「かわいい」には賞味期限がある vol.313

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みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!

今日はSEO全く関係ない記事を書きます。

 

先日読んだ記事の中に、こんなセリフがありました。

女が最高値で売れるのは27。 私の統計では27歳が売り時のピークなの。それを越えたら値崩れを起こすわ。

ドラマの主人公のセリフらしい。

へ~27歳…、あ、私27歳だ。どうやら今が最高値らしい。

 

こういう会話、女性の皆ならきっと一度はされたことがあるでしょう。

インドにもいます。「大角もあと数ヶ月だぞ。28、29歳ってなったら、一気にパーって引いていくぞ」って言う人。

 

ここは「そんなことないよ!」と反論したいところでもあるけど、ある一定の同意はしたいと思う。実際、ビジネスにおいては「若い女の子」というだけでバリューを発揮することがたくさんあるからです。

私も昔、それでたくさんの恩恵を被ってきたと思います。いや、もしかしたらいまも、少しはもらっているのかもしれない。

 

私は社会人最初の頃、「能力で認められたい」という願望が人一倍強くて、誰よりも勉強したり、誰よりも努力することを怠らなかった。学生の頃から「努力」をすることを続けてきたから。

でも意外と、努力をしていない人でも、上司に可愛がられたり、ちゃっかりうまくやってる女の子がいました。「若い女の子」です。

そこで社会は「努力だけではなく、総合力が必要」であることを知りました。「若い女の子」ということも、有力なカードなんだと。そして、当時の私もそのカードを持っていました。

 

確かにこれは使える。そう思いました。

 

でも、私はそれに「賞味期限」があることも同時に気づいていました。その賞味期限が切れるのは、いつかはわからない。でも確実に切れます。

自分は期限が決まっているカードを、自分の持ちカードとして使うことは、最初から合わないと感じていました。私は未来につながらないことは嫌いなんです。

いつかは切れるカードだし、もともと使い慣れてもいない。

私は「努力」とか「経験」「スキル」「人間力」といった、自分の得意なカードを磨いていこうと思いました。

 

そろそろ賞味期限がきれるぞ」と、私に遠回しに言った人。確かに、そのカードはそろそろ切れてしまうかもしれません。

でも私は、もともとそのカードをメインでは使ってきませんでした。

 

私は自分のことを「外見がかわいい」と言ってくれる人より、「佳代ちゃんの書く記事が好きだ」という人と付き合ってきました。

私が書く記事には賞味期限はありません。私が人生を続ける限り、ずっとアップデートしていくと決めているからです。

そうやって、自分の成長を期待して、応援してくれる人が好きだなーと感じるんです。

 

若い人の場合、若いという有力なカードを既に持っているため、他のカードをどう磨いていくか意識が遠くなってしまうのかもしれません。

人生に年齢は関係ないとは言え、それぞれの年齢にふさわしいカードの使い方というのはあります。

若いうちから、自分が得意とするカード、効力を発揮するには時間がかかるカード、いつかは期限が切れてしまうカード、しっかり見極めないといけません。

 

歳を重ねるに連れて、その人が人間的に魅力的な人かどうかというのはすごく大切な要素。その要素を意識的に磨かない限り、魅力的でいられるかどうかはわかりません。そしてこれは、女性に限った話ではありません。

男性の場合、例えば「おごってあげるからご飯に行こう」というカードの使い方をする人もいれば、「美味しいご飯を一緒に食べたいから、ご飯に行こう」と使う方もいます。

私はあまり前者のようなカードの使い方をする人のことは好きになれません。お金を払う、払わないではなく、その人を魅力的だと思い、一緒に時間を過ごしたいと思える人と時間を共有したいと思うからです。

 

私は、誰がどのカードをどういう使い方をしていても興味はありません。

ただ、自分が大事にしているカードをきちんと評価してもらうためには、準備が必要です。そういった意味で、私はこれからも自分の得意とするカードを大事にしていきたいです。

期限が切れるぞ」という人は、まだ期限が切れないカードの持ち主を探してください。

 

私が若い女の子が持っているこの最強のカードを手放したときに「お前なんてなんの魅力も残らないぞ」って思う人もいるかもしれませんが、そう言われないようにインドで頑張っていこうと思っています、はい。

…今日のブログから、何のメッセージを受け取りましたでしょうか(笑)

それではまた(^^)

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KAYO OSUMI

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月よりインドの現地採用で就業。当時よりインドに進出する日系企業向けに、インド現地の話題やビジネスに特化した記事を合計600本以上執筆してきている。2018年1月から東京拠点に移し活動を続ける傍ら、現在は株式会社メルカリのインド人・外国籍エンジニアの就業支援。引き続きインドのマーケティング、調査、人材採用を強みとする。
Kayoreena
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