「アイディアをビジネスに」 Side Project-副業- の発表会を実施しました vol.499

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みなさんこんにちは!Kayoreena(@kayoreena1021)です!

 

先日、社内の活動で「個人のSide Project(副業)を発表し合うイベント」を開催しました。

 

Kayoreena
私が所属する会社では、5人以上メンバーが集まると部活として認定され、1ヶ月1万円の部費が支給されます

 

このイベントはz-sideprojectという部活が主催するキックオフイベントとして開催されたのですが、今日はそのイベントの様子と、部活の内容について皆さんにシェアできればと思います。

 

z-sideprojectってなに?

Kayoreena
こちら社内のSlackで告知する際にメンバーのRileyが手作りで作ってくれた画像!気合入ってる!笑

 

このz-sideprojectは社内のメンバー同士で、個人のSideprojectの話をオープンに話し、お互いのビジネスアイディアをブラッシュアップしたり、協力者を募ったりする場として誕生しました。

 

ある日、社員同士のコミュニケーション活性化のために行われた「好きなトピックについて10分間プレゼンをする」カジュアルなイベントに参加したときに、インドから来たエンジニアのUtkarshが、自分が考えているビシネスのアイディアについて発表しました。

 

それを見たハワイ出身のRileyが

 

Riley

Utkarshのアイディア良かった!

こういうビジネスの話を、もっとディスカッションして深めたい。

会社は副業を推奨しているし、個人でプロジェクトを持っているメンバーも多い。メンバーを集めて、個人の活動を活性化させたい。

…そうだ!これを部活にしよう!

 

と立ち上がり、

 

Riley
もちろんKayoさんも、はいるでしょ?

 

と声をかけてくれて

 

Kayoreena
はい(´・ω・`)

 

という感じで、軽いノリで(笑)この部活に誘われてメンバーになりました。

 

が、

 

私自身はこの部活のコンセプトにとても賛成でした。

外国籍のメンバーは、もちろん個人差はあるものの、お互いにアイディアを競い合うことが好きなメンバーが多いんです。

お互いのアイディアをぶつけ合い、高め合える環境は、私自身もこの会社で作りたかったし、この部活はそれが実現できそうと思いました。

 

z-sideprojectがやったこと

 

Kayoreena
こちら社内のSlackで告知した内容文です

 

z-sideprojectは、現在副業を実施しているメンバーの悩みを解決したり、一歩踏み出すための知恵を提供したり、協力者を募ったり、そんなプラットフォームとして成長させたいという思いがありました。

例えば外国籍メンバーが日本でプロジェクトをスタートさせようとしたときに、日本人視点のビジネスのフィードバックがほしいと思っているメンバーは数多くいて、そういった多国籍メンバー同士のディスカッションを、この場では提供したいと考えました。

 

そこで初回のイベントでは、有志でスピーカーを集い、スピーカーに各々やっている副業について発表してもらいました。スピーカーはせっかく発表してもらうため、発表を聞く参加者全員からフィードバックをもらえるように、参加者にお願いしました。

 

Kayoreena
いろいろな国や経験を持つメンバーが社内にはいるため、フィードバックもバラエティ豊かになるなと!

 

当日は3人のスピーカーが発表してくれたのですが、メンバーのUtkarshも、スピーカーとして発表も行いました。

 

 

Utkarshは、インドに存在する「キラナ」という個人商店についてのビジネスプランを発表しました。

 

 

 

Kayoreena
インドの小売業は確実に伸びる市場ですが、グラフの通り 88%がTraditional Retail=まだデータ化されていないマーケットとなっており、ここをどうマーケティングするかが今後の小売業を伸ばす鍵であると、Utkarshは説明していました

 

参考資料

 

セブンイレブンのインド進出はうまくいくの?〜インドのコンビニ事情〜 vol.497

2019-03-05

 

▷こちらの記事でもキラナについて詳しくまとめています。

 

こういったマーケットは未だに家族経営で運営されているため、データの管理が曖昧であり、中には脱税などで売上を誤魔化したい意図もあり、なかなか機械の管理が進まないのが現状なんだそう。

その問題をどうやって解決するか?についてアイディアを出しました。

 

Kayoreena
当日は、Utkarshの発表を通訳しましたが、難しかった(笑)普段から通訳やっているメンバーを尊敬。

でも、こうやって(無理矢理でも)両言語同時開催でイベントして、なんとかお互い言語理解し合おうっている姿勢は大事だと思う。

大変だったけどよかった!

 

初回のイベントはたくさんのメンバーに参加してもらい、無事終わりました。

 

Kayoreena
ちなみにこの日のイベントの様子、後日社内のオウンドメディアに取り上げてもらいました〜!そちらも見てみてください。全編英語です!

 


するとメンバーのRileyからツッコミが…!

 

 

Kayoreena
バレたw

 

Sideproject=副業に対する意見

▷z-sideprojectは3つのMissionを掲げています(意外と本気)

 

この活動をする際に、何人かに協力を募ったところ、ネガティブな意見ももらいました。例えば「メンバー同士で副業の話をすることに抵抗がある」とか「それは本当に意味のある活動なの?」などなど。

 

日本において、まだまだ副業を禁止する企業が多いことも事実です。

本文より

就業規則などで禁じている理由で最も多いのは、「社員の長時間労働・過重労働を助長するため」が44.8%(複数回答)。次いで「労働時間の管理・把握が困難なため」(37.9%)、「情報漏えいのリスクがあるため」(34.8%)と続く。 

 

ただし、他の国の事情を見てみると、個人のプロジェクトを持つことに前向きなメンバーもたくさんいます。そういったメンバーは、日々いろいろな情報を集め、ビジネス感覚を磨いています。

こういった感覚を持っているメンバーとそうではないメンバーでは、日々の行動に差が生まれてくると思います。そしてその差は、どんどん大きくなっていきます。

どんなスモールステップでもいいので、もし自分のプロジェクトを持つことに感心のあるメンバーは、一歩踏み出してみることが大切かと思います。

 

Kayoreena
発表をしてくれたメンバーの中には、8年間かけて自分のアプリを改善しているメンバーがいました。コレは本当に、凄い経験値になると思う

 

こういった活動は一種の事例ですが、今後もなにかの参考になればいいなと思います。

 

Kayoreena
次回はついに500本目です(´・ω・`)何がトピックにあがるでしょうか!!お楽しみに!

 

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KAYO OSUMI

函館生まれ 北海道大学医学部卒。2016年9月よりインドの現地採用で就業。当時よりインドに進出する日系企業向けに、インド現地の話題やビジネスに特化した記事を合計600本以上執筆してきている。2018年1月から東京拠点に移し活動を続ける傍ら、現在は株式会社メルカリのインド人・外国籍エンジニアの就業支援。引き続きインドのマーケティング、調査、人材採用を強みとする。
Kayoreena
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