みなさんこんにちは!Kayoreenaです☆
いま深夜3時です。
さて、今日のテーマは「自分の言葉を持つ大切さ」についてです。
私の中で自分の言葉を持つことが出来る人というは、「自分の人生を歩んでいる人」
と定義していて、人の話を聞く時に、その人が自分の言葉を持っているかどうかというのはすごく気にしています。
同時に、自分の今の言葉が「誰かの言葉か自分の言葉か」ということもすごく意識しています。
私が「自分の言葉を持つ」ことを意識するようになったのは、出版の仕事をしているときでした。
当時、公務員から出版業界に転職した私は、一気に見る世界が変わりました。
仕事で会う人は、いろんな企業の社長。名刺の肩書にはいつも「代表取締役」と書いてありました。
異業種交流会の会場は普段自分が行けないようなすごく高級な会場で、集まる方々も名だたる方々が多く、テレビや雑誌に出てる人は当たり前という状況です。
お金の使い方も、着ている洋服も、すべて華やかに写りました。
そんな環境にいると、少しだけ心も豊かになった気がしました。自分もそういう人たちと同じ習慣が身についてくるんですね。
でもそれは、自分の力で行った世界ではなく、たまたま仕事で巡り合った世界だということにだんだん気づいてくるんです。
著者となる方々は、みんな気さくで普段は楽しい話をしてくれるのですが、各々のビジネスの話になると一気に専門性が増し、その人しか語れないストーリーがあり、一瞬で人を魅了してしまう世界観がありました。
そんな話を聞いていると「普通の人はこんなすごい話、なかなか聞けないぞ!」と得をした気分になる一方で
「自分には何か誰かに伝えられることって、あるのかな?」と考えるようになりました。
私達が会った数々の(いわゆる)成功者と言われる方々は、色んな話を笑って教えてくれるのですが、そこまで来るまでに数々の失敗や努力を重ねていました。
そういう失敗や苦労があるから、その人達はいま、輝いているんですね。
そういう方々の話はすごく参考になります。
でも、それを聞いているだけでは、自分はその人達みたいにはなれないんです。
自分が同じように、何か語るとしたらなんだろう…?
自分にはこういう目標があって、わざわざ東京に出てきて、保健師まで辞めたのに、ちゃんとその道に向かっているんだろうか…?
そう考えた時、それ以上の言葉は出てきませんでした。
その時、もし自分の言葉で、自分の人生を語りたいと思ったら、ここにいるのではなく、私も自分のやりたいことをもう一度取りに行かなきゃと思ったのです。
そこで私は出版業界をやめました。いつか自分が、自分の言葉を持った時に、今度は出版する側で戻ってこようと思ったのです。
私がブログを書いているのは、やっと自分の言葉を持てるようになったからなのかなと思います。
言葉が書けない時、それは自分の中で自分の人生を生きていないと定義します。「ちゃんと自分がやりたいこと、やってるの?」と自分に問いかけます。
悩んでいるときはなかなか言葉も出てこないと思います。言葉に出してしまうと、なにか決まってしまう気もしますし、無理なときは無理でしょう。
でも、自分の言葉を持つ練習というのはしたほうがいいと私は思っています。自分の言葉に責任をもつことは、それは自分の人生を生きているということだと思うからです。
なので私は、自分の言葉を持って話ができる人がすごく好きです。
なにか新しい決断をしようとする時、言葉にしてみてください。
そうしたら、自分の本音と向き合えます。
それに正解も不正解もありません。自分の言葉を持つことじたいが、とても重要なのです。
KAYO OSUMI
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