インド出張する時に現地の格安携帯SIMを手配する方法

皆さんこんにちは。インドブロガーのKayoreenaです。

2022年春、私はバンガロールに出張しているのですが、実に2年以上ぶりのインドを満喫(?)しています。

今日のテーマは「インド出張する時に現地のSIMを手配する方法」についてです。

通常、海外に出張に行く際は、日本でWifiなんかを手配すると思うのですが、まあそれなりに金額しますし、つながりが悪かったりしますよね。

インドの場合、日本からWifiを持ってきたりしてもうまく現地でつながらなかったり、それでも「まあインドだししょうがないか」と言って、なかったことにしてる友達もいたのですが(インドのイメージがそうさせますね笑)それは非常にもったいないです。

インドはここ数年でインターネットがかなり普及して、かなり安くネットと電話を使うことができるんですよ。特に2017年、インドの財閥リライアンスJIOが、超格安SIMを発表したことをきっかけに、一気にインターネット普及率が上がりました。

インド 月額260円で電話・ネット使い放題の無料端末「Jio Phone」発売 本当に儲かるのか検証してみた vol.306

2017-07-25

せっかく出張に来るなら(面倒な手配も含め)ぜひ体験してほしく、今回は記事にしています。

インドの格安SIMでできること

SIMは既に皆さんご存知だと思いますが、スマホに差し込むことで現地のインターネットと電話回線を使うことができるようになります。今回紹介するのはAirTelというインドの電気通信事業者です。イメージはAirTelがDocomo(既存の大手)で、JIOがSoftBank(後発の革新派)といったところでしょうか(違ってたらすみませんw)

HP画面より引用

私たちが使うのはPrepaid(前払い式)で滞在期間に合わせてプランを選びます。PrepaidのPlanを見てみると、実際にできることとしては

1.Unlimited Call / 電話し放題

2.Data通信 / 1日の容量制限あり

3.SMS / 通常1日100通まで

となっています。通常のやりとりをするうえで問題ありません。具体的にどんなプランがあるかというとHPを参照すると(2022年4月10日現在 下記3つ分だけ紹介しますが、実際は20以上のプランがあります)

例えば一番上のプランですと、

1日3GBの通信量、電話かけ放題、SMS100通/日が56日間有効で699ルピー(大体1120円程度)という形になります。

Kayoreena
皆さんの滞在日程に合わせてプランを選んで下さい。

ここで気づいていただきたいのですが、普通に安くないですか?w

でもこれがインド価格なんで、騙されていません。笑

普通に仕事するなら、1日3GBあれば何も問題ないですし、約2ヶ月、フルで使えて1120円ですから、いかに現地のSIMがコスパがいいかわかります。もちろん他にもプランはありますので、皆さんが一番良いものを選んでみてください。

(一番安いのだと、例えば21日利用で1日1GBのデータ量で209ルピー(300円ちょっと)というのがありました)

 

現地格安SIMの手配方法

さあここから本番です。現地SIMの手配方法をお伝えします。

AirTelショップに行く

日本のDocomoショップみたいな形で店舗があるので、GoogleMapなどで調べてみて下さい。そんなに難しくないはずです。

ただここでいきなりやや難易度あがるのですが、AirtelのSIMを手配するには、現地の電話番号を持つ協力者を見つける必要があります(いきなりむずいw)

なぜかというと、本人確認と不正を防止するために、インドではOne Time Password(OTP)という仕組みがよくとられているのですが、この確認のために電話番号が必要だからです。

さらに、現地の住所も(手続き上)必要となるため、もし出張で来る方は、インビテーションレターを発行していただいているインドの会社住所の確認andインドの社員の方を一緒に連れてきてください。

Kayoreena
いきなり難易度高いですが、これくらいできるようになってください笑(強制)

ただ、インドの方はすごくフレンドリーに協力してくれますからご安心を。現地で電話番号を発行することが生きるために必要不可欠であることはインドの方はよくわかっているので、必ず協力してくれます。

Kayoreena
インドは非常に電話社会なので、電話がないと本当に生活できません。皆さんが思っている以上に気軽に、電話番号はあらゆるところでシェアされています。

必要書類の準備

Airtelショップ行く前にやる必要がありました(笑)必要書類の準備です。通常日本の出張者の方はパスポートとビザがあればOKです。こちら2点準備してください。

ちなみに、AirtelのライバルであるJIOは、本人確認のためにアダールカードという現地の方しか持っていないマイナンバーカードみたいな本人確認書を提出する必要がありました。これは私たちは観光客のため通常持っていません。そのため、観光客の方はJIOではなく、AirtelでのみSIMの発行が可能となっています(2022年4月現在)

