みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!
先日、twitterのDMで学生さんから質問をいただきました!
今日は御本人から許可をいただいたため、公開でお返事したいと思います。
質問はこちら▷
今回は現地で働いているCEOや日本起業家に会いたい!という質問でした。
学生からのDM
インドのスタートアップについて大変興味があり現地で実際に働いている方やスタートアップCEO、日本人起業家の方のお話をお伺いしたいと思っているのですが
なかなか出会う機会を得ることが難しくアドバイスのほどお願いしたく連絡させて頂きました▶皆さんならどうしますか?!
— Kayoreena 🇮🇳 Kayo Osumi (@kayoreena1021) 2018年8月29日
皆さんからのアンサーは
シンガポールではアポなし突撃訪問をした学生がいて、訪問先の方が大らかな方だったから無事成功したみたい。行動力は素晴らしいけど、一か八かだし、迷惑になるかもしれないからオススメはしないかな。
— よしかつ@シンガポール (@4shikatsu) 2018年8月29日
JETROなどのイベントでも何か交流会とかある場合が。
— safran (@ruru_ka_pon) 2018年8月29日
個人的に一番いいかなと思ったのはこちら
僕これやってたんですが、インドスタートアップと会うにはLinkedInが最高です!プロフィールちゃんと書いて、日系VCの紹介ルートや日本のメディア掲載、日本スタートアップエコシステムの紹介資料を作成して、価値貢献できることを強調したメッセージをCEOに送りまくると結構会ってくれました!
— Yuto Kono (@yutodx) 2018年8月29日
ゆうとくん、ベストアンサー!
そしてこちら私からの回答
これ全然難しい問題じゃないんです。
1⃣会いたいCEOがやってるHPの問い合わせフォームから連絡
2⃣企業に電話で問い合わせ
3⃣SNSからDMこれのどれかで返事もらえます。
感覚的には3割くらいは返事くるかな。Linkedinオススメ。
日本人も同じ。Facebookで連絡すればOK。#インドメモ https://t.co/Ydv9F0jPZh— Kayoreena 🇮🇳 Kayo Osumi (@kayoreena1021) 2018年8月29日
1,2,3、企業のフェーズによって、効果は変わってくるのですが、一番いいのは私もLinkedinかなと思っています。Linkedin≧Facebook>>twitter
こんな感じでしょうか。
例えばインド人親友PriyankaのそれぞれのSNSのフォロワー数
youtube 92471人
instagram 6246人
Facebook 35321人
そしてtwitter
フォロワー401人!!!!
youtube 92471人
Facebook 35321人
instagram 6246人
twitter 401人 【2018.08.30現在】
彼女くらいのSNSユーザーでも、twitterの利用がアクティブでないことわかりますか。
(もちろん、中にはアクティブな人もいますけどね)
HPの問い合わせは、正直ほとんど返事来ないと思ったほうがいいかもしれません。あと企業に電話は意外と有効で、そこに本人がいれば必ず話すことができます。ただつながらない場合は全然繋がりません。
ということだと、なんだか中身のない話になってしまうので、今日はもう少し、人にアポイントをお願いするときの基本的なことを深掘りしたいと思います。
人に会いたいならまずは
1.何の目的なのかはっきりする
これが超重要ですね。
例えば「インドのスタートアップに興味あります!」だと「そうなんですね」になりますが
「インドの遠隔医療のスタートアップに興味があるので、Kayoreenaさんの記事に載ってるDocsappのサティシュに会いたいので、つないでもらえませんか?」と言われたら、繋ごうかなと思いますよね。
「女の子誰か紹介してよ〜」より「CAやってる女の子がタイプなんだ」って言ってくれたほうが、じゃあ友達のCA紹介しようかなってなりやすいじゃないですか(ならないかw)
つまり、相手になにか頼むときには「何の目的なのか」はっきり伝えることが大事ですね。
