石の上にも三年は本当か? 海外就職・キャリアについて考える vol.380

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みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!

 

今日のテーマは「石の上にも3年は本当か〜海外就職・キャリアについて考える」です。

 

若い人って本当、すぐ転職しますよね

 

 

(自分も含め 笑)

 

私もいろんな仕事経験してきました(バイトも含め)その度に「前職を辞める」という決断をしてきたわけですが、

 

毎回言われる言葉

「石の上にも3年だぞ、大角!!」

 

 

です。

 

今日はこれについて考えてみたいと思います。

 

ネットで調べたところ「石の上にも3年」というのは「冷たい石の上でも3年も座りつづけていれば暖まってくる。 がまん強く辛抱すれば必ず成功することのたとえ。」という意味だそうです。

どんなことでも、一通りの結果を出すまでは最低3年は我慢して努力しろ!と言ったところでしょうか。

 

皆さん、どう思いますか?

 

これについて、私の持論も含め展開していきたいのですが

私自身は「石の上にも3年」肯定・否定派かというと「やや否定」という意見です。

我慢しなくちゃいけないことは、3年やっても何も変わらないよ。我慢するレベルならすぐ辞めるべき」というのが持論。

 

 

この「石の上にも3年」理論、ポイントは「辛いことを我慢する」という視点にあると思います。

私が「石の上にも3年」にやや否定的な視点を持つのは、この「辛いことを我慢する」ことに疑問を持つからです。

 

私は辛いことを我慢することが出来ません。

 

Kayoreena
平成生まれのゆとり世代なんで…円周率は3でした(中学生から)笑

 

 

私が辛いことを我慢することが出来ない理由

1.若いから

若いから、精神的にも成熟してないし、わがままなんです(笑)

っていうのもありますが、何より若いうちってやり直しがききやすいんですよね。これは若者の特権です。

この特権は万人に平等に与えられ、そして平等に失われていきます。

若いうちしかできないこと」って昔はないと思っていたのですが、いまは「ある」と思っています。それは自分が、徐々に若者の特権を失いはじめて感じています。若者は若者しか出来ないこと。それをやるべきです。

まだ若いのですから、周りに迷惑かけて、自分のやりたいことに挑戦してみてもいいのではないでしょうか。その代わり、自分が迷惑をかけた分、大人になったときに若者の挑戦を応援できるようになっていれば、いいのではないでしょうか。

 

2.ネットが発展したことにより外部からの情報を得られるから

昔は自分の周りの大人なんて、父、母、先生しかいませんでした。でも今は、小学生がスマホを持つ時代です。ネットを開けば、良くも悪くも色んな人が世の中にいることを知ってしまいました。それは海外も含め。

小学生の誰かが、私のブログを読んでいるかもしれないんです。すごくないですか?笑 私は小学生の時、そんなツール持っていませんでした。

そういう時代だから、世の中にはたくさんの生き方・人生があることを、もう皆知ってしまっているんです。

自分がやっていることが嫌で辛いなら、他の選択肢はどんなのがあるのかな?と、調べることは容易です。

 

3.現代の生き方が多様化していることを知っているから

2に続き、世の中が多様化していることを知っているので、自分の人生が他人と違うことに関して、前の時代よりも気にならなくなってきているんです。

今は、自分のやりたいことに対して「頑張れ!」と応援してくれる人と繋がることは、すごく簡単な時代になったのだと思います。

だから私も「石の上にも3年だぞ」という人の意見ではなく「これがやりたいなら、こういう風にしたらいいのではないか?」と提案してくれる人を探し、その人と次の展開を考えていくようにしています。

 

だから私は、辛いことが我慢できないんですね。。(すみません根性なくて)

 

ただ、

 

私は「一定の結果を出すためには(3年と言わず)続けることは必須

これには大賛成です。

 

もうこれは当たり前すぎるというか、今更私が言うことでもないかもしれませんが、時間をかけて専門性が極めてきた人に関して、価値が高まっていくのは当然のことです。

私も日に日に、このブログのバリューが高まってきていることを実感していますが、これはなぜかというと、継続しているからという点は大きいです。

だから今日のブログよりも、おそらく1年後、3年後のIndia Blogのほうが価値が高いわけです。

いまより知見が豊富(になっているはず笑)な私が発信する記事のほうが、今より良いに決まっていますね。

 

つまり結果を出すためには「継続して改善していくこと」はマストです。

 

Kayoreena
結局、石の上にも3年なの?!

 

結局何が言いたかったというと「我慢するほど嫌なことならすぐ辞めたほうがいいけど、好きなことなら誰よりも追求し、そして継続してやることはすごく大事」ということです。

 

そう、好きなこと、自分のやりたいことはとことん追求して、継続していきましょう!

 

やりたいことなら、もはや「3年いろ!」と言われなくても3年やってると思います。私は学生の時から海外で働きたいと思っていたので、誰にも言われずずっと方法を模索していましたし、英語も黙々と勉強していました。

そういうので、良いのだと思います。

 

今までの時代は、大きな会社に入り、出世してお金を稼ぎ…みたいなライフプランが「幸せ」とされており、そのためには一定の「我慢」も必要だったため「石の上にも3年」という言葉が生まれたのかもしれませんが、

私は今の時代は「自分のやりたいことをとことん追求している人」が「幸せ」だと思います。

そして、もう高度経済成長ではない日本において「好きなことを追求している人」には、どんなに「我慢」しても勝てない気がするんです(もちろん勝ち負けではないですが)

 

私は何度も「石の上にも3年」だと言われてきましたが(特に公務員をやめる時はすごく言われた)

でもいま、すごく楽しいし幸せですよ。23歳のときの自分より、今の自分のほうがスキルも付いて仕事もあります。

 

 

その代わり、自分の好きなことからは絶対逃げないでください。それまでできなくなると、本当に「今の若者は…」になってしまっちゃいますからね(笑)重要なのは「嫌なことではなく、好きなことを続けること」です。

 

Kayoreena
好きなことなら、きっと嫌なことがあっても乗り越えられると思います

 

 

今日はもし私と同じような経験をする人がいたら・・・と思って書いてみました。

まだ進路を模索中の人は、石の上に3年いなくてもいいので、また新たな道を、ぜひ探してみてください。

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KAYO OSUMI

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月よりインドの現地採用で就業。当時よりインドに進出する日系企業向けに、インド現地の話題やビジネスに特化した記事を合計600本以上執筆してきている。2018年1月から東京拠点に移し活動を続ける傍ら、現在は株式会社メルカリのインド人・外国籍エンジニアの就業支援。引き続きインドのマーケティング、調査、人材採用を強みとする。
Kayoreena
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