Airtelショップで必要手続きをする

現地についたら「SIMをくれ」と言って手続きをしてください。本人の情報と、協力者の方の情報の提供が必要となります。協力者の方にOTPの確認が送られてくるため、それがいわゆる保証となり、皆さんのSIMが発行されます。

こんな感じのパッケージに包まれてきます。このSIMを手配できたら、あとは差し込んで、Airtelのセンターに電話をいれて、SIMをアクティベイトしてもらいます。このアクティベイトには30分くらいかかります。

SIMアクティベイト後、プランを選ぶ

ここにきてもう一山、厄介な手続きがあるのですが(笑)SIMがアクティベイトしたら、今度は先ほどシェアしたPrepaidのプランを選びます。いくつかプランがありますから(年単位のものから数日のものまで)選んでください。そしてプランを選んだら、支払いのため現地の口座を持っているインドの方のAirtelページから代理で払ってもらいます(これがまた厄介笑)

私が現時点で調べた感じだと、国際クレジットカードでの支払いはできませんでした。AirtelのSIMと選択したPrepaidのプランを紐付け、支払いをするためには、現地の銀行口座と、それに紐づく電子決済のアカウント(クレカ含む)が必要です。そのため、ここでもインドの方の協力が必要です。

ただ、金額がそんなに大きくないはずなので、現金を渡して代わりに払ってもらい、それで終了です。ここも説明すれば協力してくれるはずです(インドは助け合いの精神超大事)

そんな感じで一通り手続きすれば、完了となります。

現地SIMを手配するべき理由

「なんでこんな手間かけてまで、現地SIMを手配しなくてはいけないの」って皆さん思いますよね。私も思います笑

しかし、私がここまでして現地SIMを調達することを薦めるにはいくつか訳があります。

シンプルに安い

重要ですね、コスト管理大事ですもんね(笑)

本当に安いことを実感するため

2ヶ月1000円ちょっとで電話使い放題っていう世界観、私たちが普通に日本に住んでたらわからないじゃないですか。でも本当にあるんですよ。なのでそれを体感することは現地理解のために非常に重要なんです。

面倒な手続きを(あえて)体験してインドの流れを理解するため

実際にやってみると、結構面倒なやりとりとか、手続きのだるさを体験すると思うのですが、それも含め、インドの時間の流れです。現場を見れば進まない理由が1発でわかりますよね(笑)SIMの手配だけでも、そういった流れが見えてくると思うので、最初の一歩として体験してみてほしいです。

インドの電話社会を体験するため

これも上記で書きましたが、インドの方はSMS含め、電話大好きなんですよ(笑)インドの方と電話番号を交換し、Whatsappでやりとりするまでが出張(笑)そのコミュニケーション方法も、電話番号があれば体験できます。

Kayoreena
ちなみに、店とかでも無駄に「電話番号は?」と聞かれますが、教えるとそのあと宣伝SMSが死ぬほど届くので、その時は「観光客だから持ってません」と断ってください笑 個人情報に関する意識が全然違うので、一度教えるとどんどん活用されてしまいます。

インドのアプリサービスを使うため

私がIT業界出身というのもありますが、テック大国であるインドのアプリサービスを使うためには、インド現地の電話番号がないと使えません(電話番号で本人確認するため)せっかくインドに来てるので、便利なテックサービスはぜひ使いたいところ。そのためにもローカルの電話番号が必須なんです。

こんな感じで、現地の格安SIMを手配すべき理由を整理してみました。全て私の経験から元にまとめているので、これが正式なものかはわかりません。でもだいたいうまく行くと思うので、ぜひ皆さんも、最寄りのAirtelショップで挑戦してみてください!

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KAYO OSUMI

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月よりインドの現地採用で就業。当時よりインドに進出する日系企業向けに、インド現地の話題やビジネスに特化した記事を合計600本以上執筆してきている。2018年1月から東京拠点に移し活動を続ける傍ら、現在は株式会社メルカリのインド人・外国籍エンジニアの就業支援。引き続きインドのマーケティング、調査、人材採用を強みとする。
Kayoreena
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ABOUTこの記事をかいた人

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月よりインドの現地採用で就業。当時よりインドに進出する日系企業向けに、インド現地の話題やビジネスに特化した記事を合計600本以上執筆してきている。2018年1月から東京拠点に移し活動を続ける傍ら、現在は株式会社メルカリのインド人・外国籍エンジニアの就業支援。引き続きインドのマーケティング、調査、人材採用を強みとする。