ふゆまつりにも参加できたことを嬉しく思います。
年明けにまたインドに来ますが、次はインドに来るのが少し楽しみになり前向きにインドに来たいと思います。
とにかく感謝です。ありがとう。
こちらこそ、本当にありがとうございました
(一部ご紹介させていただきました!)
本当、ふゆまつり楽しかったですよね。私も、本当に楽しかったです。
小さくてつながりの深いインドの日本人社会だからこそ生み出される、結束力なんだと思います。そこには、今の日本にはないような、人と人とのつながりが見えた気がします。
これからも、インドに子供も大人も一緒に楽しめる場所が、あり続けますように。
たとえインドで大変なことが多くても、パワーをもらって元気を取り戻せる場所があり続けますように。
そして、インドに居る日本人が、自分が存在する場所・意味を自ら見出し、活き活きと生きることができますように。
日本から遠くはなれたインドでは、こんな感じで冬を過ごしておりますと、日本の皆さんにも伝わるとうれしいです。
ふゆまつりご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!
KAYO OSUMI
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