インド人富裕層へのB to Cネット戦略について考えてみた vol.324

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kayoreena920

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月インド人材紹介会社Miraist 所属。インドで働き始めて毎日1本インドブログを更新。インドで働きたい人の背中を押すべく始めたインドブログが、最近の趣味となっている。
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みなさんこんにちは!

Kayoreena(@kayoreena1021)です!

最近、日本のブロガーとして認知があがり、インド企業から「ネット上での集客について」相談を受けることがありました。

 

Kayoreena
ブログって本当、仕事の幅を広げるな〜

 

その企業は

・インド人富裕層(特に女性)に商品を売りたい

・スタートアップなのでネットを使ってコストをかけずに宣伝したい

ということで、私がインド人ブロガーとのつながりがあること、実際に記事でアクセス数を集めているということもあり、相談の依頼が来ました。

ただ、私にも「できること」「できないこと」がいろいろあるので、今回のケースで自分なりに現時点での見解をまとめてみようと思い、記事にしてみました。

 

インド人富裕層へのB to Cネット戦略について

現時点で私が思うインド市場における分析(というほどでもないけど)を書いておこうと思います。

 

1.インドは日本ほどブログ(文章)文化は深くない。

これは、インドでブログ文化が広まっていないというよりは「日本のブログ文化が深い」ということです。

なぜなら

識字率、言語の問題…日本人は殆どが日本語を使い、日本語を知っていますが、ここまで多民族国家なインドですと、皆が英語を使えるわけではないですし、識字率も田舎に行くと下がります。

日本人は文章を書くことが好き。読書も好き…日本には詩、短歌、俳句等、さまざまな文字文化があるように、日本人はとにかく書くことが好きと言われています。

地理的構造でインドより日本の方が思考が深まりやすい…これは一説なのですが、インドは人の流動が激しく、思考が深まったり広まったりすることはあまりないとのこと。多様性がある。一方で日本は、極東と言われる通り、西から伝わってくる文化がそれ以上東に広がることがないので、そこで思想が止まり、分析が深まると言われています。そのため、様々な分析が文章化されるとのことです。

 

2.インドのメインツールはWhatsApp

インド人、誰もが使っているSNSはFacebook、Instagram…ではなくWhatsAppです。WhatsAppは日本でいうLINEみたいなアプリケーションで、インドのほとんど人が使っています。

高級コンドミニアムでは、住居人同士のグループラインというのが作られており、そこでの情報共有があります。

例えば「今日家に来たメイドがパンを盗んだよ」「私も」

「JIOが新しい料金プランを発表するらしい」「試算出してみたよ」

などなど。コンドミニアム内の住人同士で情報をシェアしているようです。

 

3.インド人の若者内にインフルエンサーがいる

インドにも、SNSを駆使しインドの若者にインフルエンスを持つ人はいます。(後ほど紹介)彼らは報酬をもらい、自身のアカウントより商品のプロモーションをしています。

 

日系企業のインドB to Cプロモーションの事例

ここでは日系企業のインドマーケットにおけるB to Cの事例を紹介します。

 

CASIOの場合

電卓を販売した時の工夫ポイント:現地のニーズに合わせる

CASIOはインド市場ように電卓をカスタマイズ。1つはインド式「桁表示」への対応(グローバルスタンダードでは3桁区切りでカンマが打たれるが、インドでは最初だけ3桁区切りで、それ以降は2桁区切りとなる。

もう1つは「検算機能」。計算結果が出た後、それを巻き戻すもので、競合製品では多くても99ステップ前までが限界だったが、カシオは150ステップにまで拡張。これにより売上を伸ばした。

 

電子楽器を販売したときの工夫ポイント:実際に目で見て聞いてもらい、体験してもらう

より自国らしい楽曲を演奏できる新製品のアンバサダーに、アカデミー賞で作曲賞を受賞した映画「スラムドッグ$ミリオネア」で音楽を担当したA.R.ラフマンサン氏を2014年9月から起用し、セレブリティーの影響力が大きいインドのプロモーションを展開。

楽器の販売は音を聞いてもらわなくては始まらないため、カシオの営業マンたちは楽器屋や商業施設のイベントスペースに楽器を持ち込んでは、バイヤーや客を相手に、自ら楽曲を演奏してみせ、音色の美しさを売り込んだ。

 

MUJI INDIAの場合

MUJI商品のプロモーションの工夫ポイント:インドの影響力のあるインフルエンサーをイベントに招待し、自社商品の紹介をSNSでしてもらう

*ここではKayoreenaも日本人ブロガーとして招待してもらい、動画を作成させていただきました!

