美しい言葉、美しい世界 〜バングラディシュで活躍する日本人女性〜 vol.283

にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ

みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!

今日は、お隣の国、バングラディシュで活躍する日本人女性のご紹介です。と言っても、お会いしたことはないのですが、とても素敵な方だと思ったので、このブログで紹介させていただきます。

私が紹介したい女性は、原田なつみさんです。

いま、同じウェブメディアでライターとして活動しています!私がインド担当、原田さんはバングラディシュ担当です。

原田なつみさんのことを簡単に紹介させていただくと

(自己紹介文を抜粋)

1985年、宮城県女川町生まれ、青森県育ち。日本大学藝術学部映画学科在学時に、ドキュメンタリー制作のためバングラデシュを訪れる。卒業後、Documentary Japanに務める。2014年、学生時代作品への心残りや日本よりも居心地の良さを感じていたバングラデシュに暮らし始めることにし、作品テーマや自分の役目(仕事)を再び探すことに…その中で出会ったこの国の少数民族に魅力とシンパシーを感じて、彼らと共に生活していきたいと思う。

ドキュメンタリー作品『One Village Rangapani』(国際平和映像祭2015 地球の歩き方賞および青年海外協力隊50周年賞受賞→ http://youtu.be/BlxiN2zYmjE)、カメラ教室、クラウドファンディングや写真集『A window of Jumma』の制作などを行ってきたが、この地で映像作品制作を続け、この先は映画上映会(配給)や映画祭などの企画にも挑戦していきたいという夢を抱いている。

現在、バングラディシュで映像作品制作など、作品作りを行ってきているんですね。

同じメディアでライターをさせていただいておりますが、なつみさんの記事は、他の人とは違うと感じていて、いつも記事に引き込まれてしまいます。なつみさんの言葉には、バングラディシュの人への想いが溢れていて、なんだか温かい気持ちになるんです。

私が彼らと出会って2年(まだたった2年)は、そう願っても阻まれたり、うまくいかなかったことばかり…

でも現住民のみんなは、「僕たちは生まれた時からそうだよ」と言います。

こうして私は、ドキュメンタリーを撮るだけが目的じゃなくて、ここの人たちにシンパシーを感じながら、もう気持ちは当事者のように…

日本にいた頃よりも感情をフル回転しながら、七転び八起きで生きています。

怒っても、泣いても、その方が幸せだなと感じながら。

なつみさんの言葉は、本当に美しいなと思います。

それはきっと、彼女にしか語れない言葉であって、芯があるからなんだなと。

…それは、私にはない言葉使いなんだと感じました。

 

もっと自分にしか見れないインドを語りたい。

なつみさんの記事を読んで感じたことは、私はなつみさんのように、インドの本当の姿を、実は伝えられていないんじゃないかということでした。

このブログは「インドで働く人を増やしたい」という思いで始めたブログです。

少しずつインドの日常を紐解いていって、日本人がインドに持っている「不安」を取り除くために、いろんなことを書いてきました。

「インドは思ったよりも発展しているよ」

「インドに来ても大丈夫だよ」

「インドには可愛いカフェも、おしゃれなバーもある。だから安心してきてください」

…それはそれで、確かに有益な情報かもしれないけど、私達日本人が解釈したい尺度で、インドを解釈しているような気がしてきました。

本当は、インドの奥深さや、ここにしかないインドの本当の姿があります。でも、日本人の私は、日本人にとって都合の良い情報だけをとって、日本に届けている。

「可愛いカフェも、おしゃれなバーもある…でもそれがないなら、インドには行けない」という人は、そもそもインドに来るべき人じゃないのだろうと、思います。

「インドは発展しています」なんて安易に伝えることは、インドにも失礼な気がしてきました。それだけじゃないよ、インドはと。

それと比べ、なつみさんの言葉には、バングラディシュの絶対的なもの、揺るぎないものを感じたのです。それを読んで私も、もっとここにいる私にしか書けない記事を、書いていきたいと思ったのです。

なつみさんのバングラディシュの活動を通じ出てきた言葉は、どれも素敵なものばかり。ぜひ皆さんにも読んでいただきたいので、最後にURLをまとめておきます。

会ったことはありませんが、私にとって一つの気づきを与えてくれるすごく素敵な方でした。これからも一人のファンとして、記事の更新を楽しみにしています(^^)

アッサラーム・ワライクム と ノモシュカール【突撃!隣の彼女の海外ライフ】

経験して感じ方が変わった、「宗教」というもの

三ヶ月に一度。আমি বাংলাদেশে থাকি।

The following two tabs change content below.

KAYO OSUMI

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月よりインドの現地採用で就業。当時よりインドに進出する日系企業向けに、インド現地の話題やビジネスに特化した記事を合計600本以上執筆してきている。2018年1月から東京拠点に移し活動を続ける傍ら、現在は株式会社メルカリのインド人・外国籍エンジニアの就業支援。引き続きインドのマーケティング、調査、人材採用を強みとする。
Kayoreena
もしこの記事が役に立ちましたら、ぜひ皆様のSNSでシェアしてください!◎