海外就職の「相談」の仕方 〜既に答えは決まっている〜 vol.226

皆さんこんにちは!Kayoreenaです。

海外就職の「相談」について、過去2本の記事を更新してきましたが、今回が最後です。

 

最後は「相談をする時点で、答えは決まっている」という話についてです。

これは、どういうことかというと…

少し話はずれるのですが、私は相談には2種類あると考えています。

1.本当に答えがわからなくて誰かに相談する

2.答えは自分の中に持っているけど、背中を教えてほしくて相談する

 

1の場合は、例えば「駅までに行き方がわからなくて困っている」「ランニング用のシューズがどれが良いか悩んでいる」というような、本当に答えがわからない場合の相談です。

その場合は、誰か知ってる人に聞いたら教えてもらえるでしょう。

海外就職において1の場合は、例えば「マレーシアで就職したいのだけどどういう手順を踏んだらいいかわからない」とか「インドで働いてみたいけどどういう仕事があるかわからない」とか、そういう種類の相談です。

その場合は、誰かに聞いたりググったりすれば解決できます。

 

今回お伝えしたいのは2の場合です。

2の場合は「海外で働いてみたい。けどはじめてのことだから不安…で、誰かに相談してみる」といった相談です。

この種類の相談は、実は「自分の中で海外就職をする」という答えは決まっているのです。

それなのに、相談する人によっては「行くのやめたら?」とアドバイスしてくる人がいます。そこには違和感が生まれて当然です。自分が出している答えと違う返答が返ってくるからです。

この場合、本当に欲しい答えは「不安だけど大丈夫だという答え・または応援がほしい」ということです。実際に経験した人に想いを伝えて、具体的なアドバイスをもらうのがいいでしょう。

 

自分が答えを持っているということを自覚するだけでも、相談相手を間違ったり、違和感を感じたりすることが減ると思います。無理に誰かの意見に合わせたりしようとすると、絶対に違和感が生まれます。

 

誰かに相談したい時、自分のいまの相談は1なのか2なのか…

まずはその確認をしてみてください!

 

 

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KAYO OSUMI

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月よりインドの現地採用で就業。当時よりインドに進出する日系企業向けに、インド現地の話題やビジネスに特化した記事を合計600本以上執筆してきている。2018年1月から東京拠点に移し活動を続ける傍ら、現在は株式会社メルカリのインド人・外国籍エンジニアの就業支援。引き続きインドのマーケティング、調査、人材採用を強みとする。
Kayoreena
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