インドスタートアップCEO、日本人起業家に会いたいときはどうすればいいか vol.484

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みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!

 

先日、twitterのDMで学生さんから質問をいただきました!

今日は御本人から許可をいただいたため、公開でお返事したいと思います。

 

質問はこちら▷

 

 

インドシフトでは、世界をリードするインドIT業界とイノベーションの新潮流を、ソニー・インディア・ソフトウェア・センターの責任者としてバンガロールに約7年駐在した著者が徹底解説している!

 

 

今回は現地で働いているCEOや日本起業家に会いたい!という質問でした。

 

皆さんからのアンサーは

 

 

個人的に一番いいかなと思ったのはこちら

 

ゆうとくん、ベストアンサー!

 

そしてこちら私からの回答

1,2,3、企業のフェーズによって、効果は変わってくるのですが、一番いいのは私もLinkedinかなと思っています。Linkedin≧Facebook>>twitter

 

こんな感じでしょうか。

 

これ感覚的な話ですが、インド人ってあんまりtwitter使ってないかも。 

 

例えばインド人親友PriyankaのそれぞれのSNSのフォロワー数

 

youtube 92471人

 

instagram  6246人

 

 

Facebook   35321人

 

 

そしてtwitter

 

フォロワー401人!!!!

 

インド人インフルエンサーPriyankaにも、twitterフォロワー数なら勝てたぞw 

 

 

Priyanka 各SNSフォロワー数

youtube 92471人

Facebook   35321人

instagram  6246人

twitter 401人  【2018.08.30現在】

 

 

彼女くらいのSNSユーザーでも、twitterの利用がアクティブでないことわかりますか。

(もちろん、中にはアクティブな人もいますけどね)

 

 

はい、余談でしたw 

 

 

HPの問い合わせは、正直ほとんど返事来ないと思ったほうがいいかもしれません。あと企業に電話は意外と有効で、そこに本人がいれば必ず話すことができます。ただつながらない場合は全然繋がりません。

 

 

あとは頑張ってね〜! 

 

 

ということだと、なんだか中身のない話になってしまうので、今日はもう少し、人にアポイントをお願いするときの基本的なことを深掘りしたいと思います。

 

 

人に会いたいならまずは

 

1.何の目的なのかはっきりする

 

これが超重要ですね。

例えば「インドのスタートアップに興味あります!」だと「そうなんですね」になりますが

「インドの遠隔医療のスタートアップに興味があるので、Kayoreenaさんの記事に載ってるDocsappのサティシュに会いたいので、つないでもらえませんか?」と言われたら、繋ごうかなと思いますよね。

「女の子誰か紹介してよ〜」より「CAやってる女の子がタイプなんだ」って言ってくれたほうが、じゃあ友達のCA紹介しようかなってなりやすいじゃないですか(ならないかw)

つまり、相手になにか頼むときには「何の目的なのか」はっきり伝えることが大事ですね。

 

2.相手へのメリットを考える

 

これも重要。

厳しい言い方かもしれませんが、本来依頼を受ける側は、依頼される側と会う理由ってないはずなんですよね。もちろん、友人関係とかなら話は別です。

そうではない誰かと会う理由って、そこでビジネスや何かの縁につながる可能性があるかもしれないからです。

つまり「この人と会ったら自分にもメリットがありそうだな」と思ってもらえるかが重要なんです。

だからなんでもいいので「僕と会ったらこういうメリットがあります」というのを伝えましょう。

「正直、そんなのメリットにならないだろw」というものでも「相手に何かを提供する姿勢がある」ということは評価されます。

何も提供できないなら、それが今の現状としてしょうがないので、それでも「なにか提供する」という姿勢を見せましょう。日本のお土産でもいいのでw

 

ここで改めてゆうとくんの言葉、現地CEOに会うときは

日系VCの紹介ルートや日本のメディア掲載、日本スタートアップエコシステムの紹介資料を作成して、価値貢献できることを強調したメッセージをCEOに送りまくる

これが重要です。

 

 

3.自分でなんとかする方法を考える

 

今回のコメントに、インド在住3年超えのジョー先輩から厳しい?!一言が。

でもこれも本当にそのとおりで、自分でなんとかする方法を考えることが一番重要です。

 

例えば現地スタートアップのCEOくらいだったら、全然難易度は高くなくて、もしこれがモディ首相と会ってみたいとなったとき、皆さんだったらどうしますか?

Kayoreenaに「モディ首相と会いたいのですが」と連絡してこないですよねw 

 

自分の頭で考えてみるんです。モディさんのtwitter見れば、インドのどのイベントに参加してるかくらいはわかりますよ。日本の政府関係の人だったら、どのあたりとつながっているかとか。

意外とモディさんは、twitterのリプも飛ばしてくれる人なのでw twitterで絡んでみてもいいかもしれませんよ!

 

これは1とも関連しますが、自分でなんとかできなさそうなら、目的をはっきりさせることで他者を巻き込むという姿勢が大事ですね。賛同者を増やすという視点です。

 

インドに来たら基本的に「自分でなんとかする」方法を考えないとダメなので、その基本姿勢は忘れずに。そういう人しか生き残れません!w 

 

 

4.人の紹介とは最も価値の高いバリューの提供

 

これは、もういまさら言うことでもない気がしますが、改めて言語化してみます。

人の紹介というのは、自分とその人の信頼関係の中に成り立っているものです。

 

インドで活躍する皆は、貴重な人生の時間を使って、インドで本気で頑張っている人たちばかりです。

だから私は、その人達が一番本気になっている貴重な時間を削って誰かに会ってもらうとき、その相手となる人はかなり慎重に選んでいるんです。

 

例えば軽く「インド旅行案内してください〜!」みたいなDM来たら、完全無視ですねw

インドで事業をやってる人たちは、日本からの観光案内をするためにインドにいるのではありません。

 

Kayoreenaさん、誰か紹介してください!というのはすごく嬉しいですが、私の大事な仲間を紹介するとしたら、私も大事な人を紹介したいので、ぜひそのような視点を少しでも持ってもらえると、紹介しやすいです。

 

と、言いながら、私がもっと若いときはそういうのも全然わからず「誰かすごい人に会えば自分も変われるんじゃないか」と思っていたのでw ぜひいろいろ相談してきてください。

Kayoreenaブログに登場する人は全員紹介できます。無理なときは無理と言うし、面白そうだったらつなぎます。皆のインドに対する思いは、是非応援したいです! 

 

*思いの外インド人CEOの人たちって会ってくれるので、ぜひどんどん連絡してみてください!昔こんなインタビューを書いていたこともありました。

Mobycy代表 Akash Guptaがインドにシェアサイクルを仕掛けた理由 

 

*インドスタートアップでどんな人達が活躍しているかはこちらの記事から参考にしてみてください。

インドのスタートアップ事情、どうやって情報取ればいいですか vol.454

2018-04-07
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KAYO OSUMI

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月よりインドの現地採用で就業。当時よりインドに進出する日系企業向けに、インド現地の話題やビジネスに特化した記事を合計600本以上執筆してきている。2018年1月から東京拠点に移し活動を続ける傍ら、現在は株式会社メルカリのインド人・外国籍エンジニアの就業支援。引き続きインドのマーケティング、調査、人材採用を強みとする。
Kayoreena
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