みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!
今日は社内で「GLOBAL DONUTS」というイベントが開催されました。
「GLOBAL DONUTS」とは
私が所属する会社は現在約30カ国のメンバーが働いており、こういった社内メンバーが交流イベントも多数開催されています。
ファシリテーターはMariaさんとAlexでした!
社内のメンバー40人位が参加して、自由にテーブルに座り、ランダムにグループを作ってテーブルディスカッションを行いました。
▷こちら前回の写真ですがイメージこんな感じ
今回のテーマ「Cultural Awareness (異文化の認識・理解 〜より良い職場環境のために〜)」
さて、今回は具体的にどんな話し合いが行われたか、皆さんにシェアしたいと思います。
テーマ「Cultural Awareness (異文化の認識・理解 〜より良い職場環境のために〜)」
このテーマを話し合うために投げかけられた問いは
「Have you ever faced any difficulties due to a lack cultural awareness?」
このトピックについて、皆でディスカッションしました。
具体的にあがった内容としては
日本のメンバーは「直接的な意見を発言することを控える傾向にある」
ラテンの挨拶と、日本の挨拶の違い
アイコンタクトをしすぎて…
こんな感じで、沢山意見があがったのですが、会場で一番おそらく盛り上がった「文化の違い」の意見は…
こういうイベントの日本人の参加率が低い
日本人からの意見▷「理解の文化の欠如によりなにか困難なことに直面してること」
それは「日本人の(グローンバルな)イベントの参加率が低い」です。
これには参加しているメンバーも、沢山意見を出してくれました。
どうして日本人はイベントに参加しない?
*本当は「グローバルメンバー=外国籍」「日本人」と分けて話すことは、皆も抵抗があると知りつつ、今回はそういった言葉の定義で話を進めると、
今回の「Global Donuts」への参加も、圧倒的にグローバルメンバーの方が多く(8割程度)言語サポートの日本メンバーを除き、純粋に参加者としてきている日本メンバーはごくわずかでした。
社内のグローバル化について外国籍メンバーメインで話し合う…これもたしかに良いかも知れません。でも社内の人数比を考えたとき、日本メンバーの参加がもっとあっても良いはずだよねという意見に、多くの参加者が同意をしてくれました。
ではなぜ、日本のメンバーはこういったイベントに参加しないのでしょうか。
そこでこういった仮説があげられました。
・英語を話さなくてはいけないというプレッシャーを感じる
▷日本人の「英語に対する苦手意識」は大きいものがある。皆英語を理解しているはずだけど「人前で話すのが恥ずかしい」という意識がある。
・Working Time=就業時間中の活動に参加することへの抵抗
▷日本の働き方として「就業時間中に仕事以外のことに取り組む」ことに抵抗がある。
*外国籍メンバーは「就業時間中にメンバーと取り組む活動は仕事の一環」と考えている傾向にある。
・Global=外国籍=自分にはあまり関係ない…という無関心
▷グローバルという言葉が「外国籍メンバー」を指すという意識で「自分には関係ない話し」と無意識的に区別してしまっている。
これは多くの参加者からも同意がありました。
ここで私は「そもそも『グローバルメンバー』ってなんだろう」ということを考えました。
グローバルメンバーという言葉を、今社内では「外国籍メンバー」という意味で使っていますが「外国籍」「日本」と区別すると、それだけで見えない壁が生まれてしまいそうです。
メンバーからは「日本人を仲間に入れるために、今度からは『グローバルメンバーincluding Japanese』とすれば、日本のメンバーも参加するのだろうか」というジョークも出ていて(それはそれで面白いなと思いましたが)
実は「グローバル」という言葉自体が、既に壁を作ってしまっている気もしました。
「グローバルメンバー=外国籍」という定義をリブランドし、皆が国籍隔てなく、もっとフラットに働いていることを意識できる環境作りは、今回のイベントの議題として次回に持ち越されたと思います。
私自身は、グローバル新卒メンバーのサポートをミッションとして今の仕事に取り組んでいますが、一つ思うことは「彼らのサポートをどうするか」ということより「今はまだ交わらないそれぞれのコミュニティを、どうやったらもっとミックスできるのか」ということが重要な気がしています。
それぞれのメンバーは、それぞれの文化とチームの中で素晴らしい活躍をしていると思うのですが、31カ国から集まる恵まれた環境にせっかくいるので、互いの理解を深め、交わりながら化学反応をおこし、他には作り出せないバリューを生み出すことこそ、私達が挑戦するべきことだと思うのです。
もしみなさんも「グローバリゼーション」に取り組んでいたとしたら「会社」レベルと「個人」レベルの2つの視点から考えてみるといいそうです。
会社で取り組むべきことは積極的に提案し、そして個人で取り組むことは、日々小さな行動に移して実行してみることです。
今回は私が所属する会社で行われているGlobal Donutsのイベントを事例に、Culuture Awarenessについて書いてみました。
最後に、私の同僚のTuttiがSlackでコメントしていた内容を皆さんにお届けして終了にします。
People would be more aware of what’s common and what’s different in work cultures across the world, and maybe start shifting a bit from their original work culture into something more like a “world mix” of cultures.
KAYO OSUMI
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GOT(Global Operations Team)という社内の翻訳・通訳業務をサポートするチームによる言語サポートあり。
今回のイベントテーマは「Cultural Awareness (異文化の認識・理解 〜より良い職場環境のために〜)」でした