みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!
本日は、インドに挑戦する日本の方々からの『インド現地レポート』をお届けします。
今回、この企画にご協力いただいた九州出身40歳男性のgioさん。
今日のチャレンジ!会社の近くの屋台でランチ購入。60ルピー也!今のところ胃袋は正常運行しております。#インドローカルランチ pic.twitter.com/tIjGwwa9qH
— gio (@4az693) 2018年5月2日
南インド料理、食べ物で260ルピーなり! pic.twitter.com/iePVVbbxBO
— gio (@4az693) 2018年5月16日
以前に『インド挑戦1週間を終えて』のレポートをご提供いただきました。
今回は「インド挑戦の1ヶ月を終えて」をお届けします。
インド挑戦1か月を振り返って
インドに降り立って、早くも1か月が経過した。
「人生で一番刺激的な1か月だったのではないか?」
そんな風に思えるくらい、40年の人生の中でも大きな意味を持つ時間だった。
日本にいる時は、周りの目を気にしすぎるところがあったが、ここでは「自分が何をするかが大事」そう言われている気がする。ダイバシティ―や文化の違いを経験したいと海外勤務を希望したが、インド勤務は大正解だったと思う。
この一か月あった事を、振り返ってみたい。
まず、赴任後5日目で、
いきなり同僚の女の子の結婚式に行くことに!?
インド来て5日目だけど、同僚の結婚式に参加!21時から朝まで?やるのに、まず驚き。MCの仕切りがないのもインドだな〜って感じ。ちなみに、同僚と言っても初めて会いました😗#インド文化体験 pic.twitter.com/Y54XW6n01w
— gio (@4az693) 2018年4月29日
「招待状もってないけど」「ご祝儀いくら?」「まず会った事ないし!」
と色々な疑問を持ちながら、会場へ。
開始時間は、なんと夜の9時!
「えっ?今日帰れる?」と思いながらも到着。同僚より「言うの忘れてましたけど、酒出ませんから」との非情な言葉。
結婚式って飲み会じゃないんか~い!
って心の中で一人突っ込み。野外のお祭り会場の様な会場に、原色の華やかな装飾が設えてあって、食事コーナーには美味しそうなインド料理がずらり。
夏祭りや学祭の豪華版みたいな雰囲気で、インド人の参列者もリラックスした感じ。後で聞いた話だと、この式場費用は、全部新婦側の家族負担との事。しかも日本の様なご祝儀制度なしだから、本当に人生の一大イベントって事。
でもどう見ても、近所のおっさんがタバコ買うついでに来ました的な人も混じってる。
大らかな国だな~インドは!
…招待されていない俺も同じ様なもんか。
一番日本の結婚式と違うなと思ったのが、MCがいない事。誰も仕切る人がいない(汗)
騒ぎながら勝手に新郎入場して来て、ひっそり気付かない間に新婦入場している。入場した時も、高砂(新郎新婦の席)に子供座ってるし!この何となくのまま、深夜まで会は続くのでした。
参列者は、ノンアルコールなのに、踊り狂っている。素面でよく踊れるな~って思っていないたら、中心的な白髪の老人が踊りの輪から抜けて、車へ。何と車の中でウイスキーを生で一気飲み。
エナジー補給が終わって、人一倍アグレッシブに踊る!ノンアルコースじゃなくて良いのかな~?でも楽しそうだからいいか。
いつの間にか、日本の結婚式を常識と思っていたけど、世界の国にはそれぞれの文化、それぞれの常識がある事を再認識させてくれた。
インド人が、日本の結婚式に出席したら、逆にビックリするだろうな~。文化の違いを手っ取り早く感じたいなら、結婚式出席はお勧め!
是非、出席してみて!!
もう一つ大きな出来事と言えば、アグラ一人旅。
アグラまで行って来ます!#インド列車旅 pic.twitter.com/RgUW5tBn0s
— gio (@4az693) 2018年5月19日
列車での旅を選択したのはいいが、インドの列車って、大丈夫?
日本人の悪い癖ステレオタイプで考えてしまって、屋根にまで人が乗ってる奴を想像しながら列車を予約。
どんな列車が来るかは、当日のお楽しみって事にしておこう!
