119 海外で看護師として働くためには【前編】

こんにちはー(*^^*)Kayoreenaです!

今日は、お昼に区役所時代の先輩とランチに行きました。会うのは3年ぶりくらい??

私の社会人スタートは保健師で区役所勤務(性格には健康福祉センターというところ)だったのですが、その当時、私が母親学級で担当した妊婦さんが、区役所の先輩だったのです。

 

その時まだ先輩のお腹にいた赤ちゃんが、なんと今では3歳半のお姉さんに!!とても感動しました…!

ちょっと照れながらも、きちんと「こんにちは」って挨拶してくれたし、帰りも「また会おうね」とバイバイしてくれました。

かわいい…!!(T_T)

こうやってどんどん成長していってほしいなーと感じました^^

 

先輩は当時と比べ「見違えた!」と私のことを褒めてくださいました(*^^*)

当時はもっとふわふわしていて、既に「エプロンが似合ってなかった」とのこと(笑)

エネルギーはあったけど、ここが大角さんの居るところではないのかも…ということも感じたとのことです。

↑これ区役所時代の写真。社会人1年目。適当に持ってきたけど、大丈夫でしょうか皆さんw

確かに、当時はいろんなことで悩んでいたのでね、本当に区役所時代の先輩方や同期には迷惑や心配かけまくったと思います。

無事インドに着陸できて、本当によかったです。

きっと当時「海外で働くから区役所やめる」って言ってたことは、誰も信じてくれてなかったと思います…笑

 

資格を持って海外で働くことについて

なぜ区役所を選んだかというと、私は看護師免許保健師免許を持っていて、最初は「医療者として海外で働こう」と思っていたのです。そのため最初は保健師として区役所勤務をスタートしました。

それがなんだか知らないうちにいろいろ右往左往して(笑)いまインドで人材コンサルタントとして働いています。

私は親が公務員だったこともあり、資格と言っても「教員免許」「医師」「看護師」「消防士(って資格?)」…くらいしか本当に知らなくて、その中でたまたま「看護師」「保健師」を選択したのでした。(世の中にはもっと資格ありますよ。ぜひ調べてみてください)

当時はリサーチ不足のため「資格で海外で働くのは違うかも」と、訳のわからないことを考え(笑)

免許を使って働くことは二度としない

と決めて、転職したのですが、実際調べてみると「看護師免許を使って海外で働く」ことは可能だそです。

今日はそれについて話してみたいと思います。

看護師として海外で働く方法

まず、海外で看護師として働くためには主に2つの方法があるみたいです。

1.看護ボランティア

2.看護師として定住して働く

この2点です。今日はその1「看護ボランティア」について。

看護ボランティアとはその名の通り、海外で看護が必要な人に無償で看護を提供する活動のこと。場所は主に発展途上国になります。定住して働く看護師と比べてのメリットは「期間が決められていること」「語学力に自信がなくても参加出来ること」です。

主に看護師に利用されている「看護ボランティア団体」は下記の3つ。

1.青年海外協力隊

2.国境なき医師団

3.ジャパンハート

それぞれについてみていきますね。

青年海外協力隊

日本政府の「ODA(政府開発援助)」の一環として、独立行政法人国際協力機構が実施している事業です。
開発途上国などの要請に基づき、技術や知識を持った日本人を現地に派遣します。派遣先は途上国で、看護師や保健師は実務経験が3年以上必要になる場合がほとんどです。

語学力について
英会話日常会話程度(英検準2級・3級、TOFEL 410以上)のスキルで十分。

派遣期間原則2年間。

給与について基本的に無給。しかし、派遣先の物価水準に合わせた生活費の支給はあり。

しかも
帰国後の生活のために、国内積立金として月額85,000円が日本の口座に振り込まれるとのこと!

(※2015年6月時点)

海外青年協力隊については、自治体によって「休職制度」もあるため、うまく利用していけば、2年後職場復帰できる事例もあります。

 

国境なき医師団

国境なき医師団の活動は青年海外協力隊とくらべ、緊急性の高い医療ニーズに応えることを目的としています。
活動のほとんどが、個人を中心とした民間からの寄付金によって、まかなわれています。活動が有名であり資金の循環がいいため、ボランティア活動でありながら給与が支給されることが特徴です。

派遣期間…6ヶ月~1年程度
給与初めて参加する場合は月額153,106円。参加期間が積算で1年を超えると昇給する仕組みになっているとのこと。

ジャパンハート

日本発祥の「NGO(非政府組織)」

医療の届かないところに医療を届ける”を理念に活動しているとのこと。
通訳がいるため、語学力に自信がない人でも安心して参加できることが特徴。

 

派遣先…アジアの発展途上国(アフリカ、中南米等は含まれず)
応募資格…語学力やキャリアは不問
派遣期間…2日~1週間ほどの短期
給与…無給
☆参加には、6万円~10万円程度現地医療活動費を支払う必要があるものの、活動地での宿泊費・食費は無償提供されるとのこと。

 

はい、メインどころを3つ紹介しましたが、他にも探せばあると思います。その他、病院で独自に行っている研修もあるでしょう!医療は最強の資格だと思いますので、是非医療者の人はそのスキルを活かして海外へのきっかけを掴んでみるのはいいかもしれません。

ただ…

(ここからが面白いよ笑)

 

私もはじめ、青年海外協力隊を目指していたのですが、結局挑戦しませんでした。

これらの活動がボランティアだからです。

私はボランティア活動を決して否定するわけではないのですが、私個人としては、ボランティアをする前に、自分がお金を稼いで自立することのほうが大切だったのです。

ボランティアするのはいいけど、自分の明日の生活は?(というところまで貧乏ではないですが笑)

継続できないボランティアは、結局自己満足になってしまうのかなーと感じ、「自分の成長のために海外にボランティアにいく」というのは違う気がしたのです。成長は日本でも出来ると思いますし…

となると、日本でスキルを付けるほうが大切なんじゃないか?ということや、そもそも医療を続けることは私が目指すことなのだろうか?といろいろ考え、結果、医療免許はもう使わないという結論になりました。

私は決してボランティアを否定するわけではないですし「やらないよりやったほうがいい」ということも激しく同意です。ただ、自分が目指すものとは違った…というところです。

 

明日は「海外に定住して看護師として働く」ことについてお話します。

全ては「手段」であり、自分のやりたいことにたどり着く方法として適切であれば、ぜひ選択してみてください^^

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KAYO OSUMI

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月よりインドの現地採用で就業。当時よりインドに進出する日系企業向けに、インド現地の話題やビジネスに特化した記事を合計600本以上執筆してきている。2018年1月から東京拠点に移し活動を続ける傍ら、現在は株式会社メルカリのインド人・外国籍エンジニアの就業支援。引き続きインドのマーケティング、調査、人材採用を強みとする。
Kayoreena
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