みなさんこんにちは!インドブロガーのKayoreenaです。
本日はアドベントカレンダー8日目です。12月の頭から25日まで連続でインドに関する記事を更新しています。
*先週末はW杯のため、執筆時間が取れなかったため更新が滞ってしまいました。お詫び申し上げますmm
今回のテーマは「数字で見るインドと日本」というテーマです。
日本とインドを語る時に、いろいろな人がいろいろなことを主観的に話しますが、そういった意見を排除し、誰もが客観的に判断できる指標で、最も簡単で重要なものが「数字」と言えるでしょう。
なので今回は簡単に数字を使ってインドと日本の比較をして、インドに関する理解度を深めていくことをやってみたいと思います。
数字で見る日本とインド
週末の夜はバンガロールの中心部は本当に若者で溢れかえってます。高度経済成長の日本みたいな感じ?(体験してないけど)
2020年時点の平均年齢(国連調べ)がインド28.4歳、日本の48.4歳。特にバンガロールは若い人多くて、夜遅くてもまるで昼間のように街に人たくさんいる。#インドメモ pic.twitter.com/JAfiHHfwLX
— Kayo Osumi🇮🇳India Blogger (@kayoreena1021) April 10, 2022
まず人口から。
日本:1.257億 (2021年)
インド: 13.93億 (2021年)
となりますので、インドの人口はおおよそ日本の11倍ということになります。
日本の人口は皆さんご存知の通り減っていますが、インドはそれと比べて人口が増加しており、なんと来年2023年には中国を抜いて1位になることが予想されています。
以前の統計では28年ごろといわれたかわ、遂に来年インドが世界1位の人口に。
経済発展は人口の伸びが非常に重要であるため、やはりインド🇮🇳は市場として絶対無視できない位置であることは変わりない。6年前からこの瞬間を待っておりました✨笑#インドメモhttps://t.co/7TzcQHTfvB
— Kayo Osumi🇮🇳India Blogger (@kayoreena1021) July 12, 2022
次に平均年齢です。2022年現在、
日本 48.6歳
インド 28.1歳
Average Age by Country 2022 で確認いただけます。日本は世界ランク2位です。
1位のモナコは分析として、ヨーロッパで最も裕福な国の一つであることから、近隣国の退職者の移住により平均年齢が挙げられているのではないかと言われています。日本には特にそういった特殊な理由はなく、平均年齢なども世界的に高いことから、全体的に社会が高齢化していることがわかります。
2020年の世界の年齢中央値は31.0歳で、70年前の1950年の値(中央値23.6歳)に比べて顕著に伸びています。これは、医療やインフラの進歩により、人々が全体として長生きできるようになったことを示すものであります。中央値は、原則として、人類の発展や生活水準が高い高所得国で最も高くなっており、同様に、所得の低い低開発国や後発開発途上国では低くなっています。
次は平均所得
日本:433万円(2020年)
インド:160−180万円程度(こちらのブログ記事より)
だが、諸説ありそう。
ここでは少しインドの年収でネットで言われていることをまとめてみたいと思います。
インドの平均年収はいくら?のビジネスコラムによりますと、平均年収は160−180万前後であるものの、職業により大きな偏りがあると言われています。
平均年収が100万円を下回る方もいれば、年収が1,000万円を超えている富裕層も存在します。そのため平均年収だけでは、インド人の暮らしをイメージすることは難しいと言えます。
別の調査によると、インドの家族の平均年収は月額23,000ルピー程度であり、インドの世帯の約69%が経済的不安に苦しんでいると伝えています。
調査によると、4.2 人のインド人家族の平均収入は月 23,000 ルピーです。インドの家族の 46% 以上が、月収が 15,000 ルピー未満、つまり最低収入のコホートに属しています。インドの世帯で贅沢な生活水準にあるのはわずか 3% であり、そのほとんどが高所得層 (高中層および金持ち) に属しています。
Average Income Of Indian Family Is Rs 23,000 Per Month: Survey
ちなみに23,000ルピーというのは日本円で36,800円程度 ( 1ルピー=1.6円で計算 2022年12月)なので、年収が44万円前後になる計算です。私の感覚ですと、この金額はデリーなどのTier1で働く大学新卒の初任給と同じくらいかなーという印象ですが、インド全土だとこれくらいなのでしょうか。
こちらの記事ではインド人の平均月収は21,000ルピー前後と言われているため、今回で言うと後者の記事と相場観が一致しています(この記事はアメリカ発祥の教育系プラットフォームCheggという媒体に掲載されていた記事です)
インド経済は変化し続けており、給与も変化しています。増えることもあれば、減らないこともあります。それにもかかわらず、年々給与が大幅に上昇しています。パンデミック後、給与は約9%上昇し、今後数年間は上昇し続けると推定されています。インド人の月平均給与は約 INR 21,000 ですが、業界や役職によっては INR 31,900 まで増加する可能性があります。インドの最低月給は INR 14,000 です。これらの数値は人によって異なり、他の要因も影響するため、決定的なものではありません。
このようにインド国内で平均年収を算出するのは、所得層のばらつきが日本より大きいため非常に難しい指標の一つです。そのため、ターゲットにする層や地域で絞ることが非常に重要であると言えます。インドの富裕層は、日本の富裕層よりはるかに高い金額を保有しています。
参考までにこちらの動画を共有します。
今回は簡単な比較でしたが、もし聞いてみたい指標などありましたらぜひコメントください!
KAYO OSUMI
最新記事 by KAYO OSUMI (全て見る)
- 名探偵コナン 過去最高の興行収入 地方×アニメの新たな可能性 - 2024-05-27
- メルカリインドの2年目を振り返る 2023年で起こった重要事項 #MercariIndia - 2023-12-17
- インドでウェディングフォトを撮影しました ー準備・衣装編ー - 2023-06-14
- 第6回インド出張 バンガロール編 してきたこと - 2023-06-08
- 水曜夜10時 ラジオ番組「Tabata Bar」スタートしました #タバタバ - 2023-04-16