ラクシャー・バンダン（रक्षा बंधन Raksha Bandhan）に参加しました　Vol.320

みなさんこんにちは！Kayoreena(@kayoreena1021）です！

今日8月7日月曜日は、数少ないインドの祝日です。1日おやすみでした。

今日は28歳インドで起業した「起業系男子」に誘われ、起業系男子のインド人パートナーの住む家に行きました。パートナーが起業系男子に「祝日だから、家でお祝いしよう」とお誘いしたそうなんです。

インドの人は親しい関係になると家に招待してくれることが多い！

今日は「ラクシャー・バンダン（रक्षा बंधन Raksha Bandhan）」というお祭りの日なのです。

ラクシャー・バンダン（रक्षा बंधन Raksha Bandhan）とは

兄弟と姉妹の関係を祝うヒンドゥー教の祭礼。ヒンディー語で「保護者の絆」を意味します。

姉妹は兄弟の右手首にラーキー（吉祥の紐）を結びつけ、兄弟は返礼として贈り物を姉妹に与え、姉妹を保護することを誓います。

家族全員で祝うのが一般的。ラーキーを与える相手は、必ずしも血縁の兄弟である必要はありません。どの男性もラーキーを結ばれることで、一時的に兄弟とみなされ、特に従兄弟には兄弟同様に結ばれます。

今回、起業系男子のパートナーAnilさんの家にも、親戚が集まり（この祭日の為に800km離れた街から来た親戚もいた）儀式を行います。

インドではこういうお祭りやお祈り、すごく大事にしてる印象。日本人って、お祭りやお祈りの本来の意味を正しく理解していない人多いけど、インドの人は「なんでこれをやるのか？」と聞くと事細かに説明してくれる

そして、今回Kayoreenaもラクシャー・バンダンでラーキーを結んでもらいました。

まずはじめに、

Anilさんの奥さんにより「おでこに赤ポチ」をつけてもらいました。

この赤ポチ、ティクリ（ビンディ）というらしく、男性も女性も付ける宗教的な印であり、また悪霊から守護する役目も果たしている。幸福のシンボルとする説もあり。

その後

花びら頭にかけられました。

頭にちょこんと乗ってるのが花びら。Anilの奥さんが何かを投げてくる素振りをして、何か飛んできたから怖くて目をつむってたら花びらだった（笑）インドではこういう儀式多い気がする

そしてメインイベント、右手首にラーキー（吉祥の紐）を結んでもらいました。

若干疑いの目…笑

へー、これがラーキーというのか。高校生の時とか、ミサンガとかつけてたな〜

最後は儀式の締めでインドの高級スイーツバルフィを【無理やり】食べさせられました（笑）

Kayoreenaが食べたお菓子「バルフィ」

インドではお祝い事には必ずみんなにスイーツが振る舞われます。
お祝い事に好まれる、やや高級な部類のスイーツの代表格が「バルフィ」です。原料はカシューナッツやココナッツや砂糖など、高カロリーな感じ。銀箔がついております

おでこの赤ポチはこんな感じ。

休日なので基本的にすっぴんですが。。

Anilさんの親戚がたくさん家に集まっていました。

儀式の後は皆でランチです。時間は15時頃。お祝い事があったので皆忙しかったらしく（かなり）遅めのランチでした。

Anilさんの奥さんお手製のカレーです。

ダルカレーとパニール（インド版チーズ）のカレー。量多くてご飯半分くらい残した（ごめんなさい）

お菓子も振る舞ってくれました。インドの人は至れり尽くせり！

今日はだいぶインドっぽい記事だったけど、どちらかというとこっちが日常。テクノロジーやITもガンガン発展する一方で、インドの昔からの風習が今も変わらず。私達が多国籍料理を好み、色んな国の味を知っていったとしても、最後は白米・お味噌汁が一番落ち着く…そんな感覚に似ていると思います

もうすぐインドは独立記念日（8月15日）インドの3大祝日の一つです！インドの人は、その日に向けてさらにお祭りムードを高めているのでしょうか？

また後日レポートします。以上ラクシャー・バンダン（रक्षा बंधन Raksha Bandhan）の様子をお届けしました。

この記事を書いた人
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KAYO OSUMI

函館生まれ　北海道大学医学部卒。2016年9月よりインドの現地採用で就業。当時よりインドに進出する日系企業向けに、インド現地の話題やビジネスに特化した記事を合計600本以上執筆してきている。2018年1月から東京拠点に移し活動を続ける傍ら、現在は株式会社メルカリのインド人・外国籍エンジニアの就業支援。引き続きインドのマーケティング、調査、人材採用を強みとする。