出発当日。駅に着いたは良いものの、システムが分からず右往左往。
「よし!顔は怖いけど、インド人に聞いてみよう!」と思い、50歳くらいのオジサンにトライ!チケットを見せて改札とか乗り場とか教えてって言ったら、何と乗り場まで一緒に来てくれた。
わざわざ、ここまで一緒に来てくれたオジサンに感謝の気持ちを伝えたところ、
「どこの国から来たの?え、ジャパン?インドに来てくれてありがとう!インドの旅を楽しんで!」って。
オジサンの恰好した天使か?心がホッコリする瞬間だった。
インド人は、困った人がいると助けてくれるって聞いてたけど、ここまでの事を、日本人は外国の旅行者にできるかな~?う~ん、できんな!日本人は、おもてなしとか言ってるけど、シャイだからな~。
調子に乗って、ホームの入ってきた列車が自分の列車かどうか?を隣のニイチャンに聞いてみた。また、丁寧に教えてくれるかなって、淡い期待を打ち砕く様に
インド人:「俺に話しかけるな!」
俺:「・・・・すみません」。
インド人も人それぞれ。機嫌が悪い時もあるみたいだ。
入ってきた列車を見てビックリ!屋根にお客さんが乗っていない!!
少し昔のJRくらいのクオリティー。快適さは問題なし。むしろ快適かも。
予想してなかった、ドリンクサービスもあり(リンゴジュースのパックと、巨大なボトルのミネ
ラルウォーター!?)
ドリンクサービス付き!#インド列車旅 pic.twitter.com/gtQU9zC45F
— gio (@4az693) 2018年5月19日
朝食サービスが出て、更に快適。
一人で「世界の車窓から」を体験しながら1時間30分で到着。車だと4時間くらいかかる区間なので、列車はお勧めの交通手段。すれ違った列車の中には、イメージ通りの列車もあった様な、なかった様な。あれは錯覚か?
アグラでは、有名な世界遺産のタージマハール、アグラフォートを観光。噂に違わぬ美しさ!皆さんも是非、来て頂きたい観光地。
観光旅行も無事に終えて、列車出発の時間まで、高級ホテルのロビーで1時間程時間を潰す事に。
暑かった(45℃くらい!)んで、アイスコーヒー飲んで寛いでいたら、外が急に真っ暗に。
…風が猛烈に強くなったけど、30分程で収まった。一瞬、不安がよぎる。
列車大丈夫か?
まー1時間くらい遅れても、インドだからしょうがないか。
待っていると、今回、車の手配をお願いしていた旅行会社から電話。
「はいはい、列車が遅れるんでしょう?分かってますよ。1時間くらい大目に見てあげるよ」と心の中で、呟きながら電話に出ると、
インド人:「さっきの嵐で、線路に木が倒れて列車が5時間遅れそうだけど、どうする?」
俺:「ふぁいぶ・あわーず?」
どうするって、待つ以外の選択肢あるの?
途方に暮れていると、追加料金を払ってくれたら車の手配も可能との回答。即決で、車をお願いする。これから、5時間、ホテルのロビーで待つのは、さすがにきつい…
ドライバーさんは、日中と同じ感じのいいオジサン。でも、昼と雰囲気が違う・・・。
なんでも、俺を送った後に同じ道を戻って来ないといけないとの事。
デリーまで4時間くらいって聞いていたから、オジサンの怒るのは無理もない。運転も心なしか荒い…笑。
次々と車を抜き去って、何とデリーまで2時間で到着!
オジサン、大変お世話になりました。
最後は、笑顔でお別れしてくれて、一安心。
…結果的に、色々な経験が出来て良かったな。
「インドは、何かがある。何かないとおかしい」くらいの気持ちで、インドには旅行に来る方がいいと思う。
上記は、色々あった中の一部だが、新鮮な発見・体験が毎日ある。
これからも、一日、一チャレンジを目標に、生活していきたい。日本に流れているインドのニュースは、ネガティブな物ばかり。
その方が、目をひくのかどうかは分からないけれど、あまりにも一方しか見せていない。
日本人の国民病なのか、ステレオタイプで物を見てしまうので、インドのイメージはネガティブな物ばかりだと思う。
インドで生活する我々の使命は、本当のインドの姿を日本の皆さんに伝えて、興味を持ってもらう事だと思う。確かに、いい面ばかりだはないけれど、日本メディアの言う様に悪い面ばかりでもない。
真の姿を見て、それぞれでメディアの報道を判断してもらいたい。これからも、私の経験を通してインドの真の姿をお伝えしたい。
インド現地レポート、いかがだったでしょうか。
他にもいろいろな日本の方が現地でいろいろな経験を積んで暮らしていますが、いろいろなローカルイベントに参加することで、文化や習慣に触れることができると思います。
インドのぜひ「インド就職」「インド起業」「インド留学」を目指す人は、現地で活躍している人の声を参考にしてみてください。
引き続きgioさんの様子は追ってご紹介します!
Kayoreenaさんはインドに挑戦するみなさんを応援しています:D
KAYO OSUMI
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