コミコンインディア2017  インドで日本のアニメはどれくらい流行っている? vol.402

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みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!

本日はDelhiで開催されているコミコンインディア2017に参加してきました。

コミコンとは何か

 1970年、ゴールデン・ステート・コミック・ブック・コンベンションとしてシェル・ドルフを中心に開催されたのが原点で、テクノロジーとポップ・カルチャーのイベントです。

アメリカのサンディエゴでは毎年7月上旬に開催され、海外コミック、アニメ、ゲーム、映画と内容も拡大され、 最大13万人が集まる大イベントに発展しています。さらに、コミコンはアメリカのみならず、フランス、イギリス、台湾などでも開催され、世界中で話題となっています【東京コミコンページより抜粋】

 

今回はコミコンインディアということで、インドで開催されたコミコンです。

 

コミコンインディアが面白い理由

VAJRACAT
日本のコミケというよりは、ハロウィン感あるコミックイベントって感じです。

インドの若い人たちの活気も見られるし、インドの人たちがどんなコンテンツに興味があるかわかるのも面白いです。今だとゲームオブスローンズ、マーベル、DCが中心だとは思いますが、日本のアニメ、マンガもあり一部の若者に絶大な人気を誇ってます。あとはクリエイターブースもあってインドの若手クリエイターの作品を買うこともできます。

コミコンインディア2017にコスプレして行こう!友達いっぱいできるよ!より

 

ということで、私も今回(全然アニメとか漫画詳しくないのですが)友達欲しかったのでコミコンインディアに行きました!

 

 

 

Kayoreena
ちなみに事前にFacebookで誰か一緒に行きませんかと誘いましたが誰もいませんでした。マジで友達いないんじゃないか説…

【あ、もちろんネタなんで友達はいますよ。さすがに笑】

 

 

会場の様子

昼間の用事を終えて、18時ごろ到着!もう12月のデリーは18時で暗いし寒いです。今回、コスプレが用意できずに、ライトダウンの完全防寒で参加しました。

 

会場にはコスプレーヤがわんさか

あちらこちらに、コスプレしているインド人多数。

中央男の子右手にしっかり持っている自撮り用のスマホ(笑)を見てわかるように、皆いたるところでセルフィーしていました。

 

 

こちらの女の子は赤い羽根がついていたのですが、すごく可愛いねと褒めたら「あなたにもつけてあげるわ」と言って、私にも羽根をつけてくれました。

 

Kayoreena
Kinki Kidsの「ボクの背中には羽根がある」を思い出した(笑)

 

Kayoreena
小悪魔系女子も発見。こちらも写真撮影に付き合ってくださいました。

 

 

ステージではガチインディアンコスプレショー!

会場奥に設置されてある特設ステージでは、ガチのコスプレイヤーたちのコスプレショーが開催されておりました。これがかなり見応えあり。

 

一組5人位のチームで、持ち時間5分位、それぞれがどんなコスプレをしたか、どんなところを工夫したかなど、自分たちのコスプレをアピールします。

発表が終わるとステージ横に降りてきて、写真撮影タイム。

ここが意外と人がいなくて(笑)いろんなコスプレイヤー君たちと写真が撮れました。

こちら、ステージ写真左側から2人めの男の子。1週間程度でこのコスチュームを作り上げたんだとか。

 

2人目のこちらの彼は、ステージ写真一番右の男の子。なんとこちらは製作期間6ヶ月!ソフトウェアでデザインをして、形にし、塗装も自分自身でやったんだとか。費用は5000ルピー程度(8500円位)

 

こちら、右の彼はインド版ルフィです。どうでしょう皆さん(笑)

 

こちら中央はインド版・ジャック・スパロウだ!このブタはなんだろう?笑

 

こちらはインド版NARUTO!会場でも日本語で「こんにちは」って挨拶してた!

 

 

Kayoreena
こんな人気キャラクターでも、簡単に写真が撮れちゃうくらい写真撮影場所はガラガラ。みんな、写真好きなんじゃなかったっけ(笑)

 

 

 

そして、今回一番衝撃的だったのがこちら

 

 

 

 

えーっと、えーっと、

何だったっけこれ?!?!

 

 

 

 

 

 

アクション仮面だ。

…はるばる、インドまで!!笑

 

 

という感じでですね、日本のマンガ・アニメもまあまあインドに来ています。

 

子どもたちの参加も多数

会場にはファミリー層も来ていて、コスプレイヤーを囲み写真撮影する子どもたちも多数。

 

 

Kayoreena
右の子の体格見てると、いかにも富裕層っぽい感じがするな〜!

 

 

コミコンインディア2017総括

実は今回のコミコンショーの多くのブースは、アニメや漫画のプロモーションではなく「グッツ販売」の出店がほとんど。

中には日本のアニメのポスターや、ワンピースの英語版漫画本なんかもあり、私としては嬉しかったです。

 

参加者の中には「殆どがグッツ販売の店で、しかも殆どはオンラインで買えるから、もっとイベントの内容を工夫して欲しい」という意見も。実際に回ると、確かにグッツ販売の店が多数。参加者の中には、もっと最近流行りの映画やアニメの特設ブースを設けてほしいという意見がありました。

夜はステージでコスプレショーが開催されていましたが、昼間はスタンダップコメディアンのショーが開かれており、これに関しても「コミコンなんだから、コスプレショーやってよ」なんていう(厳しい?)意見もあり、さまざまな期待をこのイベントにかけているのかなという印象もありました。

 

コミコンじたいは7年前から開催されていますが、参加していたインド人によると、アニメのカルチャーが流行りだしたのはここ3〜4年くらいじゃないかという印象。

インドの方は、日本のアニメも皆ある程度知っていましたが(ドラえもん、デスノート、ワンピースなどが上がっていました)

よく報道であるような『「クールジャパン」の影響で、アニメがすごく流行っている!』というような印象はなし。

インドは英語のアニメも翻訳無しで取り入れられるのは大きいかと(そのため競合が多い)。おそらく、日本のアニメはそこまでメジャーではない感じですね。これから広がっていく可能性大ですがね。

 

Kayoreena
ポケモンのキーホルダー発見!

 

 

 

Kayoreena
最後に、日系企業のインド・アニメ業界進出のドキュメンタリーを発見したので、こちらに載せておきます(途中で繰り返しになるけど)

日本流の技術を、インド人スタッフに教え、インド産の日本流漫画を作成することに挑戦。現在200億円規模のアニメ産業に、一人の日本人社長が挑む!

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KAYO OSUMI

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月よりインドの現地採用で就業。当時よりインドに進出する日系企業向けに、インド現地の話題やビジネスに特化した記事を合計600本以上執筆してきている。2018年1月から東京拠点に移し活動を続ける傍ら、現在は株式会社メルカリのインド人・外国籍エンジニアの就業支援。引き続きインドのマーケティング、調査、人材採用を強みとする。
Kayoreena
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