みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!
今日は、皆さんにぜひご紹介したい子がいて、その子の記事を書きたいと思います。
その子は、先日インドで10ヶ月のインターンを終えた飯塚なぎさちゃんです
なぎさちゃんはトビタテ!留学Japanでインドに10ヶ月インターンをしていました。前半はデリーグルガオンで、後半はムンバイでのインターンを終え、無事先日、日本に帰国したようです。
今回はなぎさちゃん(インターン)の目から見たムンバイの様子と、そして「インターンを振り返って」の彼女の言葉がとても良かったので、皆さんにシェアしたいなと思いました。
なぎさちゃんが感じたムンバイの様子
ムンバイに来てから早くも3週間が経ちました。インド経済の中心と言われるだけあって、都市全体に活気を感じます。
働く若者や女性の数も、デリーグルガオン地域と比べて多いという印象を受けます。同じインドとはいえ、今まで過ごしていた場所では味わえないような感覚や刺激を体感しています。最後の2カ月、非常に濃い時間になりそうです。
以下、生活(住処・食事・通勤)について書きます。
・住処
インド人家族の家でホームステイをさせてもらっています。ビューティシャンで料理上手なお母さん、美人で頭の良い15歳の女の子、運動が大好きで活発な7歳の男の子と一緒に生活させてもらってます。インド人だけど、海外経験豊富(ロンドン、ニュージーランド等に何年か住んだことがあるらしい)で、多文化への理解がありとても過ごしやすいです。
・食事
基本的には3食インド料理です。ホストマザーの出身がゴアなので、毎日美味しいシーフードカレーを出してくれます。ムスリムの家庭なのでビーフも普通に食べます。
食べる時間帯は、これまでよりは遅めです。(夜は、平均して21時とか22時から夕食を食べ始める感じです。)
←こちらはある日の朝食
・通勤
最初は、Uber(タクシー)を使おうとしていましたが、
- 1.朝の時間帯はとくに利用者数が多く、回線が混雑するため、車を呼ぶだけで30分もかかる
- 2.いざ車に乗っても、通常なら60分以内で着くはずの道が、渋滞のため2時間弱かかってしまう
- 3.値段も跳ね上がり、片道600ルピー程になる、
これらの理由から、ローカルの公共交通機関を駆使して通勤することにしました。
ローカル交通機関は、思っていたよりも快適で安全です。女性も沢山利用しています。日本人の私が困っていると、助けてくれようとする人が多いです。
*インドの女性車両
今まで移動するときはUberを多く使っていたので、今回はとても貴重な経験です。車移動ではわからない、別の世界が見える気がして楽しいです。
…とはいっても、安全には本当に気をつけます。
インドもムンバイも一言では表せないと思いますし、ましてや数ヶ月の滞在でインドのことについて偉そうに言える身分でもないのですが、あくまで、「私が見たインド」「私が見たムンバイ」を周りの人に伝えていけたらいいな、と思います。
こんな感じで、本当にたくましく生きてます!^^
インド日本人コミュニティで愛されていたなぎさちゃんも、先日無事日本に帰国しました。
そこでのなぎさちゃんが「インターンを終えて感じたこと」をFacebookに投稿しており、この内容がすごく良かったので、許可を取り皆さんにもシェアします。
なぎさちゃんが10ヶ月のインドインターンを終えて感じたこと
I finished internship in India!
10ヶ月という時間はあっという間に過ぎ、
2月1日に日本に帰国しました。
辛いことや挫折ももちろんありましたが(何度自分の無力さ・できなさを痛感したことか…)、それ以上に毎日が本当に楽しくてワクワクして好奇心に満ち溢れていて。おそらく22年間生きてきた中で一番自分が生き生きしていた時間だったと思います。
正直、一度も日本に帰りたいと思ったことはありませんでした。
とくに最後のムンバイでの2ヶ月間は毎日が刺激的でした。インド人の家にホームステイしたことに加え、インド企業(IT地図業界最大手)でのインターンは本当に貴重な経験でした。
その企業は創立25年。すでにインド国内に5000以上のクライアントを持ち、さらに年間成長率が140%という、まさに勢いのある企業という感じでした。
また何より、そこで働くインド人の優秀さを毎日ひしひしと感じていました。(日本企業で働くインド人とは少し違う、と個人的には考えています。)
まずは、学歴です。マネジメント層はアメリカやイギリス等海外の大学・大学院での留学経験、またMBAを取得しているような学歴があり、それ以外のインド人も国内の一流大学でMBAを取得することは当たり前という感じでした。
次に、若さと熱意です。
オフィスで働くインド人の平均年齢は28歳位で、非常に活気がありました。
あとは、誰かに仕事を与えられたり指示されるのを待つという受け身な姿勢ではなく、自分から貪欲に色んな所に飛び込んで新しいビジネスチャンスを作りにいくという主体的な意識が物凄く高かった印象を受けました。
また、彼らは毎朝、インド国内の新聞を3種類くらいチェックして、常に新しい情報にキャッチアップ&色んなところにアンテナを張るということを欠かさずにしていました。
こういう優秀な若者が未来のインドを作っていくのだろうなと思いました。
そんな優秀で意識が高くて熱意のあるインド人がいっぱいいる中に、日本人たった1人で、毎日食らいついていくことが精一杯でした。連絡・相談・会議・クライアントに出すメール等、全てが英語。最初はついていけませんでしたが、場数を踏んでトライアンドエラーを繰り返していたら改善しました。
お昼の時間はみんなヒンディー語を話すので、最初は全く会話に入れなかったのですが、こちらも負けじと、「自分が話の中心となれるような会話」を振ってみたり、趣味を披露してみたり、自分の存在感を如何に高めていくかということを考えて試行錯誤した結果、徐々にコミュニティの中で馴染んでいけるようになりました。
現時点では自分に経験もスキルも何も無く、ただただ着いていくことで精一杯な状態でインターンを終えましたが
近い将来、今度は仕事でインドに来て、彼らのような優秀なインド人とビジネスの場で対等に渡り合っていける人間になっていたいと強く思います。
インド生活は終わりましたが、今後はインターンを通して認識した「自分の課題」の克服のために邁進していきたいです。
読んでくださりありがとうございました。
私はなぎさちゃんが感じたことは、本当にそのとおりだと思いましたし、この年齢で今のインドの国を見れたことは、きっとこれから大きな財産になるんだろうなと感じました。もちろん、それはなぎさちゃんが自分で主体的に学んでいったからなんだと思います。
私も同じくインドに関わる人間として、たくさんの若い人にこの国に触れてほしいと思っています。そして、私よりもっと若いなぎさちゃんの言葉なら、きっともっと若い子たちにも届くのではないかなと思い、今回なぎさちゃんにお願いして引用させていただきました(なぎさちゃん、ありがとう!)
ぜひ日本に帰ってきたなぎさちゃんの話を、皆さん聞いてみてください。そして、ソレをきっかけに日本国外の世界に一歩興味を持ってもらえたらすごく嬉しいなと私は思っています。
今回はインドで10ヶ月のインターンを終えて感じたこと、と題して、なぎさちゃんの言葉を紹介させていただきました。
なぎさちゃん、10ヶ月のインターン、本当にお疲れ様でした!ありがとう!
KAYO OSUMI
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