みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!
今日は久しぶりに、28歳同居系起業男子と、もうひとりのインド起業男子(こちら29歳 彼女募集中)と3人でご飯を食べました。
こんな感じで、和気あいあい3人でタイ料理を食べました。
事業は「一難去ってまた一難」
3人で最近の近況報告。
同居系起業男子の事業も、半年前とは全然ビジネスモデルを変えながら、確実に売上をたててきていましたが、最近はまた新たな問題も出てきたみたいで
「いつになったら、インド人に認められる商品が提供できるようになるんだろう…」
なんていう悩みを抱えていました。いや、でも確実にトライアンドエラーで進んでいるので、彼なら確実に道を切り開いていくでしょう(これね、本当すごい大変なんですけどね)
私達の数年先輩、今年がインド在住5年目の29歳起業男子(ここまで書けばだれかわかるかな笑)は、新たなインド人B to C事業を数本走らせていて、こちらは様子見の状態。
インドは市場が無条件で伸びているため、数が増える原理でビジネスも順調に伸ばしてきています。
ただ、ここ最近で一気に売上が低迷した事業もあったそうで、理由はインドの突然の法改正により、今まで適応できていたルールが違法になってしまったことが原因。
普段からインド人をターゲットにビジネスを展開する2人は、インド人の観察力がかなり優れています。日々の生活からインド人と接する時間を多くし、インド人がどんな行動を取るか良く見ています。
今日はそんな中で、一つ面白い話があったのでシェアします。
「5000ルピーの商品が売れない理由」という話です。
ある事業の商品(オンラインの講義)を、販売価格5000ルピーに設定し、オンラインで販売したところ、全然売れなかったとのこと。
そこで見せ方を変えて、7000ルピーの30%オフ=4900ルピーにしたところ、急に注文が増えたんだそうです。
なぜだか分かりますでしょうか。
一つは「@@%オフの特別感」という演出もあるのですが、
インド人にとって5000ルピーとは、家族会議で購入を決めるか、お母さんが単独で決めるか境になる金額なんだそうです。
つまり、5000ルピーの物を購入するとなると、お父さんと相談し、家族会議で購入を決めるため、手間がかかる→離脱する可能性があるのですが、5000ルピー以下となると、お母さんの独断でも決めて良い価格帯なんだそうです。
これに気づいた29歳起業男子は、価格の表記方法を変えて、見事商品の制約に成功。
5000ルピーで売れない状況を、自分のチームのインド人スタッフに「なんでだと思う?」と聞いたところ、上記のインドの家庭状況が浮き彫りになったとのこと。
もちろん、これ以外にも理由はあるかもしれませんが、インド人にとって5000ルピーの壁があるということは、よく観察していないとなかなか気づけないですよね。
ちなみに、この29歳男子は約10名のインド人スタッフをマネージメントしていますが、現在離職率0!
高い給与で引き止めているわけでもありません。しかも繁忙期になると、夜遅くまで残って仕事をやってくれるんだそうです。
なぜでしょう?!?!
「どうやったら、インド市場でビジネス大きく出来るんだろうね」っていう日々の模索。これからも続けていきたい。
インド×海外×起業という最も難しいフィールドで、日々奮闘する2人は本当にたくましい。こうやって海外に食い込める日本人って、本当にすごく貴重な人材なんだろうな…。
多分、グルガオンで20代でインド人向けに起業してる日本人はこの2人だけ?
Kayoreenaは皆のことを応援するため、こうやって毎日コツコツブログを書き続けているのでした。
KAYO OSUMI
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