みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!
本日は11月でインド最大のイベントWorld Food Indiaに参加してきました!
World Food Indiaとは
インド・モディー首相が主導する 唯一の国際食品・飲料・加工機械技術展示会
◎更に詳しく◎
1. インドのバイヤー、意思決定者や影響力を持つ専門家との新たなビジネスを求めている企業
2. 最新のインド市場の情報獲得とマーケット開拓・調査を推進したい企業
3. インド市場での存在感を高め、市場シェアの拡大を目指している企業
が集まる展示会。それぞれブースを持ち、商品をアピールします!
イベントの規模としては展示ブースが40000以上、20カ国以上の国から参加。モディ首相もイベントに一部参加されました。会場はすごく広く、大きなホールがいくつも連なっており、とても1日では周りきれる広さではありませんでした。
今回、いろいろな国の出展ブースがあったのでお邪魔させていただきました。
例えばブラジル
こちらではBrazil産のチョコレートやナッツ類を実際に販売。(名産なのかな?)
離れたところから見ても、ブラジルカラーの緑と黄色が派手に目立っていました。
しかも、
ブラジルブースに行くとオリジナルストラップがもらえる特典付き
EU連合チームのブースには、キレイな欧米人のお姉さんがいました。
こちらはフランスのブース
など、例えばこういう雰囲気です。
さて、今回私はと言うと、実はある企業のブースのお手伝いということで、1日ブースに立っていました。10時から18時(休憩もありました)
8時間近く、一つの商品をとインド人に紹介するという、結構大変なお仕事でした。(このイベント3日連続でしたが、3日間出店側で参加された方々は本当にお疲れ様です)
そこで今回がお仕事を通じて感じたことや気づいたことを、後半部分ではまとめてみたいと思いました。
World Food Indiaで、8時間インド人と話をしてわかったこと
1.インド人はすごく気さくにビラを受け取ってくれる
これ、本当救われました… 日本でビラ配りの仕事、何度もしたことありますが、本当受け取って貰えなくて…
でもインドの人は、殆どの確率で受け取ってくれます。受け取らないにしろ、日本のように素通りみたいなことはほぼありません。
2.商品に素直に興味を持ってくれる
私達が日本人=外国人だからでしょうか。いろいろ質問されます。「値段はいくらだ」「それは本当に効くのか」「それは高すぎじゃないか」等、言いにくそうなことも?ズバズバ聞いてきます。
買うつもりもないのに、その場の雰囲気で無理に質問したり時間をとったりしません。興味がなければすぐ退散します。とてもわかりやすいです。
3.商品力さえあれば話を聞いてもらえる
私が出店したブースは決して派手な飾り付けや、キレイなコンパニオンがいたわけでもありませんが、ずっとお客様が集まっていました。それは商品力にあると思います。私達が販売していた商品のコンセプトは、今回参加したどの企業も取り扱っていないテーマだったので、皆が興味を持って聞いてきてくれました。
他のブースは試食やサンプルを用意してお客さんを集めているところもありましたが、面白いテーマであれば地味なブースでもきちんと人は止まってくれるのだとわかりました。
4.怪しい人も集まってくる(笑)
今回のお客さんの中には「自分もビジネスをやっているからコラボをしよう」と話しかけてくる人もたくさんいました。人によっては「僕たちは君たちの為に何が出来るか?」と、挨拶した直後に聞いてくる人もいましたが、普通に考えて一緒にやろうと言うのなら、そっちから提案してという話ですよね(笑)
本人の話を真に受けると「凄い人!」となるけど、果たして本当?いきなりブースで会った人にそんな話する??と、いつも冷静な構えでいることが重要です(笑)
5.何度もお客さんの話を聞くことで、次の課題が見える
私は今日、もう100回以上同じ説明をインド人に話したのですが、彼らの反応を見て、少しずつ使う単語とか、説明の内容を変えていきました。それを英語でやるので、日本語より少し大変です。
ですが、少しずつコミュニケーションを改善していくことで、今現在私達が提供しているサービスが、どれくらいインド人に刺さるか、興味を持ってもらえるか、段々わかってくるんですね。
すごく地味な作業ですが、インド市場で売れる商品を売りたいなら、こういう地道なトライアンドエラーはすごく重要と言えるでしょう。この3日間だけでも、いろいろわかったことが多く、改善点はたくさん見えてきたと思います。
そして
6.「インドでは売れない」と決めるのではなく「どうしたら売れるのか」ということを考える
今回一番強く思ったので書いておきます。
ある国のブースで、ほとんど人が集まっていないコーナーがありました。そのブースを担当している方も、今回の展示会のためだけに、わざわざ国から出張してきたのだそうです。
その人はインド人との接し方も少し苦手そうにしていました。その気持ちもわからなくもありません。
でもその人は、今回そのブースの売り上げがあまり良くなかった場合「インドではこの商品は売れないよ」と国に帰って報告するのかなと思うと、それはちょっと違うのではないかなと思ったのです。
上記に書いたとおり、インドの人は内容が良ければ、素直にサービスの内容を聞いてくれる人、関心を持ってくれる人は多いと思います。もちろん感じ方は人それぞれなので、私と違う意見であっても問題ないですし、それに合わせて接し方を変えたり、インド人に合うプロモーション方法を考えないといけません。
さらに、住んでいる私達ですら、やはり何度もインドの方と接して、次の改善点が見えてくるのですから、1回来て「わからなかった」「うまくいかなかった」というのは、「そりゃそうだ」となってしまいます。
他国のマーケットに売る(しかもインド)ことは、全然違う価値観を持っている人たちのマーケティングからスタートするわけなので、地道な研究が必要な気がします。
そんなことを、色んな国のパビリオンを見て、そして自分も今回のイベントに参加して思ったのでした。
KAYO OSUMI
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