女性エンジニアのためのコミュニティ「Women Who Code」に参加しました vol.490

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みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!

 

今日は社内で「Women Who Code」のミーティングがありました。

 

Kayoreena
このブログでは初登場の「Women Who Code」とは何?という話からお伝えしたいとおもいます。

 

Women Who Codeとは

Women Who Codeは、テック業界の女性のためのプロフェッショナルなコミュニティー。14か国で18000人以上のメンバーが参加し、世界中で広がりをみせています。

WWCTokyoでは、東京を中心としたテック業界で活躍する女性を支援しています。

 

具体的には

To INSPIRE women to pursue technology careers…テック業界における女性のキャリアの発展と新しいキャリアづくり

To INSPIRE women to excel in their technology careers…スキルアップやキャリア向上を支援しテック業界の女性活躍を推進

To PROVIDE an environment where networking and mentorship are valued…ネットワーキングの他、メンターに技術やキャリアの相談ができる環境を提供

上記の3点です。

 

私がWomen Who Codeを知ったきっかけは、同僚のTuttiがWoman Who Code TokyoのDirectorを務めている関係で、たまたまイベントの手伝いをしたのがスタートでした。

70名以上の多国籍女性エンジニアに囲まれ交流を深めていく中で、私自身も「女性エンジニア」の重要性を感じることができました。

 

女性エンジニアがフォーカスされる理由

そもそもなぜ、このような「女性エンジニア」がフォーカスされるWWCが立ち上がったのでしょうか。

 

話は少しズレますが、実は11月中旬、私はGrace Hopper Celebration Indiaというアジア最大の女性エンジニアのためのTechカンファレンスに参加してきました。

この記事のレポートも後日まとめようと思うのですが、このように「女性エンジニアのためのネットワーキングづくり」が重要視される理由は、まだ女性にとって快適とはいえないTech業界の背景があります。

どういうことかというと、IT業界において女性エンジニアの活躍には、まだまだ多くの障壁が存在しているのが事実なのです。

無意識の偏見は存在します。技術のキャリアを追求する際に、女性が直面する多くの障害があります。

AnitaB.org IndiaのマネージングディレクターであるGeetha Kannan氏は、これらの課題にどのように取り組み、技術の多様性を高めようとしているかについて話しました。

当社の取り組みの1つは 、アジア最大の女性技術者集会であるGrace Hopper Celebration Indiaを開催することです。

Bangaloreで開催されるThe Celebrationでは、複数のセッション、ワークショップ、さらには技術分野の女性を支援するキャリアフェアを開催し、彼らがこの分野に希望を持ち、長く活躍できるよう、支援していきます。

世界のニーズに合った技術を構築するためには、女性が平等で、重要な存在だと真に信じられる必要があるのです。(HPより

 

 

今回は具体的な事例はあげませんが、例えば、技術者において

男性は自分の評価を30%、過大評価する傾向があり、女性は自分の評価を30%、過小評価する傾向があるのだそうです。

 

そういった傾向からも、女性が仕事において、多くの機会を損失を招いている可能性があると指摘されていました。エンジニアの数も圧倒的に男性が多いため、既存の評価制度も、完璧に整っているとは言い難いのです。

 

ビジネスにおいて、エンジニアが開発したサービスを利用するのは半分女性です。場合によっては、女性のほうがユーザー数が多いものも、多数存在します。

多様な視点からのサービスづくりや、女性エンジニアがいることにおける開発の多様性は、ビジネスにおいても非常に重要なのです。

 

こういった潜在的な課題からも、女性エンジニアのキャリア支援・ネットワーキングづくりというのは非常に重要で、WWCやGHCIは、非常に注目されているのです。

 

今回私は、10月からIT企業に入社し、引き続きインド人エンジニア、外国籍エンジニアに関わる仕事をさせていただいているのですが、エンジニアでない自分がIT業界のためにできることは何かと考えた時に、WWCのコミュニティに出会うことになりました。

 

同僚のTuttiは非常に優秀で、彼女のアクティブさに影響され、私もWWCのメンバーになりました。

 

今回はそのことをブログにまとめたのですが、もし興味のある方は、ぜひ私達のイベントに参加してみてほしいです。

直近だと、12月11日にメルカリにてイベントを開催する予定です。

外国籍メンバーも多く参加予定です。新たなネットワークづくりや、キャリアチェンジのきっかけにも利用してみてください。

今日はWomen Who Codeの紹介でした!

 

HPはこちら▷

http://womenwhocode.tokyo/

 

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KAYO OSUMI

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月よりインドの現地採用で就業。当時よりインドに進出する日系企業向けに、インド現地の話題やビジネスに特化した記事を合計600本以上執筆してきている。2018年1月から東京拠点に移し活動を続ける傍ら、現在は株式会社メルカリのインド人・外国籍エンジニアの就業支援。引き続きインドのマーケティング、調査、人材採用を強みとする。
Kayoreena
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