 

 

KOSEの場合

Spawakeの商品プロモーションの工夫ポイント:イベント(大学ミスコン)のスポンサーになる

こちらは大学内で開かれたミスコンのスポンサーとなり、若者の女性に商品を効果的にプロモーションするという方法。

 

こういった事例があげられます。

 

そこで、これらの現状を踏まえ、Kayoreenaがインド人富裕層へのB to Cネット戦略を考えてみると

1. インド人Youtuberを研究し、最も自社の商品のターゲット層に影響がありそうなYoutuberに連絡してプロモーション依頼する。

このときに、一人Youtuberを見つければ、そのYoutuberにコメントしている人や、その人がフォローしている人は関連する興味を持つ人が多いと予想。そこで「この人フォロワー数多いし、影響力ありそう」という人に声をかけてみる。ただ、富裕層はYoutube見るの?と言ったところは謎。

 

2. Facebookで活用されているコミュニティに参加し、必死に営業活動。

WhatsAppでのグループのように、Facebookでもインドコミュニティは多数存在すると予想。自分の顧客となりそうな人がいそうなグループを見つけ、オンライン・オフラインで交流してみる。でも、これも富裕層がいるか謎。

 

3.コンドミニアムグループにお金払って宣伝(笑)

情報交換が盛んにされているWhatsAppグループ内で宣伝をしてもらうようにお金で交渉する(笑)信頼している身内同士の情報交換のほうが口コミとして広がりやすいと思う。

 

4.SEO対策についてはまだ浸透していない→SEO取りに行く

インドにおいて、SEOはまだまだ入る余地があるのだそうです。自分のターゲットが調べそうなワードをサーチして、それに関するコンテンツを充実していけば、長期的に勝てる!

 

うーん…不十分な気がする!!!(笑)

 

ネット戦略が上手く思いつかない理由

どの層がどういうSNSを使っているかわからない

例えば日本だったら、高校生くらいの層はもうFacebook使わないから、Twitterとかでプロモーションするっていうのは有名ですよね。でもそもそも、インドの富裕層の人がどういうSNSやネットの使い方をしているか不明すぎ。WhatsApp使っているくらいしか情報がない。

 

インド人が信頼する情報源がどこかわからない

彼らはネットからの情報を信じるんだろうか、それとも家族からの紹介か、それとも友達?ブロガー?新聞?TV?

上記に示した通り、芸能人やブロガー、インフルエンサーに対する認識も日本と違うだろうし、どの人たちがどれくらい影響力があるのかわからない(モディ首相がめちゃくちゃ国民に指示されていることはわかるが)

例えば日本だったら、twitter、Facebook 、Instagram,キュレーションメディア…どういう位置づけでどういう人がいるかっていうのはわかりますよね。でもインドの場合、それぞれSNSや情報サイトがどういう役割をしているかまだわかりません。

 

こんな感じでしょうか…。

個人的には、スタートアップ企業の場合、お金をかけずにプロモーションするなら絶対WEB戦略は外せないと思っています。ただ、WEBをやるにもマーケティングができていないといけませんが、Kayoreenaの場合、インドのWEB事情はそこまで詳しくなく…。一般的なWEBの効果と、日系企業の事例を元に推測される効果的な方法について還元したまでとなりました。

長々となってしまいましたが、何をいいたいかというと「誰かアイディア持っている人おしえてください!」ということです。きっとそのノウハウは日系企業の今後の道標となりますし、今ある情報を皆でシェアしませんか…(とか言ってみた)

以上、インド人富裕層へのB to Cネット戦略について考えてみた、でした!

 

 

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インドで #polca をはじめました〜インドを発信するために新しいカメラが欲しい!〜 vol.323

2017.08.11

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