インド工科大学(Indian Institute of Technology)卒の若手起業家と友達になった話 vol.289

みなさんこんにちは!Kayoreenaです(・∀・)

今日はインド人の友達を紹介してもらいました。ということで、久しぶりにインド人宅訪問編です。

 

今回のきっかけをくれたのは直樹君。以前、私のブログにもゲストで登場してくれました!

インド ヘアサロンに行ってみました! vol.093

2016-12-23

直樹くんの友人の同世代インド人が「人材育成のビジネスを立ち上げた」と聞き、

このインドという国で、人材育成?!?!

その話、聞きたい!!!

 

と、飛びついたのです(笑)

インドにお住まいの皆さんならわかると思いますが、インドって、人材の転職多いじゃないですか(って、人のこと言えないけどw)

日系企業にとって、優秀な人材を確保することは最重要課題だと思うのですが、この友達がやってるビジネスの話を聞けば、何かヒントになるかも?!なんてことを思ったのと

インド人の同世代で起業してるっていうのが面白くて、その点にも興味を持ったんですね。ぜひ一度お会いしたいなと思い。

ということで、直樹くんと彼の家に遊びに行きました!

こちら、彼のお家です!(お部屋公開してもいい?と言ったら、全然問題ない!ということで公開です)

この画は、パパが描いたものだそう。すご!

こちらの画も…あ、これ画じゃなくて写真だ!笑 こちらは、本日お会いする友人のパパの写真。

 

こちらはお姉ちゃんの結婚式の家族写真。華やか!

…はい、ではそろそろご本人に登場してもらいましょうか。笑

 

今日紹介してもらったのは、Uday Nandaです。

Kayoreena
え?この写真?!もっといいのあったでしょ…w

Udayはインド工科大学、Indian Institute of Technology出身の26歳。経営コンサルATカーニーを経て独立。現在起業して新しいビジネスを構築中とのこと。

 

Kayoreena
はい、ついにインドの最高学府、IIT登場しましたよ!!!

 

Udayが通っていたインド工科大学。皆さん1度は聞いたことあると思いますが、インドで最も難しい大学に位置づけられており、特にUdayが卒業したムンバイ校は特に難しいんだとか。

 

Kayoreena
Googleの現CEOであるサンダー・ピチャイ、孫正義ソフトバンク社長の後継候補だった元ソフトバンクグループ顧問ニケシュ・アローラなど、トップレベルの人材を多く輩出しています。

 

日経新聞より

IITは現在国内16カ所にまで増え、入学者は全体で年1万人程度で、入試倍率は100倍を超える難関校だ。

インドは「理系偏重」の傾向が強く、多くの優秀な学生がIITなど理系大学を目指す。90年代後半からコンピューターやIT(情報技術)業界が急成長して数字に強い人材の需要が拡大したことに加え、貧困からの脱出を目指す若者たちを引き寄せたことも、この傾向を加速させた。

 

そんなUdayに、Kayoreenaはチキンを焼かせました、チキンですよチキン。

 

Kayoはインドで何をしているの?という会話で「HRコンサルタント」…という話より「Japaneseブロガーで毎日インドの記事を書いている」ということのほうがウケが良かった。

Uday:「大学の専攻は?」

Kayo:「実は医学部で、看護師の免許持ってるんだよね」

Uday:「Wow.すごいじゃない」

Kayo:「でも2年で辞めたんだ。資格の仕事より、私にしかできない仕事をしたいと思った」

Uday:「あー、それ、よく分かるな〜!」

 

Udayもエンジニアの専攻を卒業したものの、新卒で経営コンサルとして就職。数々のプロジェクトを持ち、それぞれの企業のトップ層の問題解決のサポートをするという、とてつもなく高度な仕事についていたそう。とても良い経験になったと話していた!

ちなみに新卒時代の気になるお給与の方は、年間160万ルピーほど。これは日本人の現地採用とほぼ同程度(月収13万ルピー前後)で、普通のインド大卒の給与の4倍近くになる!

 

Kayoreena
日本人、IIT卒と新卒給与同程度…日本人てすごいもらってるんだな〜。外国語を話せるということは、それだけで特殊能力としてみなされる(これは一例に過ぎませんが)エンジニアで就職してたら、多分もっと給与は高かったはずだけど…!
Kayoreena
Kayoreenaが図々しいから給与の話を聞けたのではなく、インドでは給与の額を話すのは一般的。昇給の時期になると、頻繁にインド人同士で情報共有しあうため「どうしてあの人は私より給与が高いのか」と、聞かれることがよくあるそう。

左にいるSahilも自分で会社持ってる若手起業家(現在5年目)ミュージックイベントをオーガナイズする会社らしい(やばい、なんか日本語出てこなくなってきたなw)

Udayの話の戻すと、今は人材育成の事業を展開中。

Udayは現在、急激に人口が伸びる母国の現状と同時に、一方で若い人材の教育が追いついていないインドの課題に着目した。インドには、日本のようなOJTが存在せず、若手でしっかり教育を受けていない人たちは、ビジネスマンとしての基礎がなく、社会で通用しない。日本では当たり前の、時間を守るとか、挨拶をするといったことを中心に、ビジネスマンとしての心構えを教育する。

そこでUdayの会社で、大学と連携し場所を提供してもらいながら、OJTに当たる教育を代行する。その後、企業にインターンのような形で試用期間を設けてもらい、問題なければそのまま入社。入社時に成功報酬を支払ってもらうというビジネスモデルになっている!

Kayoreena
…なんていうか、日本人には気づけない母国の課題ですよね。

 

その後Pwc勤務のAnchalも合流。今夜の深夜便でルーマニアに飛ぶらしい。

 

New friends in India😊

Kayo Osumiさん(@kayo_in_india)がシェアした投稿 –

今回の会合は、若手エリート(Kayoreenaは除く)の集まりな感じだった!

KayoreenaのIndia Blogにも興味を持ってくれて「え、毎日インドについて書いてるの?インドだけ?他の国は?」と聞かれましたが「インドだけだよ」と応えると、「ま、マジで!?」と喜んでくれていました^^

あーやっぱ、英語版やらなきゃー。。(現在英語記事7本。日本語版289本(笑))

また新しい輪が広がりそう!直樹君、ありがとうーー!

 

 



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Kayoreenaとは?…本インドブログライター。

2016年9月よりインド就業を開始し、赴任2日目から毎日1本インドブログを更新中。Kayoreenaはオリジナルネーム「Kayo」とインドのボリウッド女優「Kareena」をミックスしてつけた名前。

本業はインド就職の人材紹介Miraist 所属。インドで働きたい人の背中を押すべく始めたインドブログが最近の趣味となっている。

また、インドで働く日本人女性のインタビュー「Miraist Woman」の編集長も勤めている。今の目標は日本のメディアでインド連載を持つこと。

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KAYO OSUMI

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月よりインドの現地採用で就業。当時よりインドに進出する日系企業向けに、インド現地の話題やビジネスに特化した記事を合計600本以上執筆してきている。2018年1月から東京拠点に移し活動を続ける傍ら、現在は株式会社メルカリのインド人・外国籍エンジニアの就業支援。引き続きインドのマーケティング、調査、人材採用を強みとする。
Kayoreena
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