2.相手へのメリットを考える
これも重要。
厳しい言い方かもしれませんが、本来依頼を受ける側は、依頼される側と会う理由ってないはずなんですよね。もちろん、友人関係とかなら話は別です。
そうではない誰かと会う理由って、そこでビジネスや何かの縁につながる可能性があるかもしれないからです。
つまり「この人と会ったら自分にもメリットがありそうだな」と思ってもらえるかが重要なんです。
だからなんでもいいので「僕と会ったらこういうメリットがあります」というのを伝えましょう。
「正直、そんなのメリットにならないだろw」というものでも「相手に何かを提供する姿勢がある」ということは評価されます。
何も提供できないなら、それが今の現状としてしょうがないので、それでも「なにか提供する」という姿勢を見せましょう。日本のお土産でもいいのでw
ここで改めてゆうとくんの言葉、現地CEOに会うときは
日系VCの紹介ルートや日本のメディア掲載、日本スタートアップエコシステムの紹介資料を作成して、価値貢献できることを強調したメッセージをCEOに送りまくる
これが重要です。
3.自分でなんとかする方法を考える
ネットで探ればいくらでも連絡先出てくると思う。出会う機会を得るんじゃなく自分で作っちゃわないと。
— 能條ジョー🇮🇳インド (@nojojoh98) 2018年8月30日
今回のコメントに、インド在住3年超えのジョー先輩から厳しい?!一言が。
でもこれも本当にそのとおりで、自分でなんとかする方法を考えることが一番重要です。
例えば現地スタートアップのCEOくらいだったら、全然難易度は高くなくて、もしこれがモディ首相と会ってみたいとなったとき、皆さんだったらどうしますか?
自分の頭で考えてみるんです。モディさんのtwitter見れば、インドのどのイベントに参加してるかくらいはわかりますよ。日本の政府関係の人だったら、どのあたりとつながっているかとか。
意外とモディさんは、twitterのリプも飛ばしてくれる人なのでw twitterで絡んでみてもいいかもしれませんよ!
モディ首相のツイートが面白い。
有権者「モディさん、一つだけお願い!もう少し笑って☺️」
モディ首相「了解!」有権者との距離の近さを感じる。 pic.twitter.com/bKam5HBJur
— 鈴木慎太郎@インド🇮🇳会計士 (@suzuki_gc) 2018年7月24日
これは1とも関連しますが、自分でなんとかできなさそうなら、目的をはっきりさせることで他者を巻き込むという姿勢が大事ですね。賛同者を増やすという視点です。
4.人の紹介とは最も価値の高いバリューの提供
これは、もういまさら言うことでもない気がしますが、改めて言語化してみます。
人の紹介というのは、自分とその人の信頼関係の中に成り立っているものです。
インドで活躍する皆は、貴重な人生の時間を使って、インドで本気で頑張っている人たちばかりです。
だから私は、その人達が一番本気になっている貴重な時間を削って誰かに会ってもらうとき、その相手となる人はかなり慎重に選んでいるんです。
例えば軽く「インド旅行案内してください〜!」みたいなDM来たら、完全無視ですねw
インドで事業をやってる人たちは、日本からの観光案内をするためにインドにいるのではありません。
Kayoreenaさん、誰か紹介してください!というのはすごく嬉しいですが、私の大事な仲間を紹介するとしたら、私も大事な人を紹介したいので、ぜひそのような視点を少しでも持ってもらえると、紹介しやすいです。
Kayoreenaブログに登場する人は全員紹介できます。無理なときは無理と言うし、面白そうだったらつなぎます。皆のインドに対する思いは、是非応援したいです!
*思いの外インド人CEOの人たちって会ってくれるので、ぜひどんどん連絡してみてください!昔こんなインタビューを書いていたこともありました。
Mobycy代表 Akash Guptaがインドにシェアサイクルを仕掛けた理由
*インドスタートアップでどんな人達が活躍しているかはこちらの記事から参考にしてみてください。
KAYO OSUMI
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