インドで最も最悪な日 vol.250

みなさんこんにちは!Kayoreenaです。

今日は…正直ブログ書けるのかなーって思っていたのですが、

ここまで毎日続けてきたので、絶対に書かなきゃ…と思い、パチパチタイピングしています。

 

何が起こったかというと、

Kayoreena
明日、家をでることになりました

インドでは、4時間後に高額紙幣が使えなくなったり、突然お酒が飲めなくなったり、いろんなことが起きるのですが、次は何が起こるんだろう…と、予想していたら

Kayoreena
明日から、家なき子になります(27歳女子…)

…やばい。こんな風にポップに書かないと、心が折れそうになってしまう。。。笑

簡単にどんなことが起こったかというと「住居の契約内容が、話し合いなしに、突然変わった」というできごとです。

その前兆となる出来事はあったのですが「まさかそんなことは起こらないよね」と信じていたら、まさかの出来事が起こってしまいました。

(具体的には書きませんが、きになる人は聞いてください…)

約束してたよね?」という話にも、契約の話も、論点がズレて進む議論…。

Kayoreena
だからその話をしていたのではなくて、こういう契約、したよね?こういう約束だったよね?

と、今回、住居人(本人)の同意なしに物事が進んでいることに「確認」を求めたのですが、そんなことはお構いなしにぐるぐる回る会話…。

コンセンサスなしに物事が進んでしまう現実は、正直恐怖すら覚えました。

結論「元々の契約に戻して欲しい」という話ではなく、解決策は、私がこの家を出ることになりました…。

おお。。。

 

ある日突然、外国で家がなくなったらどうします?。。

そんな経験は、インドに住んでいる8000人の日本人すらも経験したことのない、私の貴重な経験だと思い、いま思うことを連々と書いています。。

今はだいぶ落ち着いているのですが、5時間くらい前には泣き出しそうな気持ちでした。

「そんなこともあるよ!」という人、

Kayoreena
あなたが明日から家なくなったらどうしますか。

シェアメイトと、もっとご飯一緒に食べたかったよ…

Kayoreena
どうして私だけこんな目に…。

 

…あ、

これって、

インドで働く日本の人がよく言う言葉だ…笑

 

…そっか。

こっちでインド人とビジネスしてる日本人は、少なからずこういう経験しているんだろう

ここで生きていくことは、綺麗事だけじゃ済まされず、どうにもならない大きな異文化の乖離や、分かり合えないこともあるんだろうな。

友達に「感謝の気持ちを示す」ということは「ありがとう」ということではなく、お金を払うことなのかもしれない。

日本人の持っている感覚が、インド人のその人に受け入れられないことなら、私がここでは悪なのかもしれない。

言葉で人を傷つけるのはとても簡単だ。だから人は直接会って話さないといけない。

空から核ミサイルを落とせるのは、人の顔を見ないから。対面になったら、人はナイフすらさせないんだから…

そんなことを、話す1日だった。

 

インド人との交渉で、最後まで冷静に助けてくださったのは上司の関野さんだった。

関野さんは「こんなこと言われてるのに…なんで黙ってるの?」と思うような言葉を言われても、きちんと私のために説明してくれた。誠意を示し、感謝の気持ちを述べていた。

 

すごい…すごすぎる…。やっぱり関野さんは凄い人だ。

 

心配したシェアメイトは、夜遅くまで話を聞いてくれている(なう)ピリピリした私を、ずっと受け入れてくれている。

こんな風に当たり前にできていた会話も、明日からできなくなるなんて、今は想像ができない。

Priyankaには家に泊めてって言ったら「なんで8ヶ月もインドにいて、泊まりにいける彼氏の一人も作らなかったの」と怒られた。おっしゃる通り…リア充じゃないから…笑

人生で、おそらくまあまあ弱っている今「俺が話聞くよ。何でもしてあげるよ」なんて言われたら、勘違いしてしまいそうだ…

あかんあかん。こんなふうになっても、ちゃんとしっかりしなきゃ。

明日、グルガオンの街で家を探したら、どこに何があるんだろう…。PGに電話かけまくって家を見つけたって言ってたまりえちゃん、本当すごすぎる…。

 

 

とにかく皆さん、いろいろご協力いただきありがとうございました。関野さん、お仕事お忙しい中、多大なエネルギーを注いでくれて本当に感謝しています。シェアメイトの皆も、本当にありがとう。

突然の契約破棄…(というのかな?)でもコレまで良くしてくれた、インド人夫婦にも、とてもとても感謝しています。

今は「Kayoちゃん大丈夫?」ではなく、グルガオンのいい物件教えてください。2週間後くらいには、笑い話になります。その頃になったら、いろいろ聞いて下さい。

まずは物件です。ガンバります。

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KAYO OSUMI

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月よりインドの現地採用で就業。当時よりインドに進出する日系企業向けに、インド現地の話題やビジネスに特化した記事を合計600本以上執筆してきている。2018年1月から東京拠点に移し活動を続ける傍ら、現在は株式会社メルカリのインド人・外国籍エンジニアの就業支援。引き続きインドのマーケティング、調査、人材採用を強みとする。
Kayoreena
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