インドオフィス 7月の振り返り #MercariIndia

みなさんこんにちは!インドブロガーのKayoreenaです。

今回の記事では、メルカリのインドオフィスの7月活動を振り返ってみたいと思います。ここで共有されるのは社外に発表されているものだけなので、一部にはなりますが、自分達自身の備忘録も含め、共有できたらいいなと思います。

今回、7月の活動の振り返りを行ってみようと思ったのは、本日7月最終日に社内でTGIFを開催しようとメンバーが企画してくれたことがきっかけでした(TGIFとは金曜日に開催される飲み会。メルカリではその週や月に達成したことや新機能のDEMO、新メンバー紹介などを行う)

最初はプロジェクトメンバーと現地メンバーだけのものを想定していたのですが、せっかくなので近況報告も含め、日本所属のメンバーにも幅広く声をかけてみることにしました。

◉社内の告知向けに作られたTGIFのサムネイル。インド時間は3時半、日本時間は7時となっている。

たくさんの人が集まるということなので、もう少し正式なコンテンツも準備した方がいいのではないかと思い、ではこの1ヶ月の振り返りを行おうとなったのがきっかけです。

それでは早速振り返ってみます。

私たちの法人は正式に6月末に設立されました。対外向けの発信活動などは、その発表があってから開始しました。7月の頭は、バンガロールのWeWorkのオフィスが開かれました。当日はWeWorkのスタッフがメルカリインドのオフィス設立をお祝いしてケーキを用意してくれました。

オフィスにはガネーシャの置物もやってきました。

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なぜかLinkedInの投稿数でもいいね数もインプレッションも多かった笑

プロジェクトメンバーによる出張体験記のブログも公開になりました。

7月はプロジェクト以外のメンバーもインド出張がスタートしました。

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本当の初期の頃はプロジェクトメンバー中心でしたが、今後は採用活動なども含め、エンジニアやエンジニアリングオフィスのメンバーが現地に渡航しています

 

7月の頭には福利厚生もキャリアサイトに公開されました。

こういった形で、いろいろなメンバーの協力が積み重なってきています。

プロジェクトがスタートして数ヶ月が経ちますが、現地向けのマーケティングや発信を担当している身として気づいたことを少しまとめてみたいと思います。

1.現地の様子はどんな小さいことでもしつこいほど発信すること/ 発信してもらうこと

新しいオフィスの立ち上げ、しかもそれを他の国で行うというのはかなりエネルギーがいることです。しかし、その様子は日本側にいるメンバーには大変伝わりにくいです。特にインドでは、日常的に予想もしていないことがたくさん起きます。それは現地にいるメンバーにとっては当たり前になってくるかもしれませんが、日本側にいるメンバーには見えないし、伝わりません。ちょっと感じた違和感からストレスから、嬉しかったことも含め、なるべく日本側やプロジェクトメンバーに発信することを心がけてください。自分が日本側にいるときは、インド側のメンバーに発信してほしい旨を伝えてください。どんなに発信しても残念ながら100パーセントは伝わりません。いつも同じことを言ってるなーと思われても、とにかく発信し続けることが重要です。

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今回、プロジェクトメンバーにもお願いして、渡航ブログなども書いてもらっていますが、外部に委託して作った広告物より、自分達の体験記の方が遥かにいいということを私は実感しているため(しつこいと思われてると思いますが)メンバーに直接書いてもらっています。1本1本のインパクトは短期的には小さいかもしれませんが、いつか必ず面でインパクトが取れる時がきます。

現地のことは、現地にいるメンバーやより物理的に近い人がわかりやすいです。きちんと情報を共有し、メンバーの様子を知っておくことは非常に重要です。

2.写真や動画の情報量は文字の何万倍もある

◉現地での会社グッツ。インドは若いエンジニアが多いため、エネルギーを感じる赤の色をベースにTシャツを作った。

発信をする時に、文章を書いてもらうのはたいへんかもしれません。そのときは写真や動画を撮ってもらうのが良いです。そして写真や動画のほうが、後ほど共有する情報量としてわかりやすいです。文章は最悪後から書けばいいですが、その時の素材は、その時しか準備できません。写真を撮るのは面倒ですが、後々人に伝える時に大変役に立ちます。自分達が何者かということや、何をしているかということは、対外的にも社内にも、きちんと伝えていかないといけません。その際に写真や動画などの素材は非常に役に立ちます。ぜひ意識的に集めてください。

3.小さなステップを称賛すること

立ち上げの時はエネルギーやストレスのかかることが多く起こります。しかし、プロジェクトは少しずつ前身していくため、その小さな一歩を称賛し合う文化を作りましょう。それは声かけだけではなく、オフィスでケーキを食べるでもいいですし、お祝いの夕食を開催するでも、いいかもしれません。そうやってプロジェクトチーム内のコミュニケーションが盛んに行われることは非常に重要です。チームの雰囲気はプロジェクトの成功を左右すると言っても過言ではありません。特に海外での立ち上げや、イレギュラーなことが多いプロジェクトは、メンバーが生み出す雰囲気が実はかなり重要ということは共有します。

7月1ヶ月振り返っただけでも、いろいろなことがありました。今日はそれぞれのステップを、社内の時間で共有できて大変良かったので、私のブログでも一部公開させていただきました。8月、いよいよ夏後半戦ですね!また新たなメンバーの出会いを、心から楽しみにしています!

 

7月末のTGIFの様子。また来月!Have a good weekend!!

 

 

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KAYO OSUMI

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月よりインドの現地採用で就業。当時よりインドに進出する日系企業向けに、インド現地の話題やビジネスに特化した記事を合計600本以上執筆してきている。2018年1月から東京拠点に移し活動を続ける傍ら、現在は株式会社メルカリのインド人・外国籍エンジニアの就業支援。引き続きインドのマーケティング、調査、人材採用を強みとする。
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